てうてう１のブログ一覧

稲刈りの時期も押し迫った秋の日の１コマでございます。

看護師「てうてう１さん、入院前に検査がありますから、○○日の朝の○○時に来て下さい」

私「はい、解りました。前日から絶食で、下剤のフルコースですね」（やだな～下剤・・嫁のお茶に入れようかな・・？嘘です！！）

看護師「そうです、夕食の後は、水分ならいいですけど、固形物はダメですよ、粒のジュースもダメですからね」

私「はい。」

看護師「あれ？今日は大人しいですね？ジョークは言わないんですか？」（言わんとあかんのかい）

私「思いつきません・・俺そんなに冗談言ってます？」（さりげなく・・誘う・・）

看護師「やだ～てうてう１さ～ん！どうしたんです～病人みたいじゃないですか・・」(病気だって～の）

私「病人なんだけど・・」（さぁ・・準備ができたぞ！ナースさん・・どう切り込んでくるのか？）

看護師「そうですか、そうですよねーオペですもんね・・ごめんなさいね」（え？そっち・・行くの？）

私「そーじゃなくて！突っ込んでよー」(放置するなよオーラ全開！）!(^^)!

看護師「沈んでるのかと・・」（少し位のオペでは沈みません・・そこまでヤワじゃない）

私「もう、ここまで来ると、まな板の上の鯉ですよ、身体中傷だらけですから、１つや２つ増えたってどういう事もありません」

看護師「１つ２つじゃないですよ。先生言ってたでしょ・・５つだって・・」(真面目かっ！数の問題じゃないのよ・・）

私「いえ、そういう意味じゃ・・」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　検査の前夜・・下剤祭り！(T_T)

私「まず、１回目かぁー」（合計３回飲みます）

嫁「すぐ効くの？ゴロゴロって・・？」（漫画の見過ぎだろ？）

私「まぁ２時間位したら、来るよ・・個人差はあるだろうけど、トイレは優先で・・」

嫁「誰かトイレ使ってたら・・駅かコンビ二・・行く？」（どうかしてるぞ！行く前にう○こが出るわい）

私「回数行くからなぁ～ウチのトイレだな・・」

嫁「ねぇ・・下剤って苦しいの？痛いの？」（マジで、お前のお茶に入れてやろうか？）

私「飲んだ事無いのか？痛くは無い・・ゴロゴロするけどね。キタ～ってなるぞ！」

娘「織田裕二くらい・・？」（この状況下に於いても、決してボケを忘れません！いいぞ！）

嫁「あなた、頑張ってね・・てか、漏らさないでよ～」（だから！トイレ優先で(；一_一)）

私「なんなら、あんたも一杯やんなはれ、そりゃぁ気持ちよーおまっせ～」

嫁「遠慮しとくわ、遠慮深いから・・私・・」（うそつき！です・・バーゲンの日は並ぶのに・・遠慮だって）

　　　　　　　　　　　２時間位が・・経過・・(*^_^*)
トイレ１回目・・私「キタキタキタ！トイレトイレ！」　暫くして「トイレトイレ・・」　また暫くして「トイレ！」

嫁「・・・トイレ・・大変ねぇ・・」

　　　　　　　　　２回目の下剤・・コイツが効くってモノじゃない位にきます！(T_T)

ゴロゴロごろゴロゴロ・・・「ううううううううートイレー(猫の額に玉の汗？）

夜通しで、通います・・まだ３回目下剤　(^_-)-☆　のトドメがあります。(T_T)

もうすぐ１年が経過しようとしております。　と・・いうのも私！脱いでも凄いんです！（ホントか？）
じゃあなくて、昨年の・・正確にはもう少し後なんですが、外科手術を受けたんです☆

（PSVTだろ？読んだぜ・・）違うんですよ、お腹の腹腔鏡下のオペなんです。病名は☆☆☆☆☆☆

なんですが、丁度、稲刈りの時期と重なりました。嫁はコンバインは無理！乾燥機・籾摺り機も無理

しかも！去年は稲作の害虫の「ウンカ」が大発生・・（ウンカですからね！う・ん・か！）(^^)

病院にて・・・・（画像はイメージです）

医師「てうてう１君（子供の頃からよく知ってるDr）２週間位で退院だからね」（今でも君で呼びます）

私「はい、先生がそうおっしゃるんなら・・でも・・少し・・」

医師「何かあるの？言ってみてよ」

私「実は、ど～しても、急いでる事があるんです」

医師「トイレ？行きなさいよーここ出て右に行って・・」

私「違うんですー実は、稲刈りの時期が、来てしまうんですよ。ウンカも大発生ですし」

医師「どーすんの？オペ延ばす？」（ナースさんが、予定表を持って来ます）

私「いえ・・先生のご都合もあるでしょうし・・オペはこの予定で」

医師「あーてうてう１君・・腹腔鏡はね、大学病院からDr.が来るんだよ、私も居るけどね」

私「先生が執刀じゃないんですか？」（何度と無く先生に切ったり、縫ったりして頂いた経験ありです）

医師「ダメ？なの？」

嫁「いいえ！全て先生にお任せします！ね！・・？」（嫁の素早さには感心します）

私「はい！お願いします。」

医師「だいじょーぶだよ！簡単なオペだし、経過が良ければ早く退院できるよ」

私・嫁「切りましょう！」(*^。^*)　

私（切られるのは・・・俺だけど・・）(T_T)

今から数年前の話になります。（古い話だな・・神武天皇の頃かぁ？）いいえ、私・・心臓の手術を受けた経験があるんですよ　m(__)m（元気じゃないか・・顔色も悪く無いし！顔は悪いけど・・ほっとけ）

