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2023年05月30日 イイね!

釧路川の源流と川湯温泉駅 2023.04.28

釧路川の源流と川湯温泉駅 2023.04.28 釧路川の源流に架かる眺湖橋。



美幌峠からのつづき、屈斜路湖の湖畔にやって来ました。



砂湯へと続くこの道は何度も通っているけど、ここへ入るのは初めて。



入るとき私有地の文字を見て入ってはダメかと思ったが、ご厚意により使えるとのこと。



釧路川の源流ということで一度見てみようと思った。



架かる橋は眺湖橋。



ここを起点として釧路川の流れが始まる。



支笏湖の山線鉄橋から千歳川の流れが始まる場所は多くの人が訪れるが、
対照的にここは静かな場所。



釧路川で思い浮かぶのが細岡展望台から見る蛇行する釧路川の風景。
これがその釧路川の源流かと思うとしばらく見ていたくなる。



この場所、北海道へ車で来るようになった最初のころに訪れていたら、
それほど感想は無かったかもしれない。



屈斜路湖や釧路川を何度も見ていると、過去の思い出もよみがえってくる。



ところでうちの奥さんはこの木と屈斜路湖のちょうどこの風景が気に入ったそうだ。
木の枝の感じが良いということだが、そのあたりは感性の差ということでよく分からなかった。



釧路川の源流のところは想像以上に良かったのでまた行きたいと思う。
その時もこの場所が駐車場として使えますように。



次は藻琴山展望駐車公園。



ここは美幌峠とはまた違った角度からの屈斜路湖を見ることが出来る。
しかし、雲が広がってしまったな~。



それでもこの先も行ってみる。



2018年の夏以来のハイランド小清水725へ。



ただ前回来たとき、この場所は真っ白で遠くは見えず。
ということで、ここから景色を見るのは今回が初めてとなる。



レストハウスは閉まっていて、案内を見ると営業は5月になってからだった。



こうして見えている屈斜路湖も、真っ白の時は何にも見えなかった。



展望台へ行ってみる。



前回の時の写真を見ると、あと100m地点で写真を撮って引き返していた。



雪が残っていたので滑らないように慎重に進む。



さあこの先だ。



初めてこの屈斜路湖展望台に立つ。



雲は多いけど、ここなかなかスゴイぞと思った。
展望台とはいっても柵はないのであまりギリギリまで行かないようにする。



雄阿寒岳はこんな感じで見えるんだ。



案内図にあるように。



左にちょこんと出ているのが摩周岳、右の色が変わっているのが硫黄山。



ここはまたもっと青空が広がった時に来てみたい。



振り返った先の雲の色が何とも。



雨でも降るんじゃないかと思うくらいの暗い雲。



この後、東藻琴を抜けて網走の方へ行こうかと思ったが、
その網走があるオホーツク海方面の空模様がこれだと行くのをためらってしまう。



今日はオホーツク海側へ行くことはやめて、また戻ることにした。



とは言ったものの、今日の終着点はまだ定まらず、
運転しながら次はどこへ行こうかと考えていて、良いことを思いついた。
ちょうど正午に近かったので、川湯温泉駅で昼食を食べようと思った。



駅に到着するとレールから音がする。
ひょっとして列車が来るのかとホームへ出る。



向かいのホームに人がいる。



一両の列車がやって来て、まさに駅に到着してすぐの出来事。



この駅から4人乗車して、降りた人はいなかったと思う。



列車を見送ったところで、この川湯温泉駅は初めて来たのでいろいろ写真を撮っておきたい。



駅舎内にあるレストラン「オーチャードグラス」、もう少し写真を撮ったら入ります。



さっき見た列車は12時ちょうどの釧路行きの快速しれとこ摩周号だった。
そうか、釧路本線だから北浜駅と同じ感じで本数はこれだけしかないんだ。



振り返って駅前通りと硫黄山。



川湯温泉駅が青春18きっぷのポスターになったことは知っていて、
ホームをバックにベンチのある光景が記憶にあったけど、こんな感じだったか?



