MP4改のブログ一覧

四か月ぶりにセカイモンで落札した物が昨日届きました。

ミッションマウント、タイロッドエンド、ユニバーサルジョイントです。これでミッション交換もできる。

これは何でしょうか？我家のモーリス君は左ハンドルなんです、そしてクラッチは珍しいロッド式です、だからクラッチフォークは左側に出ています。手も入れたミッションはMGミジェットのものです。ミジェットは油圧クラッチなので右でも左ハンドルでも右側から出ています。そんな訳でまずミッションのフロントカバーを入れ替えるために取り外しをしますがパッキンニスでも塗ってあるのか、スラハンを使てもビクともしない。無理をして破損しないよう作業変更。
こんどはターンバックルを使い徐々に力を加えるようにした。スラハンだとどうしても瞬間に力が加わるからだ。

こんなふうに使います。クラッチフォーク取付ボルトにターンバックルを引っかけ締めあげます。数回回したところで手ごたえがあり隙間が開いてきた。

実はクラッチフォーク取付ボルトがなかったのでネジ保護のために手持ちの銅パイプを使いました、ただそのままでは曲がってしまうので5ｍｍの丸鋼を圧入してあります。

このパッキンを剥がすのが大変だ。

フロントカバー側はビニール袋にラッカーシンナーを入れて浅漬けにする。５分くらい入れて置けば簡単にはがせる。

古いパッキンを剥がしていると何だか顔が、それも歌舞伎役者の様だ！何で？他を見るとどうも以前OHしたときカレンダーでも使って作った物のようだ。

これからは新しくパッキン作りを始める。キレイになったフロントカバーに光明丹を塗って型取りする。

型取りしたらスキャナーで取り込みJWcadでトレースしてDXFデーターを作る。

作ったDXFデーターを元に中華レーザーでカットする、まずは不要な紙で試し切り、一部修正して今度は本番。

スリーボンドのパッキン紙を使いハイ完成。今回はDIATONE君にアドバイスを貰い今までで一番複雑な形状でしたがうまく出来ました。ありがとさん。
さてこの続きないつかな。

昨日はまゆげ君と友達がミゼット君でやって来ました。

この暑いのにわざわざミゼットで来た理由は、荷台をたたっ切るんです、ちょっと物騒ですが
まゆげ君のミゼットも荷台が腐っていたらしく鉄板が重ねて溶接してあるんです。これからエンジン・足回りをOHする予定なんですが鉄板が張ってあると荷台が下ろせないんです。
溶接個所を今回はディスクグラインダーで削ればいいだけ、まして自分のクルマでないのでちょっと削りすぎて穴が開こうがノープロブレム。気が楽だ！

さっそくガリガリジージーと削る削る、そして隙間にバールを差し込みガンガンドンドン叩いて広げる、まゆげ君ミゼット君が何だか悲鳴を上げているようだが気にせずタガネハンマーを振りかざす、このような作業は思いっきりが大事。

あれ～地球が見えるほどの大穴が開いていると期待していたがちょっとと言うかかなりガッカリ（笑）
錆びこそ全体にあるがミゼットの荷台としては程度上かな。
固定ボルトも潤滑剤を吹いたら６本緩んだのには驚き。

帰路につくミゼット君、元気になったらまた遊びにきてね。二十歳ちょっとの青年二人がミゼットに乗っている姿はある意味驚異、でも高崎前橋あたりでは結構遭遇すると思う。我家のミゼット君と二台で走る日は来るのだろうか？最近はサボりすぎ（反省）
さてこの続きはいつかな。

今年の夏の天気はどうなっているんですか？まるで梅雨のよう。でも作業はしやすいのでいつもと何ら変わらずガレージに籠って良からぬ妄想創造をしています。

さっそくガレージに転がっていたアルミ丸棒を旋盤加工

作ったのはこんな物

クラッチセンター出しツールです、こんな物鉄棒にガムテを巻いてもいいんだが何でも道具作りから入る俺、楽しんでいるんです。純正と同じようにアイボルトを取り付けた、こんなものなくても全然問題ないがちょうど手持ちがあったので楽しんでいます。

