いつも気になっていたこと、玄関にある新聞受けがボロボロなこと、親父が生前作ったものだ。材料はあるし道具もある、あとは作るだけ。

確かにボロだ。自分の好きなことは一日中やっているが他のことはなかなか始めない。

先ずは手持ちのステン板0.8mmを切り出し、曲げ加工する。我家のお手製ベンダーで寸法通り曲げるのは難しい。幅が広いと均一に曲がらなくて左右で角度が違ったり真ん中が曲げが甘くなったりする。そしてL字に一度だけ曲げるのならともかく階段状やコの字状に複数回曲げるとなると大変、板厚を考えてもなかなか思った寸法にならない。

何とか加工したらスポット溶接で組立、動かないように仮止めが大事。

これ改造したバイスグリップもどき、素材はホームセンターのチープな物、これなら切った張ったりしても惜しくない。市販の物はフトコロが深いのがない、本家本元にはもちろんあるが高くて買えない。

これも改造した物、ボール盤に取り付けて材料を固定する、手で締められるようにアイナットを使っている。

スポット溶接で組み立てたら磨きます、再利用のステン板なので傷汚れがあるからです。ポリッシャーに研磨パッドを付けて磨く。鏡面仕上げでなくヘアーラインに仕上げる。

中側、ゴミがたまらないように穴を開けてある。

カッティングシートをステカで加工。マスキングテープは基準線です。

取付はブラインドリベットで固定、完成。

取り外した親父が作った物の横に平成13年と書いてある、裏には一月十日とある。昔の人は何か買うと日付を描いたもんだ。気が付くと俺も書くようになってきた、年を取った証拠か!
さてこの続きはいつかな。
Posted at 2017/01/28 10:36:16 | |
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