
今年は関東チャンピオンシリーズ参戦予定の奥さまを全力サポートでスポット参戦する予定でしたが、某研究所化学兵器の攻撃により開幕戦から4つが中止または無期限の延期になってましたので、第5戦の宝台樹ラウンドが実質の2020年シリーズ開幕戦となりました。
宝台樹は関越スポーツランド亡きあとの第二のホームコースになりつつあり、奥さまの所属なさっているクラブで維持管理をされていることもあって、一番走られているコースですので、なんとかいい成績が取れないかなと期待して臨みます。
直前の天気予報は雨マークが残ったまま土曜朝を迎えます。
前夜から朝にかけての雨は上がってなんとか傘いらない程度になってきました。
コッテリした前半セクションと、奥側を封印して微妙に速度の乗らない苦手区間しかないコース。
コース図で見るよりはこねくり回す感じではないものの、逆にグリップでハンドルクルクルか、チョン引きしまくるか意見の分かれそう。
サイド無敵のインナーシューなので長いホイールベースと重たいハンドルをグリップで行くのはか弱い奥さまの腕力(ココ重要!!)では大変になるのでうちの場合はチョン引きしまくりがリズム取りやすいかな。
普段の練習はご自身で色々お考えになられるようにしているんですが、前日練習は前走の僕の隣で戦闘速度教習していただきます。
路面コンディションが微妙なときはそこそこいい感じでしたが、午後路面が良くなるにつれてライバルの皆さまもタイムがあがって行くので終わってみるといつものタイム差で終了。
ここ宝台樹の天候はコロコロ変わるので、明日のコンディションとコースでどうなるんでしょうね。

今夜の宿は会場から1分かからないとこにあるペンションです。
15:00に片付け終わって、15:15には早くもお風呂キメてます。
同じ頃チェックインされた現行クラウンハイブリッド(落ち着いた富裕層ですね)で来られたご家族のダンディーなおじいさんとお風呂でお話してると、
オジサマ『家から5分くらいのところに昔関越スポーツランドってところがあったけど、今もやってるのかね』
ましゃ 『 あれは電気畑になってしまったんで、ここのスキー場を整備中なんですよ~』
オジサマ 『ジムカーナは一度もやったことは無いんだが、何度か観に行ってたんだよ。当時はシビックタイプRとかインプレッサが土手を登って行ったり・・・』
と、最盛期のジムカーナをご覧になられていたご様子で、ジムカーナを知ってるだけでもびっくりですが、やったことないのに楽しみに観覧してる一般の方がいらっしゃったんですよね。
今の世の中も僅かなクレーマーの声だけにびくびくするけど、なんとも思ってないとか、別にいいじゃんって人はわざわざ『めっちゃ気になりませんよ』って言いに来ないだけなんですけどね。
5万人:1人でも、文句言う1人の顔色伺う変な世の中になっちゃいましたね┐(゚~゚)┌
湯船で長話してしっかり温まったあとは

とりあえず晩御飯まで2時間あるので反省会スタート( ・_・)ノ
からの・・・・
寝落ち(o_ _)o.。oOO
そして夕食付きコースは

フレンチ風でボリュームたっぷり♪

明日試合なので控えめにボトル1本と

食後酒代わりににベイリーズでアイリッシュクリーム
そして本番当日
小鳥の囀りで目覚める高原の爽やかな朝

通常より1時間早く用意してもらってゆっくり朝食を取ってゲートオープンの時刻に出発しても

十分な準備と洗車の時間があります♪

コースは昨日のパイロン配置を基準に回り方がちょっと厳しくなってるけど、十分なパイロン間隔はあります。
超絶狭小セクションで出来たもの勝ちじゃなくて、急げば忙しいし、丁寧に走れば十分間に合うっていう小心者の保険走りにはある意味厳しい良いコース設定ですね。(みかちゃん・・・困るよ)
僕にとっては稼ぐ外周無いので、稼ぐよりドラムブレーキの利を生かして確実に完走して、昨日から全く歯が立たないロードスターRFの地区戦ドライバーFJTさんの失敗待ち(する訳ないけど)
ゼッケン3番なので慣熟歩行の輪郭濃いままスタートラインへ。
保険走りということでもないんですが、確実にやれる操作をやっていこうという奥さまへの指示した走り方を実践してみます。
1本目
基本的にフロントタイヤを信じてない&ハンドル素早く回せない対策の連続チョン引きの前半セクション。
下の折り返しから上がっていくところだけちょっと曲がんなかったな~
ギャラリー前は今日唯一の踏みどころなのでちょっと流し気味に全開キメます。
車速を落とし過ぎないことを最優先に気をつけてそーっとブレーキ掛けながらの下折り返し。(と言ってもちょっと怯んで車速落ちちゃう)
登りギャラリー前もブレーキ踏み過ぎないように気を付けて降りて行ったらあとはよくある感じのゴール前テクニカル。
最後の270°ターンは丁寧にパイロン見て、タイミングも見計らって、焦らずサイド!
さすが本番タイヤはフロントがターン中でもしっかりグリップ感あるな~とサイドレバー降ろしてハンドル切り足すとぐいぐい内側に入っていき、
『なんだかうまい人みたいな超絶ターンになってるんじゃね♪』ってちょっといい気になってると、座ってたオフィシャルが立ち上がって走り出す姿が見えてからのゴール!!(良いから集中しろ!)
そして右窓からオフィシャルを追うと、さっきの270°パイロンが無残に潰れてる姿をみて超絶ガッカリ((+_+))
あんなに丁寧に見て丁寧に回ったつもりだったのに。。。
奥さまは果敢に攻めて、それなりに上手く走り切り、8台中5位で折り返し。
裏バトルの奥さまvsTAKENOKOさんとの対決はアドバンテージをもって折り返しです。