レストランに入ります。



オーチャードグラスと言えばビーフシチュー、初めて来たのでこのビーフシチューを食べるつもりだった。



しかし、このテーブルにあったオムライスの写真を見たらオムライスが食べたくなった。



店内の様子、注文して待っている間にいろいろ見ていた。



写真中央上に弟子屈グランドホテルの文字があって、かつてそういうホテルがあったのかと思ったが、
検索すると旧川湯グランドホテルが出てきて、それに当たるのか?
比較的最近のニュースでその旧川湯グランドホテルの解体が決まって、
その後、星野リゾートのホテルが建設され2026年開業予定ということを知った。



青春18きっぷのポスター、そうこれだ!
この手前にベンチというかイスがあってその先にホームがある感じ。
食事が終わったらもう一度見てみよう。



そしてオムライス、美味しかったよ!



外に出て分かった、ポスターの写真はここから撮ったんだ。
あのホームが終わる感じがポスターと同じ。
川湯温泉駅がポスターになったのは1999年、変わってしまったんだと思った。



オーチャードグラスでオムライスを食べたのは満足だったけど、
時間が経過してあのビーフシチューを食べなかったことは何か忘れ物をしてきた感じ。
なかなか機会が難しいかもしれないが、次はビーフシチューを食べてみる。
Posted at 2023/05/30 20:52:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 北海道2023 | 旅行/地域
2023年05月28日 イイね!

阿寒湖と屈斜路湖 2023.04.28

阿寒湖と屈斜路湖 2023.04.28美幌峠からの雄大な屈斜路湖の風景。



新日本海フェリーで苫小牧東港に到着後、十勝平原SAまで移動したつづき、
朝5時前、道の駅あしょろ銀河ホール21に立ち寄る。



敦賀港で乗船から通算で3日目となるが、北海道滞在はこの日が実質1日目。
まずは阿寒湖を通りながら屈斜路湖方面へ行くことにした。



通り道なのでオンネトーにも行く。



ちょっと前まで日差しがあって期待に胸を膨らませていたのに暗くなってしまった。



太陽の光が無くても、グリーンの色合いがキレイだった。



展望デッキに行くと急に明るくなった。



時刻は6時前、太陽が雲に隠れてしまっていたのかと思っていたが雌阿寒岳から日の出。



阿寒富士が湖面に映ってキレイ。
昨年の同じ時期に少し離れた場所から阿寒富士と雌阿寒岳を見ているが、今年は雪が少ないね。



オンネトーに来たのは今回で3度目になる。
前回は2017年8月で雨が降っていたか止んでいたか、雲が多くて目の前の山はほとんど見えず。



こんなオンネトーの写真もあって2003年9月1日の9時半ごろということでちょうど20年前。
午前中、この方向は逆光になってしまうが晴れて良い天気。
展望デッキは比較的最近新しくなったようで、変わってしまったのは仕方ないが、
この以前のオンネトーの看板が好きだった。



その20年前や前回の6年前は雌阿寒岳や阿寒富士の山の名前をよく分かっていなかったと思う。
北海道へ行く回数を重ねるにつれて、この目で何度か見ているうちに分かるようになってきた。



戻ります。



白樺並木の風景を見ると北海道だなあ思う。



日差しが出てきたのですごくキレイなグリーンになっているかと思ったがそんなに変わらず。



オンネトーは午後の方がキレイに見えるのかな。



次は阿寒湖へ。



阿寒湖へ行く機会があったら1ヶ所寄ってみたい場所があった。
突き当りを左折。



特に案内表示は無かったが、ここかなという未舗装路を入っていく。



阿寒湖というと車を停めて歩いて湖畔に行くというイメージだったが、
少し前に湖畔近くまで車で行けるということを知ったので行ってみようと思っていた。



進入禁止になっていないことを確認しながら進むと湖畔のこの場所に到着。



オンネトーに立ち寄った20年前というのが阿寒湖畔に宿泊していて、
阿寒湖はその時のちょっとした思い出の場所。



写真中央のホテルがその時宿泊した「阿寒の森鶴雅リゾート 花ゆう香」。
当時はホテルで朝食を食べてそれから9時くらいとかに出発して、次のホテルには夕方前に着く感じで、
それが一般的な旅だと思うが、今では全く変わってしまった。



阿寒湖をバックに雄阿寒岳。



完全に逆光なので雄阿寒岳はシルエット。



良いところだけど、可能な限り午後に来た方が良いことが分かった。



そして阿寒湖に来たらさらにもう一つ、近くのスキー場の展望台へ行ってみようと思ったが、
阿寒湖と雌阿寒岳は同じ様に逆光になってしまうので行くのは止めることに。
途中まで車で行ってあとはスキー場の斜面を歩いて登るということだが、
実際にこの4月下旬の時期にそこまで入ることが出来たのかは不明。



