5/27の太田のイベントはいい天気で最高でした。何が最高か?スーパーカーかそれともサンバのお姉さんか?どちらも目の保養になりました、まばたきせず見ていたので写真はありません(笑)
しばらくイベントもないのでFダンパーのオイル漏れ修理を始めました。
これがそのダンパー、英国車などではおなじみのアームストロングのカンチレバーダンパー。独特の構造だがオイル漏れが多いので普通のダンパーに変えることが多い。
まずは作業前にデーター収集。マニュアルなどにはOH情報はないので探すとモーリスマイナーオーナーズクラブサイトで詳しいOHが載っているのを発見、見ていると(読めない)何だか出来そうか気がしてきた。
まずは本体取り外し、これが案外大変。四本の3/8のキャップスクリューで止まっているのだがどういうわけか一番取り外しにくいところが六角ボルト。何で?この一本が錆びているようで渋い!きつい!堅い!の三拍子。ここは袋状なので裏から潤滑剤などを掛けることも出来ない。やっとはずれ今度はこのナットの割りピンの取り外しが大変。引っ張れば切れるし、叩けば曲がる。もう一回り細い割りピンでもいいんじゃない。
割りピンが抜けたのでナットを緩めるとこれまた途中から例の三拍子。60cmのソケットハンドルでも回らない、おかしい、何か原因があるはず、よく見るとボルトの先端が若干つぶれている、誰だこんなところを叩いたのは(怒)
おかげで今日は筋肉痛です。
あとは分解するだけ、裏側のカシメてあるキャップをこじって外しシャフトを油圧プレスで押し出す。
これがオーナーズクラブの資料の一部、これを元にオールシールを手配しておいた。ただ外径39mmというのは日本の規格では無い様なので40mmを使うことにした。そのためにはダンパー本体をフライスで1mm拡大する必要がある。
まず各部の状態確認と寸法確認すると何とオイルシール取り付けの寸法が38mm!何度計っても8mm!38mmであれば規格品である。なんてこった。でも本体の加工をしなくてすむ。慌てて再発注しました。
ダンパーのシャフトを抜く際に本体裏側のカシメてあるキャップをこじって取ったので手持ち鉄板で作ります。外径26mmなのでホールソー30mmを使うとちょうどいい、でもセンターのドリルは取り外す、穴が開いちゃうからね。
上の左がそのキャップになる、右は間に入るパッキン、これも作らなければならない。
下二つが作ったキャップ。後はオイルシール待ち。
さてこの続きはいつかな。
Posted at 2018/05/29 10:33:25 | |
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