さらば、フィアット・ツインエアエンジン

フィアットの「ツインエア・エンジン」は、2010年3月のジュネーブショーで発表されました。

なんと、直列2気筒DOHC8バルブ。
排気量は875cc。

このスペックを見たとき「走るのか？」という評判でした。

フィアットは最新式技術を盛り込みました。

ボアストローク：80.5㎜×86.0㎜
ノッキングと機械の抵抗損失を意識したボアストロークです。

油圧式吸気バルブコントロール
連続可変バルブタイミング&リフト機構
360度位相クランクシャフト
インタークーラー付きターボ

最高出力：85ps/5500rpm
最大トルク：14.8kgm/1900rpm

ハイパワー・高トルクのエンジンになりました。
搭載するのはフィアット500と500Cとパンダ。

実用燃費の優れたエンジンでした。

この「ツインエア・エンジン」が2023年10月末で生産終了となります。
今後、500はEV化されるようです。