最近は寒くなり今日も12月上旬の気温のようだ。我家のモーリス君もエンジン始動時にチョークを引かないとかかりが悪くなってきた。
ところが最近手ごたえが悪い、昨日はとうとう戻らなくなってしまった。
先ずは取り外し、運転席側のダッシュボードの扉を外し中の箱を動かすとチョークワイヤーが見えてくる。裏側のナットを緩めれば外れるのだがこれが大変。ナットは18.3mm、どうも旧英国インチの3/8のようだ。上側で狭いところで20CMもあるスパナが振り回せない、鏡を見ながらやっと取り外し終了。
外見は被覆がかなりなくなっている。
チョークレバー本体に差し込んであるアウターワイヤーを力づくで抜き取る。
後はワイヤーを買ってくるだけ、なおワイヤーは自転車のブレーキワイヤーを使う予定。
今朝店がまだ開いていないのでそれまでの間でまたSSTを作る。ナットの径は大きいが締め付け力はわずかなので狭いところでも振れるようにハンドルを短くして15mmほどオフセットする。
10時になり近所のHCが開いたのでブレーキワイヤーを買ってきました、長さもちょうどいい。このワイヤーはアウターにライナーが入っているオイルレスケーブルと言う物、動きも滑らか。
チョークレバー本体にアウターワイヤーを差し込む、熱しておいて差し込むだけ。
チョークレバー本体に今度はインナーワイヤーを差し込み半田付けする。インナーワイヤーは充分に脱脂しておけばしっかり半田付けできます。
このチョークレバーはカチカチと段階的に止まるようになっている、その為レバー本体にV型の切り欠きがある、そしてピンセットの先にある半円状の板がピンセットの左にある溝に入ることで段階的に止められる。なお半円の板はピンセットの下側にあるはがねの円筒状のものでカバーします。この部品は非常に小さく分解したときに床に落ちて探すのに苦労しました、もし作業する時は気を付けてください。
後は取付だけ、今度はSSTもあるので簡単。
これで寒い朝の始動も安心、次はどこが壊れるのかな(笑)
さてこの続きはいつかな。
Posted at 2017/10/25 13:12:02 | |
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