走りやすい季節になり
ボチボチツーリングでも行くかなと。
25日辺りを目途に計画をしてるので
1年間無効間の油脂類交換をやってしまいます♪
と言っても1年前から1000kmも走ってないのですが(^_^;)
やっぱりまだオイルはキレイですが、年1回位は全量入れ替えたいところですよね。
サクッと油脂類交換して、リレー交換の様子を見ておくつもりでした。
ドレンを締める前までは・・・
緩める時は固かったのに締める時は妙に軽い感覚(・_・;)
ボルトは面タッチしているのに止まらない・・・
まさかこれが噂に聞くエンドレスぐるぐるってやつか!?
正解 orz... 完全にネジ山終了(+o+)
実を言うとこれは今回の作業が原因じゃないんです。
車両を買って一番初めのオイル交換の時にやらかしたツケなんですよねー。
初めての単車、それも良く知らない外車なんで作業はサービスマニュアルに従って
締め付けトルクを守って作業したのが悪かったかな。
多分40Nm位の指定だったような気がしますが
妙に高いな、、と思いつつもトルクレンチで締めたのにいつまでもカチッと鳴らない・・・
絶対おかしいと思って引き返したんですけど、手遅れだったようで
外したドレンからはネジ山1つ飛んで外れてきました(-_-;)
入れ直したら未だネジはしっかり締まったので、手ルクで止めておいたんですけど。
その時からなんですよね、騙し騙しやってきたのは。
しかし、何で今日・・・(>_<)
途方に暮れました。。。
しかしツーリングの予定も入ってる&行きたいし♪何とか突貫でやっつけないと!
我に返ってどうするか考えました。
第一候補 中古のスイングアームを買う>2万位?楽だが相手次第で納期が不確定。
第二候補 ヘリサートで修理する>1万位?1/2-20UNFはレアすぎて流通してないw
第三候補 オーバーサイズのボルトに変更する>専用品で3~6千円。納期が遅い。
第四候補 タップを切って国産車のネジに変更する>タップセットで3千円程度で一番早い。
丸一日調べたり考えたりした結果
アコードの方にお金を回し過ぎて厳しいので
低予算、短時間で終わると思われる四番に決定ですw
よしよし、、
それでは先にミッションオイルの方を交換しとくかなと。
クラッチカバー御開帳♪
ピャー!!なんじゃこりゃー!!!(@_@;)
何でこんなところが、、こんなにも錆びているの!?
思い当たる節とすればチョイノリしてから半年くらい動かさなかった為
結露が錆を呼んだのだと思います(T_T)
証拠にカバー裏には乳化したオイルの一部と、アルミが腐食した部分がありました。
丁度仕切りがあるので、ケース内で対流が無いんでしょうね。
仕方ないです、、自分が面倒見てあげられなかったのが悪いので(/_;)
プライマリーチェーンの点検口からも内部を見てみましたがチェーンや
回転部分などには特に異常は見られなかったので一安心です。
金具類には薄らと錆は出てますが問題ないでしょう。
何か開ける時があれば磨きたいと思います。
クラッチランプ(車で言うレリーズ部分)はというと・・・
キテますねぇ(・。・;) 補強用ブラケットや足の部分はともかく
面が生きていたのは不幸中の幸い。
殆どの錆は表面的な物だったので灯油に付けてブラッシングしたら落ちましたけど、、
黒染めしたかのようにドス黒くなって落ちませんわ(-_-;)
開けた時にオイルが凄い硫黄臭かったので、添加剤か何かと反応したのかな?
元々こんな臭いキツかったかな??
さて肝心のボール球も黒ずんでます、、、けど常時稼働する部分ではないし
高速回転する部分でもないのでこのまま経過観察で使ってみます。
<一応予備のクラッチランプ一式(ライトクラッチ)もあるんだけど、、
一日でダブルショックはきついっすねぇ(>_<)
気を取り直してネジ穴修理を進めることにします。
最初外した時もやらかして修理する羽目になったんだよなぁ。。。
燃料警告灯を自分のミスで壊しちゃって、交換するのに燃ポン外そうとしたら
スイングアームのネジ穴まで修理する羽目に。えらい時間掛かった覚えがあります。
外したついでにドライブベルトのチェックを。
(-_-;)何か挟まったっぽいです。これは来シーズン交換しといた方が良さげだな。。。
ベルトドライブ故に小石が挟まりやすいのは避けられないですね。
そろそろ塗装も剥げてきたし、プーリー交換しても良い頃なんだけど結構良いお値段。
肝心のベルトも2、3年位前から1.5倍近く値上げされていて
おいそれと買い替えできない雰囲気を醸し出してます(-_-;)
来年車検だしな・・・ユーザーで通して浮いた分で補修部品買うか。
それはさておき、
早速タップを切り直していきましょう♪
国産で多いM14のサイズにサイズアップしちゃいます!
