
昨日、ホンダCカードのポイントをEdyポイントに変換してもらうために行きつけのホンダディーラーさんに行ったワタシ、そこで思わずMT-10を見つけて購入したなんていうオマケがついたわけですけども、実はそれ以外にもオマケがありまして(^^)
GRBろくむし号でディーラーさんの駐車場に乗り入れると、駐車場の入口にいつも駐車してある展示兼試乗車であるCR-Zがいつもの白じゃなくて、ダークグレーメタリックになってたんです。
あれ? 試乗車が変わったんかな? って思ったら、奥の方にはちゃんといつもの白いCR-Zも駐まってます。 ん〜 なんで2台も試乗車があるんだろ? って考えてハタと思いついたんですよね。
ひょっとしてこれ・・・
6MTの試乗車ちゃう??
ってね(^^)/ とりあえずカードのポイント移行をしてもらっている間、駐車場に出てチェックしてみたところ・・・ビンゴですよぉ〜(*^_^*) まさしく
CR-Zのマニュアルミッションな試乗車があったのです!!(^o^) これは乗らずにおけませんよね〜(笑)
ってことで、カードのポイント移行、そしてMT−10の購入のあとで試乗の申し込みをしてみたら、OK!!
さっそく試乗させていただきました♪ このディーラーさん、試乗車の試乗ルートっていうのは設定していないのかどうか分からんのですが、とりあえずワタシが試乗するときにはいつもコースの説明とかなくて、勝手にワタシが好きなように走り回ってたりします(苦笑)
以前、このディーラーさんで白いCVTなCR-Zには一度試乗してるので、だいたいCR-Zの感覚は分かってるのですが、やっぱりこのクルマの真骨頂はMTのハイブリッド、ってことですもんね(笑)
しかしよくMTの試乗車なんて用意したもんだな〜って感心してたら、やはりこの試乗車はあちこちの営業所を回ってるクルマらしく、そんなに数はおりてないようです。たまたまラッキーだったというわけですね。
同じ日に試乗しようと思っていた4ドアセダンなインプSTIは別の営業所に貸し出されてて乗ることができなかった、っていうのとは対照的というか(^_^;) なんかあのスバルディーラーさんとはタイミングが合わないというかなんというか、です(苦笑)まぁこれはあのディーラーさんのせいではないんですけどね(^_^;)
さて、とりあえず激烈にアツい夕方前の試乗でしたし、室内はギンギンに熱くなってましたからエアコン全開モードでの試乗となりました(苦笑)
はずは普通にノーマルモードで路上に出ます。
ミッションの感触を確かめて、クラッチを踏んでギアを1速に入れてそろそろとスタート。
インプのクラッチと比べたらとんでもなく軽くて、クラッチワイヤー切れてるんじゃないか? って一瞬マジに思ってしまうほどなんですが(^_^;) 慣れてくるとこれはこれできちんとミートポイントも分かるし、単純に踏力が少なくて済む分、ラクですね。
そして注目のミッション・・・これは有名な話ですけども、このCR-Zのミッションって6速なんですよね。しかもあのシビックタイプRの6MTを流用したというものらしいんです(!)
ってことで期待MAXで乗り込んだのですが・・・さすがですよ(*^_^*) FFなのにミッションのストロークは短くてダイレクト感に富み、ゲートも明確。コクコクといい感じでシフトが決まります(^o^)
んもぉね、これだけでこのクルマの価値が50%アップ!! って気がしちゃいますね〜♪
そして駐車場から本線に合流して1速で加速・・・というところで思いがけず力強い加速感にやや戸惑い(爆)そうなんですよ、このクルマはハイブリッド。1500ccのエンジンの低速トルクにプラスして、電気モーターが低回転から強力なトルクでアシストを入れてくるんですよね。これがもうね、効果てきめん(^^) 明らかにインプよりも発進はしやすいし運転はラクですね〜。
2速にシフトアップしてさらに加速。もちろん急加速とかではなく、普通にタウンスピードに乗って加速してるんですけども、ホントにスムーズに加速していきます。これはええわ〜 安楽ぅ〜(^^)
しかしまぁ〜CVTの試乗の時にも気になりましたけど、ホントにCR-Zはアイポイントも低くてワイドボディでしょ、しかもフェンダーがけっこう張り出したりするし、フロントウインドウからはボンネットは一切見えないですし、サイドミラーには大きく膨らんだリアフェンダーが写り込み・・・さらにルームミラーからみる後方視界もかなり死角があります(汗) 動力系駆動系はとっても乗りやすいんですが、車両感覚は掴みづらくて運転しづらいですね(汗)
ちょっと前方が空いた時を見計らってフル加速! う〜んホントにモーターのアシストが実にいい感じです(^^) 2000ccクラスの加速感っていうのは分かる気がしますね〜。
