はい、画像は拾ってきたものですがね‥‥
というわけで 本日、昼休みにしれっと試乗してまいりました。
以前に、職場の車庫スペースで転がしたことはあるのですが、
公道で走らせたのは初めて。社内的には 各拠点を転々としているようです‥‥
「スイフト レンジエクステンダー」で検索すると、かなりの関連記事がヒットいたします。
詳しい内容は、それらで見ていただいたほうがいいと思われますが(i∀i*)
僕は僕なりに、いちZCスイフト乗りとしての気持ちを綴っていこうかと思います。
●外観‥‥
どっからどう見ても、2代目スイフトそのものです。
違いドコロはと言うと、リアバンパーに充電用ソケット差込口があり、
妙に自己主張するデカールがボディー一面にペタペタ貼られていることくらい‥‥(´・ω・`)
何でも、生産台数は全国で100台弱。約一年間、各都道府県にて使用された上で
そのデータが量産型にフィードバックされるとかされないとか‥‥
●内装‥‥
添付写真のとおり、メーター周りの意匠が専用のものに。
ダッシュボード中央にあるインフォメーションディスプレイは、時計のみの表示です。
あと、シート生地も専用のものとなり 何となく未来的な演出がなされています。。
いろいろ調べてみると、取説的なものを見つけました。
それによると、グローブボックス内にデータロガー的なものが装着されており
試用期間終了後にメーカーにてデータの吸い上げが行われるようです。
●乗り具合‥‥
エンジンをスタートさせる‥‥のではなく、とりあえずキーをひねります。
すると、メーター内各インジケーターが点灯。「READY」の文字を確認し
アクセルを踏み込むと、遠慮がちにモーターが作動し、前進します。
いわゆるトランスミッション は存在せず、前進/後退はモーターの回転がそのまま伝わるようです。
なので 当然と言えば当然なのですが、アクセルを開けてからのクルマの動きは
ATともMTともCVTとも違う独特のものです。
アクセルを踏むと、リニアなフィーリングでトラクションが立ち上がり
ベース車より約200キロ増しの車体を軽~~く前進させます。
狭い場所での取り回しはちょっと気を遣いました。。。
ブレーキについても、いわゆるマスターシリンダーは存在していないようで、
職場内での取り回し時に、ブレーキペダルを踏むと「シュー‥‥」という感じの音が確認できました。
鉄道でいう空気ブレーキ的なものが装備されているものと思われます。
よく、電気自動車は走行音が静かだ、という話を耳にしますが
窓を開けて運転していると、モーターが回る音は確認できます。
このクルマは、バッテリーの電気残量に応じてエンジンが発電を開始しますが、
発電しながら走行中の場合は、ある程度アクセルの踏み込みやスピードに応じて、
スロットル開度を変化させる等、「普通のクルマ」の雰囲気は残してあるようです。
さて、いよいよ道路上での試乗へ。
同僚の方と2人で乗り込み、走り出すと 加速がものすごく軽快です★
いったん走り出してしまうと、もんの凄いトルクを伴って加速します。
気持ちよさ的には、スイフトスポーツの比ではありません。。
ただ、絶対的な重量のせいか 身のこなしはあまり軽快ではありません‥‥(´・ω・`)
ベース車でタコメーターが表示されている部分は、モーターの出力レベルとなっていて、
基本的には「チャージ」の位置なのですが、アクセル踏み込み量に応じて
「エコ」から「パワー」へと振り切れるようになっています。
また、ベース車で水温計のある部分は、バッテリーの残量表示となっています。
ただ、メーカー公表値だと、バッテリー満充電でEV走行出来る距離が15kmだそうなのですが、
アクセルを踏み込み やや飛ばし気味に走ると、
5kmも走らないうちに バッテリー残量が半分を割りました。。
まぁ 車名からして、バッテリーでの走行距離がそれほど伸びないのはなんとなく想像出来ますが
(※レンジエクステンダーとは、航続距離延長装置という意味らしい)))
この思い切った割り切り具合はちょっと微妙だと思います(i∀i*)
ちなみに メーカー公表値によると、モーター+エンジンでの総走行距離は約1100kmとのこと‥‥
実際、この数値にどれだけ迫れるのか‥‥非常に気になります。
短い間の試乗だったので、エンジンを始動するまでには至りませんでしたが
カタチの同じスイフトに乗っている身としては、違和感がありありで困惑してしまいました‥‥
既によそのメーカーさんからは、EVの市販車がデビューしておりますが、
近い将来 わがスズキからも、これの市販車が発売されるでしょうから
不安半分、期待半分で 気長に待ちたいと思います(;´Д`A ```