
皆様こんばんは。
11月の最初の祝日如何お過ごしでしょうか?
我が家はようやく秋のイベントである稲刈り・籾摺りが終盤に来ています。
2週間程前、知人のTさん(御歳70歳)がフォークリフトを貸して欲しいと言ってきました。
Tさん「てうてう1君、頼みがあるんじゃが・・」
私「なんでしょ?」
Tさん「あの~リフト貸して欲しいんよ・・」
私「エエですよ、Tさんなら」(ウチから車で6~7分の距離)
この一言がそもそも間違いでした。Tさんは知り合いを含め約2町半?位の稲作を請け負っているんです。
1反=約300坪です、1反が10個で1町と言う単位ですm(__)m
それを2町半・・しかも奥様は身体の具合が優れず農作業は無理なのです。
田植えから刈取り・籾摺りからお米になるまで作業されています。時々お手伝いの人を頼むんですが、まぁ大変(ーー;)
ヨソの田んぼを請け負っている関係上約束の日にち迄にはお米にして納品しなければなりません。
出来たお米を30キロの袋に詰めて軽トラに載せます。何十個も積みます。そこでリフトが必要なんですね。
「エエですよ」と軽く了解した私が軽率でした。
私「あぁ~腰が痛ぇよぉ!」
家内
「Tさんに言って返してもらえば?」
私「要る時は直ぐに返すから・・言う事やけど、Tさん歳じゃから・・」
家内
「あなた腰が痛いからリフト買ったんじゃないの?」
私「・・そうですけど・・でもなぁ~Tさん一人でヨソの沢山請けとるし・・」
因みにリフトの「政夫くん」は今日も未だ帰って来ません ヽ(´Д`
何とか私も刈取りを終え、近所の運送屋さんで俗に言う、「鉄砲」(高圧の水が出る洗車機)を借りました
コンバインの下回りに付いた土を洗います
一般にコンバインは洗ってはいけない機械(下回りは除く)とされて来ました。
理由は機械の特性上、袋状の部分が多く、水を掛けると中々水が抜けて行かないのでダメ!
そこから錆が出て悪影響を与えかねない。のが答えなのです。
農機具も安くないんですよね。ちょっとしたクルマが買える位はするんです。
ですから、大切に使いますm(__)m
キレイになりましたので、家路を急ぎます。
時速220キロ~♪(ウソです)何だか速そうに写ってます~(^^)v
その道中の田んぼの様子です。稲が倒れ掛かってます。早く刈り取らないと(ヨソの田んぼです)
倒れてしまうと厄介なのです。品質も落ちますし、稲穂もバラバラ落ちてしまいます(T_T)
ウチへ帰り、今度はエンジン周りとコンバインの要である漕ぎ胴などの心臓部のお掃除です。
漕ぎ胴の網をバラします。
それが終わればエンジン・エアクリーナ・ラジエータ等を掃除します。
コンプレッサ大活躍ですね。
コンバインが終われば今度は乾燥機ですm(__)m
コレ・・乾燥機の底に溜ったゴミ、稗の種なんですそれらも掻き出します。
そのままにして置くと機械が錆びて使えなくなりますから、キレイにします。
併せて籾摺り機(唐臼)もお掃除~
エアブローして穀物を取ります(ねずみが何処からか入り込むからです)
今年は台風接近の関係で、夕方の薄暮から暗くなるまでの刈取りがありました。
会社の仕事を終えてから稲刈りをするので、どうしてもそうなるのです(+_+)
あ!今年は無理だったけど、来年は頑張ろう!と夜戦用にLEDランプを増設しました。
刈取り部がよく見えます。
うーん今年付けておけば良かったと思うてうてう1でしたm(__)m
さて!私の育てたお米達も日本の何処かへ出荷されて行きます。
近年は お米離れが進みつつあると聞きます。
皆様どうか私達農家が丹精込めて育てたお米ですので、宜しくお願いしますm(__)m
今回は極めて大人しい内容でした。最後まで読んで頂きまして有難うございました。
Posted at 2017/11/03 21:24:42 | |
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