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2000年11月にクルーガーVが発売開始になりました。

初代ハリアーと同じく、6代目カムリをベースにしています。
なので、初代ハリアーとクルーガーVは兄弟車。

ハリアーは、レクサス店での販売を見据えたスタイル優先SUV。
対するクルーガーVは、保守的なSUV。
兄弟車ですが違いがありました。

取り扱いはビスタ店。
2003年のマイナーチェンジで、カローラ店向けのクルーガーLが追加になります。
また、マイナーチェンジで7人乗りも追加になりました。

サイズ
全長4710mm×全幅1825×全高1700mm

エンジン
2AZ-FE型　直列4気筒DOHC VVT-i
排気量：2362cc
最高出力：160ps/5600rpm
最大トルク：22.5 kg-m/4000rpm

1MZ-FE型　V型6気筒DOHC VVT-i
排気量：2994cc
最高出力：220PS/5800rpm
最大トルク：31.0kg-m/4400rpm
無鉛プレミアムガソリン

2005年3月にクルーガーハイブリッドが追加になりました。

エンジン
3MZ-FE型　V型6気筒DOHC VVT-i
排気量：3310cc
最高出力：211PS/5600rpm
最大トルク：29.4kg-m/4400rpm
無鉛プレミアムガソリン

輸出用エンジン3MZ-FE型に、ハイブリッドシステムTHSIIを組み合わせています。
フロントモーター（167ps相当）とリヤモーター（68ps相当）を持つE-Four。
THSIIを燃費ではなくハイパワーに使っています。



ビスタ店からネッツ店へ変更になってもクルーガーVの販売は続いていました。
2005年11月、ネッツ店が新型RAX4を取り扱うことになりました。
そのためクルーガーVは終了。
トヨタ店のクルーガーLだけになりました。

2007年6月販売終了。
海外ではモデルチェンジしましたが…日本では終了です。

1997年10月、日産は「ルネッサ」を発売開始しました。

車高の高いスタイルで、２列シートで5人乗り。
日産は「マルチ・アメニティー・ビークル」と言ってました。
ベースはプレサージュ/バサラ。

市場では「ステーションワゴン」「ハイトワゴン」「クロスオーバーSUV」と言われてはっきり属さないモデルでした。
実に不思議な車でした

エンジン
SR20DET型　直列4気筒DOHCターボ
排気量：1998cc
最高出力：200ps/6000rpm
最大トルク：27.0kgf.m/4000rpm

SR20DE型　直列4気筒DOHC
排気量：1998cc
最高出力：140ps／5600rpm
最大トルク：19.0kgf.m／4800rpm

KA24DE型　直列4気筒DOHC
排気量：2388cc
最高出力：155ps/5600rpm
最大トルク：22.0kgf.m/4400rpm

スポーツエンジンSR20DET型があれば、大排気量のKA24DE型もあったんです。
実は…ルネッサは重いモデルでした（1400～1650㎏）

サイズ
全長4680mm×全幅1765mm×全高1625mm

EVを見据えたモデルで、2重床になっていました。
そのため室内高が少なかったんです。
1625mmの全高は室内スペースを稼ぐためでしたが…。

ボディが大きいのに2列シート5人乗り。
使いにくい室内スペース。
重い車重で優れない燃費。
1625mmの車高でタワーパンキングに入れない。
不評だったスタイル。

ルネッサは販売開始と同時に販売台数は1000台/月。
目標販売台数は6500台/月だったのに。

年々販売台数は減少して、2000年に入ると数十台/月に。
2001年9月終了
総販売台数は約4万台でした。

日産はどうして販売したんでしょう？
不思議な車でした。

国土交通省に提出した、ダイハツの再発防止策の報告書。

その１
開発標準日程を現在の1.4倍に伸ばします。
開発完了後に認証申請プロセスに移行するようにします。

その２
新たな監査体制を構築します。
実行/自主点検」「確認」「監査」という3階層で認証プロセスをチェックした後に、品質保証部がプロセスの完了を行います

不思議なんですけど…
今回の不正は、この2つが要因だったんでしょうか？

様々な規則に合致させる気もない組織だったことが問題だったと思うんですが。
開発期間が長くなっても、監査体制を充実しても、結局は直らないでしょう。
関係ないですから。

こんなの再発防止策の報告書を出すダイハツに、心底呆れました。

アクアを見かけるときに気になること。

それがサイドウインドウ。
フロントからリヤに向かって跳ね上がっていくラインです。

レンタカーで乗るたびに思うんですが、視界が悪いんです。
車内がなんか暗い感じで。

これ、かっこいいと思ってデザインしているんですよねぇ？
視界を犠牲にしてまで？

リヤドアのラインが、ウインドウのデザインのせいでとがった部分があるんです。
ちょうど胸から頭のあたりに。

ヤリスが後席スペースを無視したデザインなので、アクアは後席スペースを広げたといわれてました。
でも、ウインドウデザインとかリヤドアのラインを見ると、後席は無視しているとしか思えませんが…

1989年5月日産から「180SX」が発売開始となりました。

ワンエイティ・エスエックスと読みます。
排気量とスポーツモデルを表すSXを組み合わせています。

日産の中でも数字と英語の車名はほぼなくて…
珍しい車名でした。

S13シルビアの兄弟車。
北米向け輸出用モデルでもありました。

特徴的な大きく開くリトラクタブルヘッドライト。
これは、当時の北米の法規に合致させるためでした。
S13シルビアのヘッドライトは低すぎるんです。

エンジンはターボエンジンのみ
CA18DET型　直列4気筒DOHCターボ インタークーラー
排気量：1809cc
最高出力：175PS/6400rpm
最大トルク：23.0kg・m/4000rpm
無鉛プレミアムガソリン仕様

車両剛性が欠点だったS13シルビア。
その後ろがハッチバックとなっている180SXは、剛性の厳しいモデルでした。

1991年1月、大幅なマイナーチェンジでエンジン変更。
SR20DET型　直列4気筒DOHCターボ インタークーラー
排気量：1998cc
最高出力：205PS/6000rpm
最大トルク：28.0kg・m/4000rpm
無鉛プレミアムガソリン仕様

エンジン変更で大幅にパワーが上がりました。
排気量が上がりましたが車名は「180SX」のまま。
既に認知されていた車名を、日産は変更しませんでした。



1993年10月　シルビアがフルモデルチェンジしてS14型へ。
スタイルガ凡庸で3ナンバーサイズになったことで一気に不人気に。

その時に5ナンバーサイズで残っていた180SXが人気になります。
販売開始して4年目に販売が好調になりました。
小変更をしながらS14シルビアの不調を埋めた180SX。

1998年12月生産終了。