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さて、昨日の「エルカセット」ですが
わずか４年で絶滅してしまいます。。。

その原因は、コンパクトカセットテープの
高性能化でした。。。

元々、会話録音用として登場したので
音楽用メディアとしては難点がありました。。。
特に高音域の再現。。。
それを解決するために生まれたのが
「メタルポジション」テープです。。。

詳しいことは、全く理解できませんが、
磁性体に非酸化金属を使用したことでメタルと
呼ばれたようです。。。

1978年に3Mからスコッチブランドで誕生、
翌79年にはTDK、日立マクセル、富士フィルム、
日本コロムビアから製品として発売されました。。。

フッフッ、「エルカセット」の開発3社（ソニー、
松下、ティアック）は入っていませんね。。。
録音再生性能が劇的にアップした、コンパクトテープ
により、市場でのポジションが無くなります。。。

そんなカセットテープですが、様々なブランドから
から色々な種類のテープが発売されます。。。
当時のカセットテープ売り場はカラフルでしたねぇ。。。

そんな中でも、オヤジ的に光り輝いていたのが、
「TEAC STUDIO」透明なカセットハーフの中に
メタル製のオープンリールが仕込まれています。。。
このハッタリ強い感じが ス・テ・キ。。。
当時のメタルポジションテープの中でも最上位の
製品でしたね。。。値段も高かったし。。。

でもコレ、カセットデッキに入れても、窓部分から
一部が見えるだけでしたので、一番の売りのはずの
リールの回転が見えないのがザンネンでしたね。。。

カセットはTDK派だったのですが、
売り場で見つけて速攻買ってしまいましたね。。。
ありがたすぎて、何も録音できないまま
行方不明になったのは ヒ・ミ・ツです。。。😎