
震災から1週間が経過しましたが・・・被災された東北や関東のほうではまだまだ状況が安定してきたとはいえない様子ですね・・・あいかわらず気持ちが滅入ったままのワタシではありますが、ツイッターを眺めていると、多くの方が
被災していない人たちはがんばって仕事をしよう。元気を出そう。被災していないのなら、がんばって日本の経済を回していこうじゃないか!
とおっしゃってます。・・そうですよね、元気出さないと・・。そう思ってワタシも自分なりに頑張ることにしました(^^) たいしたことはできないけれど、元気を出して、普段通りに仕事をして、消費をして・・・それも日本への貢献の一つだと信じることにします。
金のあるヤツは金を出せ。物資のあるヤツは物資を出せ。力のあるヤツは力を出せ。それらのどれもないヤツは
元気を出せ!
・・これ、名言だと思います(^^)
そんなこんなで迎えた今日。珍しく今日と明日はワタシ、ほぼ完全にOFFです。とはいってもどこかに旅行に行くなんていう予定もなく、家族サービスの予定もありません。。ふがいない父親でございますm(_ _)m
昨日の夜は思いっきり残業して18時間労働になってしまってたこともあり、今朝はとことん寝坊させてもらいました(苦笑)子ども達と嫁さんは4月から中学に入学する長男の制服関連の買い物に行くってことで昼から出かけたので、ひとり自宅で留守番となったワタシは、思い立ってろくむし号のブレーキパッドを交換することにしました。
もうだいぶ前から残量が気になって仕方がなかったフロントのブレーキパッド、なかなか金欠で新しいパッドを買うことができなくて、ずーっと放置してそのまま使い続けていたのですが・・・やっと決心して交換することにしたのです(^^)
交換にあたり、用意した新しいパッドは何かというと・・・
標準装着のブレンボ純正パッド
だったりします(ちゅど〜んっ!) ろくむし号が装着しているパッドはGDBろくむし号に装着していた
MOTIVE謹製のレーシングパッド。GRBろくむし号に乗り換えたときすぐに純正パッドを外して装着した「お古」のパッドだったので、そのときに取り外した純正のパッドはいわばほぼ新品状態のままで保管されていたわけですよね。今回はこれを使うことにしました(苦笑)
純正のパッドって、世界に冠たるブレンボ製なわけですからね、純正とはいってもそれなりに高性能なものなんじゃない? って思ってたのですが・・・これがねぇ(苦笑)
画像を見ていただければお分かりだと思うのですが、パッド自体はけっこう大きくてよく効きそうで、さすがにブレンボの大きなキャリパーに収まってるだけのことはあるパッドだな、って感じなんですが・・・よく見ると、えらく大きく両端の部分が面取りされてるんですよ(^_^;)
これは鳴き防止のためなのか、あるいは放熱性のためなのか、ダストを抜きやすいようにってことなのか、そのへんの理由は定かではないですが、こんだけ面取りしてしまうと実際にブレーキローターに当たっている免責はかなり小さくなってしまいますよね(^_^;)
そういうせいもあるのか、純正のパッドって「ブレンボってこんな程度なの??」というぐらいの制動力しかないのが実際なんですよね(苦笑)
もちろん他車のブレーキよりもひょっとしたらよく効くのかも知れないのですが、少なくともMOTIVEのブレーキパッドと比較すると全然この効き方はマイルドな感じでして(汗)ジムカーナなどでハードに使うとまるっきり違う感覚なんですよね(^_^;) もちろん町乗りなら全然問題はないんですけども・・・。
ってなことなのでホントなら今回も同じMOTIVEのパッドを購入して取り付けてやりたかったのですが・・・結局購入できないままでズルズルとここまで来てしまってて、いよいよマズいなって思っているのにそれでもまだ購入することができないので、ここはひとつ暫定的に純正のパッドを入れてお茶を濁しておこうか、と日和ってしまったというわけだったりします(涙)
