
これぞks流のマルビ(○貧乏)のDIYです。
音響専門家や、エンスーの方からは、鼻で笑らわれる内容でしょうが、
あくまでマルビのks流としてお読みください。
さてさて、だいぶ前のブログ
「ks流CX-5インプレッション(マツダ関係者に届いて欲しい!)」
に書きましたが、
CX-5は良いところはたくさんあれど、ヌケも多い!
そのヌケの一つが遮音・静音対策ですね。
遮音対策は ksとしても手を入れたいところでしたが、
上記ブログに書いてあるとおり、遮音不足は強く感じます。
全般にはAピラー裏まで遮音材が入っていてメーカーとしての頑張りを感じるが、抜けが多い。
特にタイヤハウス周辺、バルクヘッドと運転席の境界から外の音が入ります。
とは言え、昔のディーゼルからは夢の様に静かです。
ディーゼルでこれだけ静かなら、ガソリンはもっと静かだろうと期待してガス車を購入したが、
それまで乗っていた15年目のガソリンの三菱デリカよりも、新車のCX-5ガソリン車の方が大きくエンジン音が運転席に伝わっている。
ディーゼル車は文句なく静かなのになぜ!
ガソリン車はティーゼルと同じ遮音材レベルと聞いているが、本当だろうか??と思うくらい、エンジンノイズとロードノイズが入ってきます。
当ブログはks流防音の第4弾です。
これまでのマルビ(○貧乏)系の 遮音・静音対策としては群を抜く効果がありました。
当ブログでは
①エンジン遮音
②タイヤハウス遮音
をトライしましたが、①エンジン遮音の効果は
②タイヤハウス遮音の10倍ぐらいの効果を実感しました。
まずは タイヤハウスの遮音から (とは言え、実際の効果は薄かった)
【タイヤハウス遮音編】
ksのCX-5.1Mod.は タイヤがダンロップのオールテレーンタイプで結構ロードノイズがあります。
正直、うるさいです。。。
純正タイヤハウスの内張り(以下 インナーカバー)は ペラい樹脂製で、ここをks流マルビ(○貧乏)遮音を施します。
マルビ(○貧乏)のksが、高価な音響専用材や自動車用専用吸音材を使うわけがないですよね。
ksは安い「建築用部材」や アイデアで「なんとなく遮音できそ~な材料」を適当に使います。(良い子は真似しないように \(^o^)/
近くの「いじり屋のディズニーランド」の「ジョイフル本田 瑞穂店」で 徘徊すると、いろんなモノを見つけちゃいます。
半円型のインナーカバーの外側に遮音材を貼り付けたいのですが、
前回、天井デッドニングに使った建材用遮音材は 3D形状には追従しないし、
カーボンファイバーマットやウレタンマット系は 水を吸うので、インナーカバーには向かないなと思いながら徘徊すると、これだ!というのがありました。
それは。。。。。!
「ヨガマット!」です。 ↓↓

ウレタン系の発泡材で出ていて、よく読むと、防音・吸音もうたっています。
80cmx170cmで980円!
(よくよく考えると、ダイソーなら200円くらいかも(?)
本当は、フェンダートリムを外して、インナーカバーを取り外して、そのインナーカバー外側に接着剤ではりつけるのがよいとは思いますが、
ksのCX-5.1.Modは オーバーフェンダーを両面テープ+タッピングビスで取り付けているため、両面テープを剥がすのは面倒なので、
奥側半分だけフィッティングビスを外して
半分インナーカバーをめくって 隙間から「ヨガマット」を滑り込ませて接着します。

ヨガマットをざっくり切って、プラファスナーを留めるところは穴を空けておき、一度差し込んでからもう一度取り出して、3Mのスプレー接着剤を吹きかけてから 再度差し込んで、隙間から手で押し付けてインナーカバーに「ヨガマット」を接着します。
ksは3Mのスプレー接着剤はいろんな種類を持っていて、
貼り付ける面の粗さや重さを判断しながら使う接着剤を使い分けています。
ヨガマットの接着には「3M 111スプレー接着剤」を使いました。
今回、材料費で一番高いのが このスプレー接着剤ですね。一本1,980円。
ま、左右のインナーカバー内張り接着で1/4本ほど使いました。
また、タイヤを外した状態で、内部を覗き込むと、エンジンの下部が丸見えです。
タイヤノイズは エンジンルームにも入ることになるので、ここをふさがなきゃ!と思い、
例の「建材用遮音シート」をこれもインナーパネルのプラファスナーを使って
共締めで挟み込んで スカートを差し込み、ホイルアーチ内は完全クローズ化しました。
さてさて、
・インナーカバーの吸音材2重化
・タイヤハウスの完全クローズド化
を施して、まづは この段階で どのくらい効果があったか!?
