さて今回はミゼットのアキレス腱とも言われるフレキシブルジョイントを作りましたので紹介します。俺のもいつ切れるか分らないズタボロ状態、情報収集するとコンベアベルトや昔の町工場や農家で使われていた平ベルトの幅広い物や他車のユニバーサルジョイントを使うなどあったがちょうどコンベアベルトが手に入ったのでこれで作ることにしました。
これが手に入れたコンベアベルト、厚さが10mm5プライ、純正の13mmに比べ少し薄いが50年以上前のものに比べれば耐久性や材質ははるかに優れているだろう。(本当は使ってみないと分らないが)
まずはワッシャー作り開始、付いていたワッシャーはサビサビ状態、錆び落としするなら作ったほうが速いと思い早速作りました、またまた道具を。このワッシャー少し特殊で真中のボルトが通るところがつばになっている、さすがにこんなの売っていない、ガレージに転がっていた鉄の丸棒で簡易プレス型を作りました。下のステンワッシャー25mmを使う。おお、案外上手くいった。
こんなに作りました。切り抜いたジョイントにのせるとこんな感じになる、いいねー。
コンベアベルトは10mmもあるしカッターでも切るのはやっと、結局コンターで切ることに、しかしゴムは罫書き線どおりに切りにくいので鉄板を丸く切りこれをガイドにして切る事にした。
真中はホールソーで44φに開け今度は廻りに12.5mmで6個あけるのが大変、位置がづれると当たり前だがボルトが通らない。そんな訳で大袈裟なようだがフライスと回転テーブルを使い加工。
ゴムは金属と違い柔らかく粘りがあるのでエンドミルやドリルでは穴があいても本来の寸法に開かないので今回は木工用のサグリカッター?を使った、切刃があるのできれいに開いた。
切り抜き終わった物、上の純正に比べ今回作ったものは直径で10mm大きくしてある、少しでも強度を稼ぐ為。
最終的に四枚製作、なお今回は取り付けボルトは純正のW3/8ではなくM10の細ネジを使います。と言うのはミッションやプロペラシャフト側の穴が結構広くW3/8だとガタが多いからだ。今後はM10のナットを溝付きに加工すること、割りピンが入る溝付きナットは少なく特に細ネジは俺の知ってる限りなかったので後日作る予定。
さてこの続きはまたあしたかな。
Posted at 2016/01/25 10:59:40 | |
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