お昼ご飯は群馬名物鳥めしに

クルーゼ隊長から奥さまへの献上メロン
めちゃめちゃ甘~~ぃ♥️
宝台樹は朝イチのダストが掃けるだけで0.6~0.8秒くらいは勝手に上がるから、2本目勝負だと言い聞かせて落ち着いてスタート
2本目
1本目スライドが多かった部分を少し押え、曲がらなかった4番パイロンをちょっとサイドに頼って大きく中間タイムを上げての最終270°パイロン!
アプローチを若干上に向けてからのサイド引いて、確実に回し込める姿勢にはなっているのは分かっているけど、1本目のトラウマでハンドルを内側に切り足す勇気無くてリアタイヤだけで無難にターン。(弱っ!!)
当然次の折り返しもキツくなっちゃうのでサイド多めの保険ゴール。
なんとか7秒台に入れたものの、その時点でトップにはギリギリ届かず、更に0.2秒ほどタイムアップなさったFJTさんに続いての2番手で終了~
奥さまは綺麗に走り過ぎて踏み込みがおろそかになって若干のタイムダウンでした。
実力は出し切ったので!というか、いつも通りの雰囲気ですが、高級オイルと帰りの高速代くらいは回収できてよかった( ̄▽ ̄;)
その他いろいろ
夏の山奥はものすごい虫がすごくて、

蜂や虻が凄いたくさんいるうえ、付きまとってきます。
特に黒いものと、フルーツの匂いに寄ってくるので、奥さまが何か食べようとすると寄ってきます。
刺されちゃった人もいましたね( ; ゜Д゜)
今回のイベントはコロナ禍中ということで、開催にあたって主催チームは現在やれることのすべてを比較的高い意識でされていたと思います。
そもそも普段激込み電車で通勤してて、オフィスビル地下階で数十人の人と仕事してる身としては、オープンスペースで、車一台あたり2m×5mのパーソナルスペースが確保されているジムカーナにおいて、無用なハグや大声でのじゃれ合いをするのでなければ何が問題になるのか分からないというのがスーパー個人の感覚です。
オフィシャル、特に計時や事務局は密室になりがちなので、そのあたりは絶対に感染者を入れないという部分を徹底することにはなると思いますが。
(換気とか三密とかいう以前に、感染者が居なければ誰も感染しないわけで…)
まず、事前の問診表提出とゲートの体温測定。
免許とライセンスは事前にコピーを用意して、当日はホンモノを透明スクリーン越しに裏表確認。
開会式並びにドラミは各自のパドックでの放送のみ。
車検も触れずに目視で
表彰式も対象者と撮影者のみで、商品授受はセルフサービス
結果は練習会、本番を通してクラウド上のスプレッドシート共有閲覧のリアルタイム表示システム。
練習会 本番
(👆これはコロナ禍じゃなくてもずっとやって欲しい便利システム)
エントリー台数も少ないのにクラス分けが多くて面倒くさいうえ、コロナ対策にもわずかな期間で良く準備なさったと思います。
ノー天気な無法者たちが強硬執行してるって思われるのもアレですし、もちろんこのイベントがクラスター発生となると今後の他の競技主催にも大きく影響するので、主催者の心労はかなりのものだったと思います。
おまけに予想外の異常な暑さでしたね。
関係者の皆さま、現場で絡みのあった皆さま
本当にお疲れ様でした。
次戦が無事迎えられるよう夜のお遊びと不特定多数とのHな交流を避けて
(あ、心配ないですか。そうですか。)慎ましく情勢を見守りましょう。