百円で トランスフォーマーを 楽しむ

100円ショップの玩具コーナーにて、変形ロボットを見つけました。
百均のおもちゃは、変形がないものでも、その原価の制限からか、かなり残念なものが多いのですが、これはどうでしょうか?
変形ロボだと、そのコストに関わらず、変形の発想によっては、案外と馬鹿にできないものがあったりするので、ちょっと楽しみです。


ミサイル車ロボ

現在の自衛隊や米軍では、ミサイル運搬車両はミサイルを箱の中に格納しているので、このような車は現実感が乏しく感じられます。
車体をオリーブドラブの色で塗れば、ややリアルな感じになるでしょうか?
なんとなく、某北の国からやってきたイメージ。

玩具としては、大腿部が独立しているのに、すねパーツが左右一体化されているので、実質一本足なのが残念です。
分割してやれば、足の自由度が広がるのでイイかも。
そのままでも、ガンキャノンの四つん這い射撃姿勢っぽいポーズはできます。
弾は一発しかありませんがw

命名「偽ムーンキャリアー」


戦艦ロボ

本家トランスフォーマーでも、船が子供にあまりなじみがないためか、リアルにしようとすると縦横比が変形に問題にあるためか、あるいは実際の大きさの比率が他のトランスフォーマーとのバランスがとれないためか、理由はともかく事例が少ないです。
とはいえ、これは完成度が低いです。

実際にこのような形態の戦艦は無いし、おもちゃとしても格好良さがいまいちという、救い様のない造形。
変形玩具としても、足が完全に一本足であり、船尾(つま先)の突起で辛うじて足と判断できるくらい。
船が変形するという、先達が少ない分野に挑戦したことだけは評価したい。

命名「偽ショックウェーブ」


戦闘機ロボ

戦闘機の変形ロボといえば、マクロスのバルキリーという傑作がありますが、それをモデルとしたのか、ビークル形態はF14トムキャットっぽい可変翼機です。
ただし噴射口(ノズル)が一つなので、F14ではないですが。
そのノズルの裏にロボットの頭がついているので、きっと熱くなりやすい性格。(脳内設定)

戦闘機のコクピット部分が真っ二つに割れて腕になるので、人は搭乗できない超ロボット生命体。
100円の割にマシン形態がそこそこ格好良く、変形もけっこう複雑。
対象年齢6歳以上になっていますが、6歳だと壊しそうです。(部品の耐久性は100円レベルですので)

命名「偽ジェットファイヤー」


ヘリコプターロボ

ビークル形態は、攻撃ヘリのコブラっぽいです。
コブラはメインローターもテイルローターも2枚羽なのが大きな相違点。

ヘリの変形ロボで問題になりやすいのは、テイルローターまでの細い本体をどう変形させるかと、メインローターをロボ形態でどうするか、ということ。
こいつは、細い後部を半分に割って足にして、メインローターはそのまま上に掲げる力技で解決。

命名「偽ホワール」


値段以上に楽しめました。
同シリーズには、戦車ロボと建設車ロボがあるのですが、琴線に触れなかったのでそちらはパスしました。
セリエで購入しましたので、興味がある方は探してみてください。

written by So!@BlackInsight