
高山・白山白川郷ホワイトロード・帰宅編
旅もいよいよ最終章、帰る前に高山市へ立ち寄る。
以前から評判の良かった前畑点心堂へ。
豆板、くるみせんべい、橡の美せんべいを購入する。
家族へのお土産、そして従業員へのお土産。
旅先で「これを持って帰ろう」と思えるものを見つけるのも、旅の楽しみの一つだ。
そして、ここから中部縦貫道路を利用して最後の目的地、白山白川郷ホワイトロードへ!
岐阜県側から石川県へ向かうホワイトロード。
料金所を越えると、いよいよ山深い道へと入っていきます。
さっきまでとは明らかに違う山道らしい勾配が続き、右へ左へとカーブを重ねながら、白山の懐へと分け入っていくような感覚です。
白川郷辺りがどんどん小さくなります。
今回の旅は、観光地を効率よく回る旅ではなく、ドライブが好き、自然が好き。
だから、最後も「道」を選んだ。
白山白川郷ホワイトロードは、岐阜県白川村と石川県白山市を結ぶ山岳道路。
全長33.3km、最高地点は約1,450m。
昭和42年に着工し、昭和52年8月に供用開始され完成まで10年。
この数字を見るだけでも、「よくこんな場所に道路を造ったな」と思ってしまう。
カーブを曲がる、またカーブ、そして突然、視界が開ける。
「ここで少し止まってみよう」
そんな気持ちにさせてくれる場所が、ホワイトロードにはいくつもある。
その中でも、今回特に印象に残ったのが、白川郷展望台。
車を降りて展望台へ向かうと、それまで走ってきた道路とはまた違った景色が待っている。
山々が幾重にも重なり、その向こうに白川郷方面を望む。
普段、白川郷といえば合掌造りの集落を歩いて楽しむイメージが強い。
しかし、こうして山の上から眺めてみると、
「白川郷は、こんなに深い山々に囲まれた場所だったんだ」
と改めて気付かされる。
下から見る白川郷と、山の上から見る白川郷。
同じ場所でも、見る場所が変わるだけで印象がまったく違う。
これも山岳道路を走る楽しみの一つだと思う。
そして何より、ここまで車で登ってこられること自体がすごい。
そして、もう一つぜひ立ち寄りたいのが、ふくべ大滝。
ホワイトロードを走っていて、「こんなところに滝があるの?」
と思うほど、山の中に突然現れる、車を止めて滝を眺める。
すると、山の斜面を一気に流れ落ちる水の迫力に圧倒される。
遠くから眺める滝とは違い、ここでは滝の存在をかなり身近に感じることができる、水が落ちる音、山の空気、周囲を覆う緑。
しばらく立ち止まっていると、車で走り続けていた身体まで少し涼しくなったように感じる。
夏のドライブには最高の休憩場所だ。
ふくべ大滝は落差約86mとされ、ホワイトロードを代表する見どころの一つだ。
ホワイトロードは、目的地まで一気に走り抜けてしまうのはもったいない道路だと思った。
カーブを曲がるたびに景色が変わる、大小いくつもの滝が現れる、
( 画像は赤石の滝 ) 眺めの良い展望台が多数ある。
そして怪しい秘境の温泉地が有る?
行って大丈夫かなぁ?ここでもクマ鈴が活躍。
そして、また次の絶景が現れる、走破するのに何回車を停めた事か。
今回、岐阜や長野を走っていて何度も感じたこと。
日本には、まだまだ「日本らしい美しい風景」がたくさん残っている。
山深い場所を走るからこそ出会える景色。
青い橋、赤い橋、深い緑、そして清らかな川。
こういう何気ない風景に心を奪われるのも、車で旅をする楽しさなのかもしれない。
石川県、道の駅瀬女で一休み、帰りたくないなぁ~。
勝山市を後にして、最後にもう一度、旅の途中で見てきた山々や景色を眺める。
「この画像の様な景色をもう少し見ていたい」そんな名残惜しい気持ちを抑えながら車を神戸へ向ける。
勝山から北陸自動車道へ、敦賀を通り、若狭小浜の道の駅で少し休憩。
21時過ぎ、無事に帰宅、家に帰ってから、荷物を整理する。
今回のお土産、信州そば、せんべい、佃煮。
旅先で選んだ一つ一つのお土産を見ると、その場所での景色がよみがえってくる。袋に小分けし深い眠りに!
今回の旅の走行距離は1,087.4km。
よく走った、今回使用したガソリンは68.4リッター。
燃費は、15.89km/L いざとなれば車中泊も出来るNバン君に感謝!
長距離の山道をこれだけ走ったことを考えれば、まずまずの数字かなぁ。
数字を見ると、改めて今回の旅の距離を実感する。
好きな時間に通りすがりのお店や道の駅で食べた飛騨牛ハンバーグ、蕎麦、飛騨牛焼肉丼、ソフトクリーム、アップルパイなど。
翌日、今回の旅で頑張ってくれた車をガレージで洗車する。
山道を1,087kmも走れば、当然ながらフロント周りにはたくさんの虫が。
ボディにも旅の汚れが残っている、そこで高圧洗浄機の出番。
勢いよく水を当てながら、今回の旅の汚れを少しずつ落としていく。
きれいになっていく車を見ていると、「今回もよく走ってくれたな~」
と、少し感謝したくなる。最後はきれいにして、旅の終了。
今回の旅は、観光地を効率よく巡る旅ではなかった。
走りたい道を走る、気になる場所があれば車を止める、絶景があれば眺める。
歴史が気になれば、その場所について調べてみる。
そして、いつかまた来たい場所を心の中に残しておく。
そんな自分らしい一人旅だった。
お盆休み最終日の夜〆はコレ!なぜか、もう一度見たくなった。
映画「あゝ野麦峠」!