さて今度はジャンクBOXからこんなものを見つけた。

プレスで曲げ直して完成したのがこんな物。以前にも作ったな。

安物ガレージジャッキに合体、はいミッションジャッキの完成。以前ミゼット君用に作ったがさすがに大きさ形が違うし重心位置も違うので新たに作った。

実際の載せてみる、安定はいい、でも使うときにはジャッキの下側にスタビライザーバー？（鉄の丸棒）を通して横倒しにならないようにします。こうしないと載っているミッションに比べジャッキの幅が狭く不安定だからです。
さてこの続きはいつかな。

昨晩から雨、朝には小雨になりやがてやんだ。暑いと何もする気がないがこの位の気温だとガゼン創作意欲がわいてくる。

以前から考えていた物だがやっと作ることになった、材料はこれまた手持ちの塩ビ板５mmと塩ビ管のVU65これは無かったので購入した。塩ビ板に７５Φの穴を開けるのだが今回は油圧パンチャーを使った、これは鉄板に穴を抜くもんだがちょうど同じサイズがあったのと塩ビ板なら割れにくいので今回はこいつを使った。

穴開けが終わったら今度は直角曲げ、プラスチック板曲げ加工用のヒーターで曲げ個所を熱しすぐにアングルとバイスグリップもどきで固定する。こうすれば当たり前だが直角になる。

5ｍｍ厚でもこんな感じに曲がります。

部材加工が終わったら組立、今回は塩ビ溶接をしました。数年ぶりなのできれいに出来ない。実は下手なんです（笑）

これが溶接機、細いノズルから熱風がでて溶接棒を溶かして溶接する。塩ビ以外にも長尺床材の溶接にも使われる。

ほぼ完成、グリスガンホルダーです。グリスの種類別に三本させるようになっています。これで取り付けようと思たらまた欲が出てさらに空間利用しようと思っています。と言う訳で取付は延期。
さてこの続きはいつかな。

長寿台風の影響で雨や蒸し暑い日が続いていますがこんな中ガレージに籠って金属加工しました。

我家のモーリス君はオイルフィルターケース内のエレメントを交換するタイプ、このパーツリストのように今風なカートリッジを使えるような部品も出ているがちょっと高い。自作するにも形状からして削りだしは難しい。

英国車でおなじみのMOSSのカタログを見ていたらこんなアダプターがあった、この形状なら旋盤加工で出来るんじゃないか。これだとエレメントは横向きになる。純正タイプは上向きになる。

ちょうど手持ちのアルミ丸棒があったのでこれを使う。エレメントの取り付けネジは本来は3/4-16UNFだが今回はM20X1.5を選択。日本車でもほとんどこの二種類だ、ちなみにマツダ・三菱・日産はM20が多いいようだ。今回は手持ちタップの関係で選んだ理由。

アダプターの加工が半分出来たところでこんなものを作り出しました。

タップアダプターです。加工が半分終わったアダプターにエレメント取付ネジを立てるわけですが出来るだけ直角に開けないとオイル漏れの原因になるからです。普通なら旋盤の芯押し台のチャックにタップを加えればいいんですがM20のタップはシャンク径が何と15ｍｍ、とてもくわえられません。
そんな訳で丸鋼材からこんなのを作りました。廻り止めは6ｍｍボルト二本です。

これでかなり精度は上がる。

M20X1.5のタップ立完成。

M20X1.5という六角ボルトはさすがのネジ専門店でも取り寄せだった。このボルトに14.5ｍｍの貫通穴を開ける。

こんな感じになります。ネジロックを付けて締め付け後に六角部分を切り落とす予定です。
この後エンジンブロック固定ボルト用の穴あけ、オイルポンプ配管取付ネジ加工があるんですが取り外さないと正確な寸法やネジサイズ・ピッチが分からないので作業は保留。
さてこの続きはいつかな。