双湖台へ。



駐車場からは何も見えない。
道路右側に防雪柵があるのでそれで見えないのかと思った。



後方には雄阿寒岳。
この時、閉まっている建物横に道があるがあれを登っていくのかなと思った。
しかし、雪がたまっているので向こうまでは行かなかった。
この双湖台は通過しただけで寄ったことは無かったよなと思ったが。



20年前の時、双湖台の展望台に行っていた。
この写真を撮った時のことを全く覚えていない。
やはりあの雪の上を歩いて行けばこの場所にたどり着けたようだ。



そして双岳台。



雄阿寒岳をバックに。



雄阿寒岳の左には雌阿寒岳、さらには阿寒富士。
昨年のように雪がたっぷり残っていたら、さらにキレイだっただろうな。



阿寒町から弟子屈町へと向かう。



7時半ごろ道の駅摩周温泉。



歩いて水郷公園の方へ行く。



2018年の夏に来たときは雨の中、傘をさして行った。



ここを釧路川が流れる。



木製のなんだろう橋。



屈斜路湖から流れる釧路川、これが釧路湿原を流れる。



この先が水郷公園、前回はここで引き返して今回もまあいいかと引き返した。



この白樺並木、好きだ。



天気も良いので美幌峠へ向かう。



あと少しで美幌峠というところ。



屈斜路湖と和琴半島が見える。



毎回この場所に寄るようになった。



道の駅手前のところ。



いつ来てもこの場所って良いよなと思う。



坂を上がった先が道の駅で展望台も左側に見えている。



8時40分、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠に到着。



道の駅は20分後の9時オープン。



先に展望台へ。



途中の場所から、この時、アッと思った。
斜里岳が見えないな~。



美幌峠の標柱を通過。



もう何回この階段を登ったかな。
ただ、ゆっくり記憶をたどればギリギリ思い出せます。



展望台に到着、写真では伝わらないがすごく風が強い。



斜里岳が見えないのは惜しかった、途中の晴れ具合から今日は見えるかなと思った。
昨年の夏はキレイに斜里岳を見ている。
そして昨年の春、到着した時は見えていたが展望台に着くころには雲に覆われて見えず。
この時期の雪化粧の斜里岳はキレイなのでけっこう期待していた。



それでも美幌峠というのは簡単に言ってしまうと北海道を代表する雄大な景色の一つ。



この場所に立つと北海道に来たんだというのを身に染みて実感できる。



美幌峠から見る冠雪の斜里岳の景色はまた来年以降のお楽しみということで。



9時を過ぎたので道の駅へ、レストランは11時から。



昨年はここでカレーを食べた。
その後メニューが一部変更になったことを知っていて、美幌炙り豚丼を食べてみようと思っていたが、
さすがに9時オープンと同時にレストランは営業していないだろうと予想はついていた。



けっこうお腹が空いていて、あげいもを食べようと思っていたが10時からで残念。



美幌峠からどっちへ行こうか悩んだ。
弟子屈から上がってきたからそのまま美幌へ抜けるのが順当かもしれない。



悩んだ末、弟子屈の方へ少し戻ることにした。
Posted at 2023/05/28 20:16:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | 北海道2023 | 旅行/地域
2023年05月26日 イイね!

新日本海フェリー「はまゆう」でいよいよ北海道へ上陸 2023.04.27

新日本海フェリー「はまゆう」でいよいよ北海道へ上陸 2023.04.27新日本海フェリー「はまゆう」から夕日を見つめる。



津軽海峡に入って龍飛崎を見たつづき、17時ごろ再び外部デッキへ。



前方に恵山が見えてきた。



後方を見ると函館山を通過していた。
龍飛崎を見ることしか頭になかったが、津軽海峡を通過するので函館山や恵山も見ることができる。



恵山が近づいてきたところで船内へ。



夕食のレストランのオープンも30分早くなって17時30分から。



写真の真ん中のテーブルへ、朝昼晩と3回とも同じテーブルに座った。



フェリーに乗船するとさまざまなイベントがある。
出港、すれ違い、日の出や日の入り、これらと並んでレストランでの食事も一つのイベントだと思う。
海上を進みながら、そして程度の差はあれ揺れる中での食事というのはフェリーならでは。



