こんにちは。
今日は晴れた釧路です。
なかなかの整備日和です!
今日は懸案のA'PEXi ECVを取り付けました。
参考にしていただければ幸いです。
ECVはエグゾーストコントロールバルブの略。
バタフライバルブを閉める事によって
音量を下げる事が出来ます。
本体ですが、ステンレス製でとても綺麗な仕上げ。
クオリティ高く、これで14000円とはビックリです。
アペックス社さん凄いです!
裏面です。
ワイヤーで引っ張ってバルブを動かすので、
ワイヤー固定のブラケットが溶接してあります。
ここもステンレス製。きれいです。
バルブの回転部分。
ワイヤーで引っ張る構造がわかるでしょうか?
残念ながらワイヤー、ナットなどはスチール製。
冬の塩カルに一発でやられそう。
一応耐熱グリスをたっぷり塗っときましたが・・・・。
操作ノブのブラケット。
2.4mm厚の鉄板製。
意外に頑丈に作ってあります。(そりゃそうだ)
操作ノブ。
これは鬼門です。
やってはいけない事。
①先端のポッチを引っ張る事(壊れます)
②ケーブルを本体に取り付ける前にノブを引っ張る(壊れます)
取り付け前にやっておく事
①固定のナットとワッシャーをケーブルから抜く。
②ブラケットにケーブルを通す
③固定のナットとワッシャーをケーブルに通す。
とりあえず、これを忘れると、せっかくケーブル通して取り付けたのを
一旦全部やり直しになるので、気をつけましょう!
ケーブルを通す穴を見つけます。
さすがに車体に穴を開けたくはありません。(笑)
リアシートの下に穴がありました。
裏から見ると怪しいフタが・・・・
ふたを取ったら穴があります。
室内側から見たら、穴の中はデッドスペースの2段構造。
その下から貫通しているようです。
上のデッドスペースと下のデッドスペースの間の穴が小さめで
通りにくかったので、ナットを一旦緩めてワイヤー側で遊ばせて、
グリグリしていたら通っていきました。
車体の底の穴は大きいのであっさり。
ここまで来たらあとは簡単。
マフラーを分割して、ガスケットを外します。
ECV本体と2枚のガスケットをマフラーに挟み込んでボルトを締めます。
ECV本体にケーブルを取り付け、ワイヤーの遊びの調整を行います。
室内側も取り付けます。
操作しやすい所にブラケットを取り付けます。
タッピングビス4本で留めます。
2mmのドリルで先に穴を開けておきます。
装着結果~
ではでは、ホントに静かになったか測ってみましょう。
測定方法はサンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08を
三脚に乗せ、マフラーの出口後方1000mm、高さ770mmに
固定して計測しました。
まずは周囲の騒音を計測。
41.5dBでした。
この数値は目安で言うと、「普通」のレベルで、「聞こえる会話に支障なし」だそうです。
場所で言うと、「静かな住宅街の昼」だそうです。そのまんまやん。あ、正確だ!
次にエンジンを掛けた状態で、バルブを全開(開放)にします。
これで計測したら78.1となりました。
これは「きわめてうるさい」レベルで、「うるさくて我慢できない」だそうです。やば。
場所で言うと「地下鉄の車内、布団を叩く音、麻雀パイをかき混ぜる音」だそうです。
コレはかなりヤバいんじゃ無いの?
ちなみに車検は88dBで通ってるんですけどね。(97dBまでOK)
そのままバルブを閉じてみると明らかに静かです。(喜)
計測すると70.4dBでした。
これは「うるさい」レベルで、
「かなりうるさい、かなり大きな声を出さないと会話ができない」だそうです。
場所で言うと「騒々しい事務所、騒々しい街頭」だそうです。
まあ、1レベル下がりましたね。
全開と全閉の差は7.7dBで、騒音が60%低減された事になります。
聞いた感じでは確かに低音の太い音がカットされているようです。
うーん投資した分の効果はあると思います。
これで夜中に帰って来ても大丈夫でしょう。(たぶん)
これから暑くなって、ご近所が窓を開けている状態が多いと思います。
迷惑を掛けないためにも、マフラーが静かになって良かったです。
作業時間3時間。
使用工具 マフラーボルト用レンチ、ドリル、+ドライバー、スロープ
Posted at 2018/05/20 15:47:00 | |
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