期待しながら ドライブで効果確認へGo~~!!(#^.^#)
しかし、あれあれ、期待したほどじゃな~い!
がっくり _| ̄|○ 、、、、、_| ̄|○
でも、よーく聞くと、タイヤノイズは音ではなく、
タイヤノイズの振動→サスペンションへ伝わり→フロアからの振動として音が伝わっている感じです。
今回のいじりは1日しか当てられないので、
フロアの遮音は 今回のいじりの対象ではないのでした。
【エンジンルーム 遮音編】
さて、さて、気を取り直して エンジンルーム遮音です。
これもks流マルビ(〇貧乏)カスタムですが、
これは効きました!! 期待してくださいね。
このヒントは、整備手帳「格安!お手軽!ボンネット遮音・断熱」にあります。
純正パーツでエンジンとキャビンの境界の断熱と遮音をしているのは、
この手に持っているアルミ製の断熱板が2枚程度です。
写真では断熱板は大きく見えますが、カメラに近いので大きく見えますが、
実際はごく小さいモノです。
こんな小さな遮熱板では遮音はでききれないので、大きいシートを差し込みます。
そう! ks流遮音で使うのは 「1m 380円の アルミ箔付きプチプチ」です。
「いじり屋のディズニーランド ジョイフル本田 瑞穂店」で 1m 380円です。
このシートを約1m、純正の遮熱板の裏に挟み込みます。
下の写真が差し込んだ「プチプチ」ですが、上に置いてある純正の遮熱板(背面側の黒い樹脂遮音材が見えています)に比べて どれだけ大きい面積を差し込んだかわかるでしょう~!
↑↑
この大きいシートがそのまま差し込めるんです!
逆に言えば、どれだけ 遮音がされていないかということです。
もう一つ言えば、フレーム状態の工場組み立て開始時であれば、こういった広い面積の遮音が、メーカーならできるはずなんですがね~!
マツダさん、がんばってください!
↑↑
プチプチを差し込み終わった写真です。
プチプチは本当に「差し込むだけ」です。
もちろん プチプチのアルミ側をエンジンに向けて差し込みます。
また、プチプチの耐熱温度は、120℃でシュリンクしてしまうのは
ブログ
「Making of CX-5.1 Mod(その4 ks流ヘッドライト 殻割り編)」
で確認しています。
プチプチが排気管やキャタライザーなどの高温部品にタッチさえしなければ、隙間さえあればエンジンルームが120℃になることはありませんし、
前車(三菱デリカ)でも、CX-5のボンネット断熱で この「アルミ箔プチプチ」は使いましたが、
高温にさらされてシュリンクしないことは長期実証済みです。
ただし、かなり大きいシートですので、左タイヤは一度外して、タイヤハウスの隙間からシートがバッテリー裏を通るようにしてひっぱって、バルクヘッド全体を覆うようにすると、大きいシートが入り込めます。
あとは、プチプチシートの4角を「いいかげん」に穴をあけて、適当にフレームや配管にインシュロックで縛るだけです。
固定は超~いいかげんです。
いいかげん具合は実車を見てもらうと、
「あ、こんなレベルでいいんだ!」と思っていただけます。
「エンジンルームの遮音の効果」
す、すごすぎる! 380円でこの効果~! !(^^)!
・エンジン音が(排気音+メカニカル回転音)の複合音とすると、
排気音はほとんどシャットアウトしてます。
・赤信号が見えて、パドルシフトで「パパーン!」と2速減速します。
今までは、エンジンの回転が2速減速だと1000rpmぐらい跳ね上がって、
排気音も「パパーン!」と跳ね上がる音が聞こえて、
「パドルシフト いいね~!」と音に酔ってしまいます。
でも、
遮音後は この音が聞こえないんです。
2速落としても、「ギヤダウンしなくて、パーシャルにエンブレが効いているぐらい」しか、(排気音は聞こえず)モーター音しか聞こえません。
i-Stopしなくて、アイドリングが続いているときも、
「これ、エンジンかかっている??」
と思って、思わずタコメーター見てしまいます。
i-Stopがかかって、アイドリングがストップした時も、エンジン音のレベルが変わりません。
変わらないと思うぐらい、アイドリング時のエンジンの音が静かなんです。
ただし、i-Stopから発進するときは 一瞬1400rpmぐらいに上がりますので、
この時はエンジン音ははっきりわかります。
でも、それ以外は非常に静かです。
「380円 アルミ箔付き プチプチ君」
いい遮音をしますよ!
これ、マネしたい人は
「いじり屋のジョイフル本田 瑞穂店」の駐車場で
「プチプチ・オフ」しましょ~! !(^^)!
これ、マネしたい人は
「いじり屋のジョイフル本田 瑞穂店」の駐車場で
「プチプチ・オフ」しましょ~! !(^^)!
↓この車のメイキングYouTube動画
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Posted at
2017/01/12 05:56:41