最後の3ローターリーエンジン20B

1990年4月、ユーノス・コスモが登場しました。

当時、マツダは５チャンネル（マツダ、ユーノス、アンフィニ、オートザム、オートラマ）で、ユーノスはスペシャルティのブランドでした。

搭載エンジンはロータリーだけ。
ロータリー専用クーペでした。

サイズ
全長4815mm×全幅1795mm×全高1305mm

スタイルは流麗な大型クーペです。

搭載していたロータリーは２種。

13B型　2ローター
最高出力：230PS/6500rpm
最大トルク：30.0kgf·m/3500rpm

20B型　3ローター
最高出力：280PS/6500rpm
最大トルク：41.0kgf·m/3000rpm

20B型の3ローターは、市販車では世界初の搭載でした。

20B型のカタログ燃費は6.1km/Lでした。
実燃費は3km/Lとも…
スムーズさとハイパワーの代償は、極悪の燃費でした。