道産牛の厚切ステーキセットをいただく。



食後は外部デッキへ。



もう少しで太陽が沈みそうだ。



あれは駒ヶ岳か、恵山を見て食事をしている間にフェリーはここまで移動してきたんだ。



あとちょっとかもしれないが一旦船内に入る。
とにかく寒くて身体が冷えて限界だった。



数分後に復帰、あとは夕日を見届けよう。



18時半ごろ、海に太陽が沈んでいく。



駒ヶ岳の横に沈む太陽。



しばらく空のグラデーションを楽しむ。



太陽が沈んで数分後には誰もいなくなる。
そのくらい寒かった、さあ自分も船内へ戻ろう。



苫小牧東港到着が近づいた20時過ぎ、これで最後となる外部デッキへ出てファンネルを撮影。



20時15分、部屋のバルコニーから。
苫小牧東港にゆっくり近づく。



車両甲板開放の船内放送があり、いよいよ船旅も終わり。



20時37分、下船して一旦この場所に停まる。
運命の分かれ道と言ったら大げさかもしれないが、今いる場所からどこへ行くか考える。
明日は道東へ向かった方が良さそうなので東へ行くことに、十勝平原SAまで進んで今日は終わり。



敦賀を23時55分に出港して苫小牧東に20時30分に到着ということで20時間35分の船旅。
いつものことながら乗船中はあっという間に時間が過ぎていく。

微妙ながら雲の間から時間遅れの日の出、姉妹船のすれ違い、そして夕日は文句なし、
この辺りは天候に左右されるため乗船時の運になるが、今回の乗船では十分楽しめた。
さらには1か月前に行ったばかりの龍飛崎を見ることが出来たのは感無量。
函館山、恵山、駒ヶ岳も見ることが出来たのは良かったし、海を眺めながらの3度の食事も良かった。
フェリー乗船という一つの旅が終わって次は北海道だ。
Posted at 2023/05/26 21:38:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 北海道2023 | 旅行/地域
2023年05月26日 イイね!

新日本海フェリー「はまゆう」で春の北海道へ 2023.04.27

新日本海フェリー「はまゆう」で春の北海道へ 2023.04.27龍飛崎を通過する新日本海フェリー「はまゆう」、北海道へ向けて航行中。


敦賀港から乗船した新日本海フェリー「はまゆう」で迎えた翌朝、
部屋のテレビを航路図にすると出航から4時間半が経過した4時29分、能登半島沖を航行中。
16時間後には北海道に上陸する。



あと30分程で日の出時刻を迎える。
部屋のバルコニーから東の空を見ると雲が多くて日の出はダメそうだ。
タイミングがいいと日の出前から空や雲が赤く染まる様子がドラマティックなのだが。



夜間は船内の照明を一部落としていて、人の姿も無くひっそり。



外には出られなかった。
過去の経験から一度閉鎖されるとなかなか解除されない。



レストランがあるのは一つ階を下りた5階、この船は4~6階が居住スペース。



横須賀~新門司間を航行している時は出航直後もレストランがオープンしているが、
新日本海フェリーとして運航している時は夜食は無し。
それにしても一度の航行で4回もレストランがオープンする東京九州フェリーはすごいと思う。



吹き抜けのエレベーターが目立つ。



部屋に戻ってバルコニーへ、もうちょっとすれば太陽が出てくるんじゃないか?



そして太陽が昇ってきた。



部屋に入ってテレビ画面の航路図、5時19分でまだ能登半島沖。



水平線上からではなかったが、この日の出を見られたのは大きい。
右舷側の部屋を選んだのも陸地と日の出が見られる可能性があるから。
もし左舷側の部屋しか選択できなかったら、新潟~小樽航路にしていたかもしれない。



見上げると操舵室がある。
夕方この操舵室の窓を清掃するので、バルコニーには出ないでねということだ。



しばらくバルコニーからこの光景を楽しむ。



まだ外へは出られない、この時5時半ごろ。
安全上はもう大丈夫だと思うが、乗組員が休んでいる時間帯なのですぐには解除されない。
こういう状況になるとバルコニー付きの部屋にした甲斐がある。



