2015年08月26日
最初に乗ったのは、妹が買ったフォードフェスティバ。妹は買って数年もすると留学&現地就職してしまい、車だけ残ったのでよく乗ってたんですが、ものすごいチープな車でした。エンジンはガッサガサで、踏めども踏めども前に進まず。頭打ちしてしまうんですよね。初心者には優しい車でしたけど、初心者期間なんて一月もすれば無くなります。タイヤも細くてすぐ減っちゃうんです。フェスティバは現在のデミオになりますけど、比べるものではないです。言うなれば快適になったシトロエン2CVとかルノー4とかですね。高速ではフラッフラで、当時追い越し車線をバンバン走っていたトラックによく吸い寄せられました。
その次は後輩お父さんのカローラ。昔の車って、ハンドルが正円で回らないのがよくありましたよね。あのカローラもそうでした。MTでしたけど、共習車みたいにクラッチが遠くて、繋げてもなんだか延々滑ってるような感じ。トルクがないんですよね。踏んでもトルクがないです。絵に描いたような非力。美ヶ原で登らなくなりました。EFIなので、チョーク引っ張ることもできず。もどかしかったです。兄弟車に86がいるなんてことは全く信じられません。別物です。そういえばイニシャルDの拓海の友達、カローラのエンジンのトレノ買っちゃいますよね。同じエンジンですかね?合掌です。漫画ではターボつけるなんて言ってましたけどね。ブローすると思います。
シトロエンAX-GTI。1994年製でしたけど、車の設計は1986年。フランスのPSVグループの小型車のハンドルはとにかく劇重。しかもGTIは左ハンドル。Cピラーに隠れて後方は全く見えず、乗って帰るときに異様に後悔しました。185/60/R13のタイヤは明らかにオーバーサイズで、すえ切りなんかしたら脱臼します。この車で「すえ切りせずに悠然と手のひらで重ステを操る技」というのを覚えました。クラッチワークが大事です。なんだよクラッチワークってw。キーレスもパワーウインドウも付いてるのに、なぜパワステがないのか?もう謎ですよね。タイヤを175サイズにしたら、普通になりました。超エンスト何度も修理出しても全然治らない病で、最終的にはサーモスタットが故障していてコンピュータが誤動作していたようです。買ってすぐにプジョー306が出て、試乗したら素晴らしすぎて泣きました。でもこの車で「くるまってそういうもの」って学んだ気がします。エンジンは95馬力もあって、とっても元気が良かったです。最高。
後輩のプジョー205GTI 1.9 i.e.。運転させてもらいました。120HPの爆竹みたいなレスポンスのエンジン、劇重な重ステ、劇重なクラッチ、入らないシフト、突然止まるエンジン。よくスズキ自動車はこれを売ろうと思ったものです。とにかく大変な規格外な車で、お洒落な外観からは全く想像ができない「漢の車」でした。すごく速いんですよね。シトロエンはあっという間に置き去りになりました。でも後輩が言うには、70HPのアウトビアンキA112アバルトに抜かれたそうです。昔のフランスの車はクロースレシオ?なにそれ?っていうハイギアードなので峠には弱いのだそうです。
フィアット・パンダ。1991年のモデル。パンダの設計は1979年ですが、最初のフェイスリフトのモデルです。F.I.R.E.エンジンは「炎のごとく速い」わけではなく、「Full Industry Robot Engine」の略で、「ロボット生産ラインで作った品質の高いエンジンですよ」という意味です。問題が起きやすいと言われた1000i.e.の4駆。4駆といっても、シャフトを入れるレバーが付いていて、入れないとFF。4駆動では時速30km以上出せません。なので普段全く使いません。入れたら力いれて押さないと戻らなくなるので、冷や汗が出ます。これもエンスト病持ち。信号待ちで「ストン」と落ちてしまいます。交差点で徐行中に「ストン」っと言ったときは、さすがに焦りました。ハザードを出して、無理に外に出ずに見渡したのちに押して移動。パンダは軽いので、押すのは楽でしたw。「すみませーん、車がエンコしちゃって」なんて手塚治虫の漫画みたいな言葉をよく言ってました。プラグがかぶっちゃって、揮発するまでエンジンがかからないんですね。デスビですね。それ直してからは超快調。一生この車でもいいかもなぁって思いました。売りましたけどw。思えば、アバルトの再生ステアリングは売るとき外すべきでした。改良型のハンモック式のシートはなかなかさわやかな乗り心地でした。ちなみにドアオープナーはランボルギーニ・ミウラと同じ。サイドミラーはカウンタックによく付いているヴィタローニでした。大雨の時に、ワイパーが飛んで行ってしまい、ハコ乗りでビショビショになりながら帰宅したことがありました。