MOTIVEのパッド、フロントはチビまくってますけどもリアはまだまだ余裕があるので、新たに買うのはフロントだけでいいんですけども・・・フロント一式で2万円少々なので、決して高いわけではないと思うのですが・・その金額を捻出できない自分が哀しすぎますわ(ため息)
まぁ理由はともかく今回ブレーキパッド交換を行うにあたり、過去に何度か作業自体はしたことがあるので自分でやることにしました。対向ピストンキャリパのブレーキパッド交換は意外と簡単なんですよね(^^)
ジャッキで上げてウマを入れてホイールを外してやれば、あとはキャリパからピンを引き抜いてやれば即座にパッドにアクセスできますからね(^^)
過去にやった作業内容を思い出しながら、間違わないようにミスをしないように注意しながら作業を行いました。
まずは左のフロント。うんうん、作業は覚えてるぞ。こうやってからここをこうして・・・ってなかんじですんなりと交換は完了しました(^^)/
よし、これならけっこう短時間でできそうだな、とひと安心(^^)
つづいて右のフロントに取りかかります。
ピンを取って、押さえている金属製のストッパーを取り外してMOTIVEのパッドを取り出します。MOTIVEのパッドはたいがいチビてしまってるので、ほぼ新品の純正パッドはブレーキのピストンを戻してやらないと入りませんよね。プライヤとマイナスドライバを使って二つのピストンをゆっくりと押さえて戻してやります。クリアランスを拡げて、まずは内側のパッドを入れてやりました。
それから今度は外側のピストンを同じように引っ込めて・・・引っ込めて・・・・あ、あれ?(滝汗)
ここでトラブルが起こりました(>_<)
左のフロントブレーキは問題なく作業できたのに、右のフロントブレーキはピストンが戻ってくれないんです(爆汗) 片方のピストンは問題なく引っ込んでくれるのですが、もうひとつのピストンがブレーキローターまで数ミリ、っていうところまで飛び出してしまってて、これが全然引っ込む気配がないのです(>_<)
ま、マジで!? (汗)
これ、マジにワタシは焦りましたよ。。。ここまでピストンが出るコトって普通はないだろ?? みたいな感じですもん。プライヤではすでにクリアランスが足りなくてピストンを押し戻すことができません(T_T) マイナスドライバーをようやくローターとピストンの間に入れ込んで、テコの原理で押し戻そうとするんですが・・・
まったく動くような気配がないのです(号泣)
ガチガチになってるような雰囲気・・。
急いでMacのところに行ってネットで検索してみるのですが、おそらくはブレーキキャリパ内部の圧力のせいではないか、っていうことしか分かりません・・。 やっぱりいったんブレーキキャリパの中の圧力を下げるしかない=キャリパのブレーキオイルを抜くしかない??(滝汗) ということしか分かりません。。
でもワタシ、未だにブレーキのエア抜きといった作業はしたことがなく、もちろん道具も持っていません。。
これはもうディーラーさんに泣きつくしかない、と判断して電話をしてみました。もちろんパッドが入れられないのでディーラーに行くことすらできません。とりあえず電話でアドバイスをいただくことにしたのです。
事情を話すと、サービス担当の方が丁寧に教えてくれましたが、ピストンがテコでも動かないっていうのはやっぱり圧がかかってしまってるからでしょうね、圧を抜くしかないかも、という結論でした(涙)
そもそも、作業をする際には先に両方のパッドを抜いてしまうのではなく、片方だけ抜いて入れ替えてやりもう片方のパッドは入れたままにしておき、ピストンを押し戻すさいに反対側のピストンが飛び出してくるのをパッドで押さえておく、ってのが作業手順の基本だったんですね(^_^;) この手順をまるっきり忘れてたのが今回の失敗の原因でした(涙) またひとつ、勉強になりましたわ(苦笑)