今回逝ったネジが1/2インチという訳で約12.7mmですから
下穴径として丁度いいんですよね♪
つまりは下穴を開けるドリルと手間が減って一石二鳥(^_^)v
本来、1/2-20UNF相当のネジピッチを選ぶならP1.25がほぼ同じですが
少し特殊な部類でタップの入手がし辛いので、今回はP1.5をチョイス!
これがまた都合いい事にホンダ4輪のドレンと同サイズなんですね~w
という訳でアコードのミッションに使っていたマグネット付きドレンボルトを有効活用♪
丁度いいサイズなんですわ、マグネットも付いてるし(AT車の流用品)
<パーツインプレに有り。
元々MT車のミッション内には純正でマグネットが入っているのでこいつは
意味が無いんですよねw じゃあ何でつけてたのか?後で分かったからです(^_^;)
Oリングはボルトに合うサイズを見繕って2種類持ってきました。会○からwww
タップも○社から借りてきましたw
正直言えばP1.25が無かった事がP1.5にした決め手とも言えますwww
タップを立てる際に、同じサイズのナットをガイドにすると垂直が出せますが・・・
後にそうでもない事が明らかに(-_-;)
タップ立てはアルミ材と言う事もあり、あっさりと終了♪
入りはバッチリですが、座面が大きくなったことで干渉する部分が出てきました。
リューターに砥石を付けてちょっと加工。
しかし、座面とボルトの垂直が出てない事が判明(-_-;)
これも納車時から分かっていた事なんで、一度修正入れてるんですけど
まだ少し甘かったようです。。
マーカーペンで色を塗って当たりの強い部分を削り落としていきます。
光明丹と同様の使い方ですが、色落ちしないので加工の際はこの方法がオススメ。
この加工が一番時間が掛かりました。失敗できないですからね(^_^;)
加工前の状態を観察していて分かったのですが、、
片側が完全に飛んでいて、、
もう片側が少し生きているという事を見てとると、
やはりボルトが座面に対して斜めだった可能性があります。
そもそもネジの掛かり代が少ないですよね、この設計。
流石アメリカ、あまり細かい事は配慮していない様子w
加工精度も悪いし・・・
そうは言ってもホンダ内製(と言えるのか?)ミッションを手掛けるYSK (柳河精機)なのです!
きっと海外の工場で作ったに違いない!と思いたいです(^_^;)
※ちなみにCL7を含む多くのホンダ車がYSK製です。
前期型のスイングアームはブレンボ製。
ボルトを締めつけてみて座面の隙間が均一なのを確認して
仕上げのペーパー掛け。
丁度いいソケットのコマに両面テープで張り付けて面出しします。
100-240-400位ですかね。
あとは面取りカッター(カウンターシンク)でOリングの嵌りこみを形成して終了。
ガスケットパッキンではなく、純正と同様のOリングに拘りました。(S12.5を採用)
締め付けトルクが過剰になってネジ山を痛めないようにする為です。
また純正のボルトと違い根元までネジが切って有るので
面とテーパーの間でシールするように面取りの深さは現物合わせで調整してあります。
テーパー部分もパペーパー掛けして引っ掛かりを少なくしておきました。
今回の仕上がりには結構自信があります!
なかなか良い感じではないでしょうか♪
社外品を使うと頭部の径が大きく高さもある為、野暮ったい感じになるので
この方がスッキリしてイイ感じだと思います。(個人的主観ですが)
車体に付けて見て気に入らなかったら汎用品はいくらでもありますし。
ただ、純正部品のコストと耐久性は間違いなく良いですね~
500円ちょっとですし、鉄なので繰り返し使用も安心(^_^)v
最後に内部に残った切子をフラッシングして終わり。
この時点でドレンから漏れが無かったのでシール性も問題ないようです。
※取付時は今まで通りシール剤併用します(緩み防止も兼ねてますので)
出なくなるまで何度もやらないといけないので地味に大変なんですよ(^_^;)
洗い油は灯油を使用。洗う度にフィルターで濾して再利用♪エコでしょ(笑)
ペーパーフィルターは塗料用の目が細かくて溶剤に強い物を使ってます。
<塗装に使うのでストックしてますが、全然減らないので10枚くらい一気に使いましたw
出なくなったら新しい灯油でフラッシングしてフィニッシュ!
今現在はタンク内の乾燥待ち。
23日中に復旧を目途に頑張ってます☆