アルファロメオ155 V6。パワステだよー!パワーウインドウだよー!エアコンだよー!なにこれ神?みたいな。
155といえば、有名なのは2.0 4気筒16VのTwin Sparkですが、実は8VのTwin Sparkはアルファロメオ製、16Vはヘッドだけアルファロメオのライセンス生産。つまりエンジンはフィアットです。そこいくとV6は1970年代のアルファGTVのV6を「無理やり横置き」にした車です。エキマニが美しい。タペット音も機械らしい。しかし、当然舵角は少なく、フルに切り込むのにハンドルを3.3回転もするのに全然曲がりません。エンジンが重いんで、ギヤ比がねww。車としてのデキはTwin Sparkのほうがいいと思います。でもV6のあの音。昔のロータスとかブラバムとかのあの音がするんですよね。「マシンが叫ぶ」みたいな。パワーはそんなにないんですけどね。やる気が出ます。自転車のスポークにハガキを当てるあの感じ。一見スタイリッシュなセダンですけど。やっぱりよく見るとフィアット・テムプラ(しらんがな、そんな車)という、そう、あの往年の名車フィアット127の後継車なのです。つまり、ゴルフの原型。大衆車の大イノベーションと言われた、ダンテ・ジアコーザ式FF車です。アルファロメオの車ってシートの下にフレグランスが貼ってあって、たいていみんな同じ匂いがします。いい車でしたけどね、ハイオクリッター5キロで、満タン70リットルじゃあ運転しないですね。ちなみにDTCCとかで活躍していたV6エンジンは別物です。
なんていうかこう、運転を練習して上手くなるみたいな車生活ではなかったなぁと思います。今までで一番いい車は、当然、ダイハツ・コペンですね!!w
Posted at 2015/08/26 22:47:49 | |
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2015年08月14日
NANKANGのNS-2です。なかなか気に入ってます。まだ全然走ってないんですけど近所の業務スーパーに行くぐらいしか。乗り心地良くなりましたね。多分元々のタイヤはBSのオリジナルではないかと思います。すんごい減っていましたけど、ハンドルが超軽くて、あれはあれで悪くなかったなぁ。ナンカンの方がちょっとしっとりしています。まぁまだ20キロぐらいしか走ってないんですが。
ネットで買って中古タイヤ屋さんで取り付け。しめて27000円でした。安いは正義。
「窒素充填シマスカァ」って言われました。
私、全然変わらないと思うんですよね。窒素充填て。そもそもディーラーなんて窒素充填してるんですかね?新車は基本、空気でしょう。
窒素ボンベのレンタルって大した金額じゃないのにタイヤ1本400円とか高すぎますよね。ドリンクバーのコーラみたいにものすごい原価率が低いと思われるので、あれは入れれば入れるほど黒字でしょう。
いや、わかります。粒子が大きいのでタイヤから浸透しないって理論は。でも、今時のラジアルってぺしゃんこになったりしないし、充填は全て抜気した状態じゃないと意味ないだろうし。結局圧なんてたまにチェックするし、GSでは普通空気だし。
膨張率が・・・と言われましても。空気の78パーセントは窒素ですし、タイヤバーストは圧が低くなる、つまりスローパンクチャーしていることから起きるわけですから・・・。そう考えると、どちらかというとバルブの方が大事ですよね。バルブは一本250円です。
でもコストコでは、毎回窒素充填してくれるし、行きつけの車屋さんでタダで入れてもらっている人も多いようです。
そういうかたは、ふじふじさん、なんで窒素入れないの?っておっしゃってましたけど。え?だって一本400円だよ?入れないでしょ?タダだったらわたしも入れます。
Posted at 2015/08/16 10:04:20 | |
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2015年08月09日
やっぱ夏場、クーラー入れると、ちょっと鈍臭いですね。ターボが入るまで我慢って感じです。いわゆる「ターボラグ」ってやつですね。
車が軽いので、我慢できる範疇。ここを贅沢言い出すと永遠のカスタムへの道になってしまいます。
しかし、この時期にオープンでもクーラーががあれば、夜のまとわりつくような暑さの空気もほとんど感じることがなく快適だとわかりました。
Posted at 2015/08/09 08:45:24 | |
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