船内に光が差し込んで雰囲気が一気に明るくなる。



レストランにも太陽の光が差し込む。



外に出られないのなら部屋で過ごそう。



今日の北海道はたしかこんな感じで天気良いんだよな。
到着後はどうなっているか。



7時20分ごろ、そろそろ外に出られるんじゃないかと行ってみると閉鎖が解除されていた。



この時を待っていた。



柵で囲われて明り取りがある下はバーベキュースペース。
もう少しファンネルの近くまで行ける。



ここが6階の外部デッキで行ける一番後方になる。



航跡はやや見にくい。



船内に戻って、5階の船首部部にあるフォワードサロン。



新日本海フェリーと同じような感じ。



前方の景色を見ることが出来る貴重な場所となる。



ショップは案内所の横にあるので、案内所が開いている間はショップもオープンしている。



8時になったので朝食だ。



海が見えるテーブル席へ。



洋風プレートセット。



海を眺めながらの食事というは贅沢な時間。



食後、外の空気を吸いに出る。



実際に「はまゆう」に乗船してみて、この外のデッキのエリアは広めだと思う。
既存船の「すずらん」「すいせん」は後方のわずかなエリアしか外に出られない。



プラネタリウムや映画が上映される「スクリーンルーム 星空」。



クッションに座ってみると、座り心地は良い。
部屋はそんなに広くなく、実際にプラネタリウムの上映時間前に覗いてみると、
けっこう人がいたので入るのをやめました。



あらためて、ベッドにソファ、専用バルコニーの部屋は非日常の時間を過ごすことが出来る。



いつでも海を見ることが出来るのはまさに贅沢。



新日本海フェリー「はまゆう」としての御船印を昨日の乗船直後にショップで購入。
御船印には日付が入るため、可能な限り乗船日に購入するようにしている。



現在時刻は9時前、この後の通過ポイント時間を確認する。
9時54分の姉妹船との行き合いは乗船中の一大イベントで必ず外の広いところで見たい。
あとは15時54分の竜飛岬は楽しみ。



ちょうどこのころ、6階外部デッキは黄砂の清掃のため一時閉鎖するとの放送があった。
なんてこったと思ったが、そのかわり5階レストラン奥のバーベキューガーデンを解放するということ。
ということでその場所を確認するためにレストランを通り抜けていく。



こんなところに出入り口があったんだ。



バーベキューガーデン、光が差し込む感じが良い。



6階のデッキよりも後方に来ることができる。



ファンネルは東京九州フェリーのロゴマーク。
昨年の11月から今年の5月初めまでの約半年間、船のチェンジが続いたが今後はどうなるのか。



またレストランを通り抜けて船内へ戻る。
最近になって船内でクレジットカードが使える船も出てきた。
注意書きにもあるように、通信状況によってクレジットカードは使えないとあるので現金は必要。



国内の長距離フェリーは多少の大きさの差はあるものの、
この吹き抜け部分が大きくとられているとそのフェリー自体が大きく感じる。



部屋のバルコニーから、遠くに姉妹船が見えた。
すれ違いの時は船内放送で案内がある。



再びレストランとバーベキューガーデンを通り抜けてすれ違いを見に行く。



青空の下、外のデッキですれ違いを見られると満足度が違う。
普通、すれ違いはこのくらいの距離。
昨年乗船した太平洋フェリー「きそ」では、すれ違いの距離が信じられないくらい近く、
あっという間にすれ違うので写真がほとんど撮れなかった。



この時の姉妹船は新日本海フェリーの「はまなす」、そう「それいゆ」ではない。
翌日の敦賀発はこの「はまなす」になるので、ダイヤが前後に一日ずれていたらこの船に乗れなかった。
つまり東京九州フェリーの船ではなかったということだ。



時刻は11時25分、秋田県の男鹿半島が近いことが分かる。



しばらくバルコニーから眺めていたが、距離が遠いのか男鹿半島らしき陸地は見えず。



予定より30分早い11時半ごろ、レストランがオープンしたと船内放送があった。



過去に新日本海フェリーに乗船して乗客が多い時は早めにレストランがオープンしたこともあったので、
今日はそういう日なのだろう。



朝食の時と同じ海が見えるテーブル席へ。
ちょうどこのテーブルがあるエリアは奥まったところにあって、
他の人が通り抜けて行くことが無いので落ち着いて食事が出来る。



昼はホエー豚の豚丼。



乗船している船は東京九州フェリーだが、新日本海フェリーでも最近タッチパネルが導入されている。
以前のカフェテリア方式のように並ぶことなく、席に座って注文すると出来たてを持ってきてもらえる。



