
1985年8月「カリーナED」が登場しました。
EDはExciting Dressyの略。
最大の特徴はスタイルでした。
全長4475mm✕全幅1690mm✕全高1310mm
驚異的ににルーフを下げた4ドアハードトップ(4ドアクーペ)だったんです。
(ちなみに…販売中の新型86の車高は1320mmです)
エンジン
3S-GELU型 直列4気筒DOHC 1998cc
最高出力:160ps/6400rpm
最大トルク:19.0kg-m/4800rpm
車両重量:1130kg
3S-GELU型は、T-VIS(トヨタ可変吸気システム)やTCCS(トヨタ・コンピュータ・コントロールシステム)、燃料独立噴射などを採用していました。
MTと電子制御4AT(ECT-S)が用意されていました。
IS-ELU型 直列4気筒SOHC 1832cc
最高出力:115ps/5400rpm
最大トルク:16.7kg-m/4000rpm
車両重量:1070kg
1S-iLU型 直列4気筒SOHC セントラルインジェクション 1832cc
最高出力:105ps/5400rpm
最大トルク:16.7kg-m/3000rpm
車両重量:1050kg
IS-ELU型は燃料独立噴射、1S-iLU型はセントラルインジェクションです。
どちらも経済性優先のエンジン。
MTとOD付4ATがが用意されていました。
カリーナの名前が付いていますが、セリカをベースにしていました。
基本サイズやエンジンラインアップは同じです。
4WDはありませんでした。
最初のマイナーチェンジでIS-ELU型が消滅。
変わってハイメカツインカムの3S-FELU型が登場。
3S-FELU型 直列4気筒DOHC ハイメカツインカム 1998cc
最高出力:140ps/6,000rpm
最大トルク:19.0kgm/4,400rpm
次のマイナーチェンジで1S-iLU型が消滅。
変わってハイメカツインカムの4S-FiLU型が登場。
4S-FiLU型 直列4気筒DOHC ハイメカツインカム 1838cc
最高出力:115ps/5600rpm
最大トルク:16.0kgm/4400rpm
2回のエンジン変更で、全エンジンがDOHCとなりました。
カリーナEDは人気車となって驚異的なセールスとなります。
月間販売は1万台越えも!
低くスタイル優先で、リヤシートは非常にタイトでした。
それでもバブル前の好景気を背景に、豪華仕様のカリーナEDはモデル終盤まで売れ続けたのでした。
Posted at 2022/02/19 20:54:15 | |
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