こんばんは。
今日の函館は夜になって冷えてきました。
パキパキです(泣)
水道が凍らなきゃいいけど・・・。
クルマ雑誌を見ていたら、NGKから新型のプラグがデビュー。
その名も「NGK Premium RX」です。
このプラグは新素材の「ルテニウム」を使ってるのだそうです。
え?ルテニウムって??
初めて聞くぞ。
高校の物理の時間にも習ってないと思う。
ルテニウムとは元素記号Ru、元素番号44だって。
そういえば、イリジウムも知らなかったもんな~。
ルテニウムは硬くて脆い金属で、融点が2500℃。
イリジウムの融点は2450℃なので、ほぼ同じぐらいですね。
イリジウムプラグに比べ、火花消耗が1/4。
つまり、単純計算で4倍長持ち??
外見はそんなに変わってないですね。
まあ、変わったらエンジンに装着できないので、困るんですけどね。(笑)
RXのロゴが誇らしげにプリントされてます。
肝心のスパーク部。
熱に強い性質からか、特徴的な形状をしています。
アース部分に白金チップが突出しています。
これは、混合気を邪魔するモノ極力排除するため。
この形状のおかげか、火炎伝播速度がずば抜けて速いようです。
また、火花は電極が細い方が飛びやすい性質があります。
そのためか、始動性も向上したそうです。
温度分布を解析した図です。
全体的に温度も低く抑えられ、エンジンの熱負荷にも耐えるようです。
NGKの言い分では、
1、燃費2.2%向上
2、アイドリング燃費1.9%向上
3、0.67秒の始動時間短縮
4、火花による電極の消耗1/4
5、30km/hから70km/hへの加速時間0.5秒短縮
6、イリジウムプラグに比べ20%ロングライフ
7、くすぶり、かぶりに強い
8、1年間でブナの木2本分のCO2削減
などの性能向上があるそうです。
コレはかなり期待できますね~
ウチのS4もイリジウムに変えてから2万5千キロ。
そろそろ交換を考えていたので、コレは第1候補ですね~
ちょっと心配なのがアース部の白金チップです。
この部分が脱落しないか・・・・
たぶんNGKがテストにテストを重ねた製品なので、大丈夫だとは思いますが・・。
また人柱かなあ(笑)
とりあえず、春になったら取り付けてみましょう~
でも、もの凄く高かったら無理ですよ。
調べたら1300円ぐらい・・・。
S4に対応する型番はBKR6ERX-Pだそうです。
B5には軒並み対応してるようですが、直噴エンジンには一部を除いて無理っぽいです。
対応表は
こちら
Posted at 2012/01/20 00:30:13 | |
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技術解説 | クルマ