海を眺めながらの昼食、贅沢な時間だ。



黄砂の清掃のため6階の外部デッキを閉鎖するとのことだったが、
自分の部屋のバルコニーの床も黄砂がたまっていた。



13時25分、秋田県から青森県へ。



海の向こうに大きな山が見える。



頭の中で地図を思い描いて、あれは岩木山か。



15時13分、航路図を見ると龍飛崎が近づいてきた。



写真は15時26分。



あの断崖の景色、見覚えがあるぞと思って撮った写真。
1ヶ月前、龍飛崎を目指して龍飛ラインを行こうとした時、
ちょうどあの断崖の右の方の国道339号で龍飛ラインが通行止めの案内を見た。



そして龍飛崎が見えてくる。



もうこれはバルコニーではなく外のデッキで見よう。



黄砂の清掃のため朝9時ごろから閉鎖されていた外部デッキは13時ごろから解放されていた。



敦賀~苫小牧東航路は2018年夏にも乗船していて、その時も龍飛崎を見ている。
前回は曇り空だったが、今回は雲一つない快晴。



1ヶ月前に行ったばかりの龍飛崎を今度は海側から見る。



もし龍飛崎に行っていなかったら、いつか行ってみたいなあという印象で終わったと思う。



それが行ったばかりということで龍飛崎に到着した時の記憶がよみがえってくる。
フェリーは龍飛崎の近くを通るので灯台やホテル、風車が肉眼でも確認できる。



あの場所に立ったことを思い出しながら、龍飛崎を通過して行く様子をずっと見ていた。



津軽海峡に入って龍飛崎が見えるということは反対の左舷側は北海道の陸地。
時刻は16時、あと4時間半で苫小牧東港に到着する。
Posted at 2023/05/26 21:21:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | 北海道2023 | 旅行/地域
2023年05月23日 イイね!

新日本海フェリー「はまゆう」で敦賀から苫小牧東へ 2023.04.26

新日本海フェリー「はまゆう」で敦賀から苫小牧東へ 2023.04.26あの「はまゆう」が太平洋航路から日本海航路にやって来たということで、2023年春の北海道の幕開けです。



今回は敦賀から北海道へ行きます。
敦賀港へ到着したのは21時過ぎ、新潟から行くのと比べて時間的に余裕は少ないので、
この敦賀発のフェリーに乗船する場合、途中で食事の時間を設けることなく直行する。



翌日の夜になってしまうが新潟~小樽便よりも早く北海道に到着できる利点がある。
23時55分発で苫小牧東港には20時30分着ということで20時間35分間の船旅。
経験した方も多いと思うが、かつては定刻が0時30分発でいつの間にか23時55分発になっていた。
長距離フェリーで出航と到着が同日ということで、乗船日の予約間違いが多かったのだろう。
シルバーフェリーの23時59分発というダイヤもその対策のためだと思っている。



乗船開始が23時15分で出航の40分前、けっこう出航の直前になってしまう。
しかし、乗船するフェリーはついさっき苫小牧東から敦賀へ到着したばかりなので仕方ない。



今回乗船するのは「はまゆう」。



2021年7月、東京九州フェリーの横須賀~新門司航路開設とともに就航したフェリーだが、
2022年11月からだと思うが新日本海フェリーと東京九州フェリー間で船のチェンジが行われた。
冬季期間中だけかと思っていたが、船のチェンジは今年のGWまでの約半年間続いた。



今回も北海道へはよく利用する新潟~小樽航路で行こうと思っていた。
小樽港に朝4時半到着するので、北海道滞在初日は北海道のどこへでも行くとこが出来る。
静岡に住んでいる自分としては、新潟港に翌朝のだいだいの時間に行けばいいので気楽。



