帰りのフェリーに乗船した翌朝、朝焼けと鳥海山の風景。
14時半過ぎ、小樽港フェリーターミナルに戻ってきました。
停めたのは乗船一時駐車場。
15時に乗船一時駐車場から乗船口駐車場への移動が始まり、16時15分から乗船開始の2段階。
改めて見ると立派なフェリーターミナル。
フェリーターミナル裏側にある公園。
行きは「らべんだあ」で帰りはこちらの「あざれあ」、どちらも全長197.5mのフェリー。
全長200m以上になるといろいろ規制がかかるので、ギリギリ200m未満のフェリーが多い。
15時になって乗船口駐車場へ。
フェリーターミナル2階に魅力的なメニューがあるが、食事は乗船してから。
予定通り16時15分から乗船開始。
車両甲板から荷物を持って客室へ。
6階へ上がって。
16時30分ごろ、出航の30分前に客室に入る。
復路もデラックスAツイン。
絨毯の色は「らべんだあ」は緑だったが「あざれあ」は赤。
同じデラックスAツインでも絨毯の色が変わるとイメージも変わる。
専用バルコニー付き。
一歩出ればそこは海。
乗船中は好きなタイミングで外に出られる。
部屋のバストイレ。
17時出航して新潟港には翌日の9時15分到着、これから16時間15分の船旅が始まる。
往復割引10%適応で運転手1名14670円、車両4m未満18080円で合計33750円。
定員2名の部屋だが期間Aのため貸切料金ゼロで利用できる。
出航時刻が近づいてきたので外へ出ようとするが6階のトビラはまたも閉鎖。
行きの「らべんだあ」と同じように5階からは出られるのかと階段を下りる。
グリル大樹の右横にある通路。
プロムナードを通り抜けた先に5階から外のデッキへ出るトビラがあるのだが、
特に表示や案内がないので、この存在に気付かずに乗船が終わってしまう人もいるのでは。
5階からは出ることができて、6階へとつながる階段は閉鎖されていた。
17時、小樽港を離れる。
防波堤の外に出ると揺れが大きくなるのを感じて、防波堤の役割が実感できる。
沈みゆく太陽。
しかし、船の位置が変わると太陽が再び現れる。
航跡を眺めながら、また北海道に来るぞと思う。
日和山灯台がある高島岬。
刻一刻と変化する空の色を楽しめた。
太陽が見えなくなったので船内へ。
行きにショップで店員に聞いた時は「らべんだあ」の方が品数が多いということだったが、
実際に「あざれあ」のショップを見ると、外に出ているワゴン1個分少ない。
新日本海フェリーの同一航路でも展示の仕方や装飾が「らべんだあ」と「あざれあ」で異なる。
さて夕食です。
レストランは18時からということで10分程前に行ったらオープンしていた。
外の様子は分からなくても窓のある席へ。
道産牛ロースステーキ定食、めっちゃ美味かった。
18時20分ごろ、もうすぐ積丹岬を通過するころ。
写真真ん中より左の山の上に見える灯りが積丹岬にある積丹出岬灯台か。
この後だんだん揺れが大きくなり神威岬を通過する時に外に出ようとしたが、
波しぶきがかかりそうだったので出るのは止めた。
船の揺れが落ち着いた23時ごろの月明かり。
翌朝5時ごろ、部屋のバルコニーからちょうど鳥海山が見えた。
日の出時刻は5時35分、外へ行こう。
6階から出るトビラはまだ閉鎖中、広いデッキからダイナミックな日の出を見たかったのだが。
5階グリル横のプロムナードを通り抜けて。
5階からは外に出られる。
日の出時刻まであと20分程、ここで日の出を待つことにしよう。
朝焼けの光景に鳥海山の組み合わせが良い。
日の出時刻まであと5分、空全体が赤くなる。
しかし雲が多く太陽は出そうにない。
太陽が出ないとなると外部デッキにいた人はほとんどいなくなった。
もうちょっと待てば太陽が雲の上に出るんじゃないかと。
数分後、ファンネルに太陽の光が当たる。
少し遅れての鳥海山と日の出。
鳥海山を見ながらの日の出のシーンはなかなか見ごたえがあった。
季節が違うと太陽が出る位置や時刻が違うので、乗船したタイミングがたまたま良かった。
朝食のレストランオープンは朝7時、それまで部屋で過ごす。
船内のショップで購入した御船印。
部屋に置いてあったこちらの雑誌、羊蹄山は分かるが写真を撮った場所はどこ?
吸い込まれるようにこの表紙を見ていた。
有島記念公園、いや~知らなかったこの場所。
今度北海道へ渡って羊蹄山周辺を回るときには寄ってみよう。
雪を被った羊蹄山はとにかく美しい。
7時ちょっと前にレストランへ行ってオープンを待つ。
海を眺めながらの洋風プレートセット。
食後は再び外へ。
日の出から1時間半、すっかり明るくなって青空が広がる。
航跡がキレイ。
7時半ごろ、粟島を通過。
いよいよこの旅も終わりに近づいてきた。
到着まで部屋でゆっくりする。
到着予定時刻まであと30分、新潟港が近づいてきた。
バルコニー付きの部屋はいつでも好きなタイミングで外に出られるのが良い。
防波堤内に入る。
左の方の新潟港フェリーターミナルに入る前にここで180度旋回して、後進で入港する。
いつも狭いところで旋回している感じだったが、このあたりは広くなっている場所だった。
入港の様子がバルコニーから見られるかと思ったが、車両甲板を解放した案内放送がある。
自分の車は最初の方なので、早目に車へ行くことに。
デラックスAツインの16時間15分の船旅は快適。
今回の走行距離は2988kmで北海道4日間は1905km、あっという間に過ぎ去った北海道旅でした。