ってことで、気をよくして通勤路でもある疑似高速道路っぽい区間へとノーズを向けます。ランプウェイでやや高めのスピード維持の状態を作ってコーナーに進入しますが、ワイドでローなボディは抜群の安定感がありますね〜。もちろん限界がどのへんかなんてのは町中の試乗では全然分かりませんけども(^_^;)ランプウェイを登り切ったあたりで本線合流。その少し前にノーマルモードからスポーツモードに切り替え。 スイッチを切り替えたとたんにクン♪って感じでトルクは一段太くなり、エンジン回転も明らかに上がります。そしてパワステのアシスト量が減ってビシッとした手応えを返してくるようになります。
このへんの明確なキャラクターの変化が分かりやすくて実にいいですね〜(^^)
本線合流して上り坂をフル加速していくと・・・おおお〜いい感じで加速していきますね〜 NAエンジン特有のリニアな加速とけっこういい感じのエンジンサウンドがいいです。
スポーツモードにすると、モーターのアシスト量が増えてよりトルク感とパワー感が出てくるようになるんですね。 さすがに高回転まで回すと、上り坂では伸びが鈍いというか、インプレッサのフルブースト加速が体感できるあたりのエンジン回転域での加速の伸びは比べるまでもないんですが、ターボの多段ロケット的な加速ではなく、リニアに伸びていくNAらしい加速もいいですよね。モーターのアシストを受けつつも、この辺はしっかりとNAのテイストが残っていますし(というか高回転域はモーターアシストはしてないですよね)、さすがはエンジンのホンダ、っていう雰囲気があっていいです(^^)
高速区間を降りてからはまた町中をタウンスピードでユルユルと走ってディーラーさんまで帰ります。帰りみちはECOモードで走ってみました。さすがにスポーツモードから切り替えるとかったるい感じになっちゃいますけども、町中をゆるゆる走るならこれで全然OKですよね。
そして、ECOモードにしていると・・・はい、停車状態で
アイドルストップするんです(^^)/
たしかエアコンONだとアイドルストップはしない、って何かで読んだような気がしたので、信号待ちでもアイドルストップはしないと思ったのですが、ECOモードならエアコン全開でもキッチリエンジンは止まってました。ただし、エンジン停止の状態ではエアコンは風は出ますがコンプレッサーは止まるので送風のみ、ってことになっちゃいますけども(汗)
MTの場合、アイドルストップするトリガーになるのはなんだろう?とチェックしてみたのですが・・・MTの場合には、ある速度以下の状態でギアがニュートラルになるとエンジンが止まるようです。
ギアが入っていると、クラッチを切っててもブレーキを踏んでても、速度がゼロでもエンジンはかかってます。停車した状態でギアを抜くと、すとんって感じでエンジンが止まります。
このギアを検知するアイドルストップのトリガーは実に合理的だな、って思いましたね。ある意味、CVTよりも町中での近い勝手はいいだろうな〜って思えました。
CVTだと、たとえば右折待ちしてるときにもエンジンは止まりますが、直進車が切れて「よし今だ!!」と急いで発進するようなケースだと、どうしてもエンジンがかかってCVTクラッチが繋がって・・というのにほんの少しとはいえタイムラグが発生します。これは前にCVTの試乗車に乗ったときにも感じました。ほんのちょっと、ではあるんですけどね(^_^;)
その点、MT車だと、発進しようっていうときには必ずギアを入れるわけですよ。ギアを入れて発進の準備をするわけで、そのタイミングでエンジンがかかる、っていうのは実に合理的なわけですね。
そして今回のようにエンジンが止まってエアコンが送風だけになってしまい、ある程度時間が経過してアツくなってきたからエアコンを入れたい,,っていうときには、普通にクラッチを踏んでギアを1速に入れてやればエアコンも自動的に復帰するわけですよ(^^)
このへんは実に使い勝手が良さそうです。 う〜ん、いいねぇ〜♪ これで燃費がいい上に、
レギュラーガソリンでOKなんですよね・・・。ホントに通勤車にいいよな〜これ、って思えちゃいますわ(滝汗)
スポーツカーというものへのアプローチも、導き出された結果もまったく違うインプレッサとCR-Z。 もともと「スポーティ」カーっていう、中途半端なスポーツカーが好きではないワタシなんですが・・・不思議とこのクルマは許せてしまうんですよね〜(^_^;) なんでだろ?
ストイックに性能を追求したピュアスポーツと、スポーツカーっぽいテイストを環境性能と共に成立させた「スポーティ」カー。
こんな感じでもいいんじゃない? 目くじら立ててドコを走るんよ??
って屈託ない笑顔で問いかけられてるような気がして・・・なんとなく萌えてしまうろくむしなのでした(^_^;)
スポーティカーは好きじゃないろくむしですが・・・
CR-Zは好きです♪(*^_^*)
んでもって、やっぱりMTでね!