そのチェンジ後、東京九州フェリーの船はたしか舞鶴~小樽航路で運航していたと思う。
それが4月に入ってダイヤが不規則になり、今日は敦賀~苫小牧東航路に「はまゆう」が当てられた。
これを配船表で見つけて「はまゆう」に乗船できるのならと今回は敦賀にやってきた。
この垂直船首はよくタイタニックのようと言われ、国内の長距離フェリーでは、
「はまゆう」「それいゆ」や「らべんだあ」「あざれあ」などで見られる珍しい船首形状。



北海道行きのフェリーを待っている時間はあっという間に過ぎていく。
これから北海道で過ごす時間がどんな様子になるのか、この時点では全く想像できない。
フェリーに乗船すると一本の道を突き進むように時間が流れていくが、
下船して北海道に上陸後、その一本の道を作るのは自分の決断となる。



敦賀港から北海道へ行くのは2018年の夏以来、フェリーターミナル内を散策する。



今回はうちの奥さんと2人で行くので、同乗者はこのターミナルから徒歩乗船となります。



まさか東京九州フェリーの「はまゆう」に北海道行きで乗船できる日が来るとは夢にも思わなかった。



23時20分ごろ、まずバイクから乗船が始まってこの写真を撮ったのは23時35分。
出航まであと20分だ。



部屋はデラックスA。



新日本海フェリーのデラックスAツインと同じような設備だが、
2年前に就航した船だけあって新しさを感じる。



部屋の専用バルコニーから外へ出ようとするとけっこうな雨が降っていた。
乗船前に雨に降られなくてよかった。



一瞬、この部屋のバルコニーの窓を清掃するのかと思った。
操舵室がすぐ上にあるため、水しぶきが飛んでくるということだった。
小樽港・舞鶴港という文字からもその区間を運航していたことが分かる。
敦賀~苫小牧東航路はこの日から運航だったと思う。



使う前に写真を撮っておく。



お茶セット。



バス・トイレ。



「はまゆう」にデラックスは船首部分の左右に配置された2室のみ。
専用バルコニーがあるからということで選んだ。
もしこのデラックスが予約できなかったら、いつもの新潟~小樽航路にしたと思う。



客室エリアへの入口。



突き当り部分がデラックスの部屋になる。
新日本海フェリーや他社の長距離フェリーに乗船すると、このストレートがすごく長い。
ところがこのフェリーはすぐ突き当りで客室エリアが狭く、ここは6階で他の階も同じ。



東京九州フェリーと新日本海フェリーのチェンジが分かった時はいろいろと話題になった。
「はまゆう」の旅客定員は268名で商船三井フェリーの深夜便のような位置づけになる。
それに対して太平洋へ渡ることになった「すずらん」「すいせん」の旅客定員は613名、
この差がチェンジに至る要因になったのだろうと公式発表はなくても推測できる。
それだけ東京九州フェリーの旅客需要が見込みを大幅に上回ったのだろう。



3層吹き抜けの部分がSHKグループ会社のフェリーでよく見られるデザインで、
新日本海フェリーの「らべんだあ」「あざれあ」と阪九フェリーの要素を取り入れた感じ。



シースルーのエレベーターが印象的。



外に出てみる。



できれば広い場所から出航の様子を見たいが、ちょっとまだ雨が降っているなあ。



ということで部屋のバルコニーから出航を見ていると24時を過ぎた。

もし新潟~小樽便に乗船していたら、昨年のように乗船前にバスセンターでカレーを食べて、
その後はいつものような感じで過ごしていたと思うが、全く初めてのフェリーで、
船内の様子を興味深く見ていたところで初日は終了、目が覚めて明るくなってからが楽しみだ。
Posted at 2023/05/23 21:25:24 | コメント(4) | トラックバック(0) | 北海道2023 | 旅行/地域

プロフィール

「田貫湖と大淵笹場 2024.04.14 http://cvw.jp/b/2825379/47668443/
何シテル?   04/22 20:38
絶景を求めて日本各地を縦横無尽に駆け巡ります。  沖縄県を除く46都道府県を自分の車で走りました。
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愛車一覧

トヨタ ライズ トヨタ ライズ
2022年4月納車、静岡から北海道や全国各地を巡ります。
トヨタ ライズ トヨタ ライズ
2020年1月26日から2022年4月3日までの2年ちょっとの所有。走行距離は37566 ...
マツダ CX-5 マツダ CX-5
2017年7月1日~2020年1月26日まで所有。2年半で走行距離約54000kmでした。
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