電話でやりとりした際に「ピストンが抜けきってるとか、斜めになってて何か異物が噛み込んでるっていうようなことはないですか?」と聞かれたので「そういう感じではないです」とは答えたものの、もう一度よぉ〜く観察してみると、ほんの少しだけピストンが斜めに出てるような気がしないでもない。。
ひょっとして、とばかりにキャリパの開口部とは逆の方向からマイナスドライバーを無理矢理差し込んで少しだけこじってみると・・
おおおお!!(^o^)(^o^)(^o^)
コイツ、動くぞ!(爆)
そうなんです、思いっきりピストンが飛び出した拍子に少しだけピストンが斜めになってしまってたようなんですね(^_^;) なので、無理矢理片方から押し込んでも引っかかって動く気配すらなかった、ということのようです(苦笑) 反対側から押し込んでやると、あっけないぐらいにするするとピストンは引っ込んでくれました(^^)/
ていねいにディーラーさんにお礼を言って電話を切り、作業を続行! なんとか無事に右フロントも作業を終えることができました(*^_^*)
なんかどっと疲れてしまって、もうフロントだけでリアはそのままMOTIVEパッドでもいいか、とも思ったのですが・・・強力でダイレクトな効きのMOTIVEパッドがリアだけに残ってると明らかにブレーキのバランスが悪くなりそうだし(汗)がんばってリアも交換してしまうことにしました。
なんやかやで2時間弱ぐらいの作業時間となりましたが、なんとか作業を終えることができました。
あとはエンジンをかけてブレーキを何度も踏んで馴らしてやり、会社に少しだけ出勤するついでに試運転をしてきました。
MOTIVEパッドには取り付けていなかった鳴き止め用のシムを今回は取り付けているので(というか純正パッドにシムが強烈に貼り付いてしまってて剥がれなかったのでMOTIVEパッドに交換するときにシムは取り付けなかっただけなんですけどね)、ブレーキの鳴きはまるっきりなくなりました(^^)
なんともジェントルで静かなのはいいのですが、ここ数日はトクに激しくキーキーと鳴っていたブレーキが急にまるっきり鳴かなくなってしまったので、これはこれでものすごく寂しいというか物足りないというか(苦笑)
やっぱりろくむし号は減速するときには強烈なブレーキのキーキー音を出しながら、っていうのが完全に体に染み付いているので、この感覚は全然慣れないですね(^_^;)
そして、肝心のブレーキフィールなんですけども・・・これがもうね、
まるっきり違います(汗)
走り出した最初のうちはエアを噛んでるんじゃないか?って思うぐらいに不安なフィール。踏み始めではあんまり減速Gが立ち上がらなくて、踏めば踏んだだけ強く効く、というタイプの効き方をするんですね。ブレーキのブースターはとっても弱いという感覚ですね。
踏んだときにダイレクト感があって減速Gがキッチリと立ち上がってくるMOTIVEのパッドとは全然違います。そして、これはシムのせいもあるのでしょうけども・・・ダイレクト感がまるっきり弱くて頼りないんですよ(涙)静かになったのはいいけれど、これでホントに大丈夫なのか? とマジに思いました。。
まぁでもしばらく走っているとすぐに慣れてきましたが、それでもやっぱりちょっと頼りないかなぁ(苦笑)
もちろん急ブレーキを踏んだらしっかりと減速Gは立ち上がってくれるので問題はなさそうなんですけども、それでもやっぱりブレーキを思い切り踏みつけても
ガツン!!
っていう感じじゃなくて、妙にマイルドにくくくっ!って感じで減速Gが立ち上がるんですよね。
まぁ問題はないと思うけれども・・・なんだかろくむし号がおとなしくなってしまったような気がして、ちょっと寂しかったりするのでした(^_^;)
ガツン! キーキー!! って感じでダイレクトでやかましく減速していくろくむし号に慣れてしまってたので・・・まぁしばらくはこれで乗ってみることにします(^_^;)