
先日、何気なく過去に書いたBlogなんかを読み返してたんですが・・・そんなときに目にとまったのが
iPod TouchをiTunesのリモコンにしてしまうというアプリのエントリー。
これはだいぶ前に見つけてiPod Touchにインストールしてあるアップル純正の無料アプリなんですが・・・ふ〜ん、そういやこんなアプリも入れてたっけ・・・ぐらいに思ったんですが・・・次の瞬間、あることを思いついたわけです(^^) それは、
自宅の寝室でBGM再生に使えるんじゃないか?
ってこと(^o^) iPod Touchにインストールしてあるこのアプリ、カンタンに言うとMacに入っているiTunesの音楽ファイルをiPod TouchやiPhoneを使ってリモートコントロールする、もっと端的に言うと「iPhoneやiPod TouchをMacの音楽プレーヤリモコンとして使う」ことができるようにするためのアプリなんですが。。
ただし、普通のリモコンと違っているのは、赤外線などでリモートコントロールするのではなく、無線LANの電波を使ってMacをコントロールするっていうこと。
つまり、それはどういうことかというと、Macが見えないような場所、自宅内のまったく別の場所からでもMacのiTunesをコントロールできる、ってことなんですよね。
でも、そんな離れたところからMacの音楽ファイルを再生できたって、Macの近くにいなかったら再生している音楽がきこえないじゃないか、って? ごもっともですけども・・・ここでアップルの無線LANにはある機能があることを思い出すヒトもいらっしゃるかと。
はい、アップルの発売している小さな無線LANベースステーションである
AirMacExpressには、無線LAN経由で音楽再生ができるっていう機能があるんです(*^_^*)
具体的には、コンセントに挿して使うこの小さなベースステーション本体にはステレオミニプラグのジャックがあり、このピンジャックとアンプやラジカセなどの外部入力端子を繋ぐことで、Macから離れた場所でも音楽再生をすることが可能になるというわけなんですね。
しかし、MacのほうからはAirMacExpressに接続したスピーカーから音を出すかどうかの切り替えは出来ますが、Macから離れた場所にあるリスニングポイントからは何のコントロールも出来ないわけで、単に再生されている音楽を聞き流すだけしか無理なわけですが・・・これにiPod TouchやiPhoneがあると、「Remote」という無料アプリを使ってやるだけでMacから離れた場所にあるリスニングポイントで自由に音楽再生をコントロールできるようになる、というわけなのです(^o^)
ちょうど我が家の場合、iMacを置いてある1FのSTUDIOろくむしと、2Fにある寝室にはサラウンドセットが設置されています。 MacのあるSTUDIOろくむしではもちろん普通にiTunesで音楽をBGMとして流しながらMacに向かうことが出来ますが、寝室にあるサラウンドセットに接続されているのはAVアンプとDVDプレーヤのみ(^_^;) 現状ではDVD観賞以外の用途がないという状況でして(^_^;)
もちろんDVDプレーヤにCDを入れてやれば音楽再生も可能ではありますが、Macでの音楽再生という環境にすっかりと慣れてしまった私からすると、いちいちCDを入れたり出したり、なんてことはもうできません(苦笑)
ふと考えてみれば、1FのSTUDIOろくむしにはネット関係の中枢部があるのでルータやらモデムといっしょくたにAirMacの本体が設置されているのですが、2Fまで無線LANの電波が届きにくいので、2Fの寝室、ちょうどテレビの裏にあるコンセントに無線LAN電波増幅用にセットアップしたAirMacExpressが置いてあるんですよ(^o^)
これは使わないテはないぞ! というわけです(*^_^*)
新たに用意する必要があるモノはステレオピンジャック←→赤白ジャックのケーブルが1本だけ(爆) あとは何にも要りません。このケーブルにしても、屋根裏部屋に置いてある配線てんこ盛りの段ボールの中から該当するケーブルを探してきただけです(^o^) つまりは追加投資はゼロ、というわけ。
さて、セッティングもカンタン至極。すでに稼働中のAirMacExpressの本体にピンジャックを挿し、反対側をAVアンプに接続するだけ。これでOKです(^^)
あとはiMacのほうではiTunesを起動した状態にしておくだけ。この状態でiPod Touchから「Remote」というアプリを起動すると、無線LANのエリア内にあるiTunesライブラリを自動的に探しにいき、見つけたライブラリに接続してくれます(あらかじめiTunesの設定でコレを許可するような設定は必要ですがワンクリックです)すると、iPod Touchの画面にはまるでiPod Touchの中に入れてある音楽を再生しているときのような表示が現れます。
でもね・・・私のiPod Touchには今はただの一曲の音楽データも入っていません。つまりここで表示されている音楽ライブラリはすべて、階下にあるiMacのHDDに収められている音楽ライブラリなんですね(*^_^*)
使用するスピーカーを選択し(画像で
rokumusi expand となっているのが寝室にあるAirMacExpressの本体に接続されたスピーカーのことです)、しかるのちに再生ボタンをタップすると・・・あ〜ら不思議(^^)/ CDもラジオも何にもない部屋のスピーカーから、心地よい音楽が流れ出すではないですか(^o^)(^o^)(^o^)
ちなみに、iMac本体のほうの設定で「ネットワークアクセスでスリープを解除する」というチェックボックスにチェックを入れておけば、iPod TouchのRemoteアプリを起動すると自動的にiMacはスリープから目覚めてくれます(^^) つまりいちいちiMacの電源を入れる必要すらないわけですよ。
これ、理屈では分かるんですけども実際に操作してみると・・・実に不思議な感じなんですよね〜(笑)
寝室のベッドに入って、寝そべりながらiPod TouchでRemoteアプリを起動、数千曲の中からお気に入りのプレイリストを選択して再生ボタンをタップすると、寝室に音楽が満たされる。。もちろん、サラウンドスピーカーのある部屋ですから、部屋のあちこちのスピーカーから環境音楽のように流すことも出来るわけです。
手元の小さな端末で操作をするだけで、たった1枚のCDすらない部屋から聞こえてくる音楽・・・なんとも面白い感覚ですよ(^^)
しかしこうなってくると、ホントにiPodとiTunesが大変革を起こしたミュージックリスニングのまったく新しいスタイルっていうのはどこまで進化していくんでしょうかね〜(^^)
こんなに便利になっていくのはいいことですけども、同時にニンゲン様はどんどんとものぐさになっていってるような気もします(^_^;)
さてお次のMacネタは・・・いまは10.4Tigerで動いているMacBookに10.6SnowLeopardをインストールしてみよう、っていう話題で逝くつもりです(^^) まだ手元にOSディスクが届いていないのですが、近日公開予定です(笑)
なぜ今になって仕事で使っているMacBookに最新のOSをインストールする気になったのか・・・それはちょいとやってみたい機能が10.6にはあるわけなんですね(^o^) それはまた次回のお楽しみ、ってことで♪