PSVT（発作性上室頻拍）の発作に悩まされてきた私は、意を決して手術に臨みました。

その前に、この病気の症状ですが、とにかく仕事中であろうと、就寝中であろうと容赦無く発作が来るんですね。突然！肩の辺りに違和感を感じたら・・ドキドキドキ・・だんだん拍動が早くなります。

ヤバイ！って、Dr.から処方された「ワソラン」って薬を飲むんですが・・暫くすると治まる事もあります・・が！そうでない時はもう、病院しかありません。ドキドキドキ！拍動に連れて呼吸数も増加します。（しんどいんですよ・・マジで・・）

夜中だろうが、昼間だろうが・・処置としては、静脈注射を受けるんです。医師「てうてう１さんー大丈夫ですかぁ？」

私「大丈夫じゃないですけど・・」（声を掛けるのは知ってます・・大丈夫じゃないから来たんです）

医師「じゃぁ薬使いますからねーちょっと苦しいですよ～」（この時、心拍数は190/分）注射開始！

ワソラン in・・ピッピッピッピッ！（モニターの音）・・段々遅くなります、ピッ・・ピッ・・・ピッ・・・・・・ピッ・・
瞬間的に心臓が停まります・・・・その後直ぐに正常に戻ります・・（＾－＾）

こんな事が年に数回・・嫁にも心配を掛けていました。子供がまだ、小さかったので、手術に踏み切れない自分が居ました。

私「心臓のオペ受けるよ・・カテーテル・アブレーション」（悪さをしている心臓の神経を焼きます）

嫁「そう・・それがいいわ・・心配だし、あなたが夜中に、一人で急患で病院行ってたのを知ってたのよ何で私を起こさないの？」

私「お前が寝てるから悪いなと・・」（嫁も仕事で疲れてますから）

嫁「起こせば私が運転するのに！」

私「俺の方が病院まで早い・・お前の運転は・・」（正直・・怖いです・・(-_-;)・・）

　　　　　　　　　　　　　　　　　手術の当日・・m(__)m

処置・・恥ずかしいけど、剃毛・・足の付け根付近（大事なトコの周辺も・・）
尿のドレーン・・これが嫌なんです！○ち○ちんから、膀胱まで、ドレーンが入ります。（やだな～）

車椅子で、オペ室まで移動・・嫁・義母が見守っています。「ちょっと行って来ます・・義母さん！」
「頑張ってね！」と義母・・・

嫁「あなた・・笑いは抜きよ・・」（そうじゃないだろ！普通・・そっちか？）

私「待ってろよ！ハニー・・敬礼！」（まるで戦地に赴く兵士みたいです）

オペ室のナースさんが車椅子を押してオペ室に入ります。（ざっと、14人位の医師・看護師・技師・・）
ナース「それでは、オペ台に上がって下さい、足元に・・・」

ここで、１発目のハプニング！ゴッ！「イテ！」車椅子から、オペ台に上がる時に、踏み台を踏み外し
・・(ワザとじゃありません）　　スタッフが数人「大丈夫ですかっ？」（練習したかの様にハモってます）

膝はヒリヒリ・・尿留置が絡んで・・しかも微妙に引っ張られて・・痛い・・

　　　　　　　　　　　　　　局所麻酔・・(-_-;)　ドレーピングしてますから、よく解りません・・
「てうてう１さーん大丈夫ですかー？少し切りますよー」（もう、足の付け根・・切ってるし・・）

私「だいじょーぶですー」（だから・・膝が痛いのよ）
　
　「てうてう１さん痛くないですかー？」
私「膝が・・少し・・」(痛いって言ってんだろ・・口には出せない悲しさ）
　「カテーテル入りますねー・・続いて造影剤入りますー」（カテーテルが身体の中を進んでます）
　
　　　　　　　　　　　造影剤が入ると身体が、熱くなります。

医師「ここだね・・５秒・・１０秒」（カテーテル・アブレーション・・神経を焼いてます）

　　　　　　　　　何箇所か施術して・・
医師「これ・・ん・・？・・」　別の人１「え？・・・ああ・・」医師「え・・行ける！行ける・・」
別の人２「だいじょーぶ！・・え・・行ける・・」
　　　数秒の沈黙・・ナース「てうてう１さーん大丈夫ですか？」（そりゃこっちの台詞だろ・・？）

医師？「15・・・・30・・」「はい！上手くいきました」

ナース「終わりましたからねー」
私「帰っていいですかーぁ？」（ダメなのは知ってます）
ナース「ハニーの奥さんが待ってますよ」(オペ前の会話、覚えてたのね・・）
私「家内じゃなくて、かわいい彼女の所に戻りたいです～」（どーだ？）
ナース「カッコいい彼氏と、奥さんがデートしてもいいんですか～？」（お？やるなぁ・・）
私「有村架純ちゃんみたいな・・彼女募集中です」（・・・(*^。^*)　）

　　　　　ここで、嫁の視線を感じました。「有村架純じゃなくてゴ・メ・ン・ネっ！(怒）」

ナース「面白いご主人ですね・・」
嫁「循環器科じゃなくて、違う科の方がいいかも知れませんよ、主人の場合！」
私「明日には、退院ですね？」
ナース「大人しくしてれば・・そうです！尿のドレーンに引っ掛かったり、つまづいて膝を・・」
嫁「主人・・笑わすでしょ・・？」
私「身体張ってますからね～てか・・ストレッチャー移動させて下さいよ・・」(色んな人の晒し者）

　　　　　　　　　　　翌日・・無事退院しました。（＾－＾）