第2回 伊勢・赤福オフ 報告書
先日実施いたしましたオフ会につきまして、下記の通り報告いたします。
名称: 夏の思い出に、第2回伊勢・赤福氷満喫オフ
(略称)第2回伊勢・赤福オフ
開催日時:2004年8月21日(土)
集合場所:久居榊原風力発電施設 (やすらぎの丘)
参加人数:9名 (インサイト 8台)
開催内容:燃費コンテスト
伊勢観光 (伊勢神宮参拝)
赤福氷 満喫
- 参加者(車)紹介 - (敬称略、到着順)
"燃費の帝王""常勝" ひらがな
「昨年以上の燃費を記録するぞ!!」
"さまよえる白色彗星" 1177
「甘いもの大好き」
"俺はこの旗の下に生きる" D13B一見
「3位くらいには 入りたいなぁ」
"キング・オブ・ステッカー"タイプC
「使いこなせるか? にせB/C SW !」
"信州の疾風" ぴーたーぱん
「初めての参加なので、完走が目標です。迷子にならない様に。
昨日、GSで洗車したら、タイヤの空気圧抜かれました。
今、2.2kPaしか無いです。(普通のクルマと同じにされてしまいました。)」
"闇夜の黒い流星" So!
「皆様、安全運転でがんばりましょう!
勝っても負けても恨みっこなし!」
"CVT無敗" さきたか+1名
「重量ハンデを生かして、下りの先行逃げ切り!!」
"生涯燃費No.1" セロリ
「スタートできてません」
- プロローグ -
遠方の方は、前日から移動を始めていた今回のオフ、早い方は、深夜には集合場所に到着していたようです。
車の外に布団を敷いたり、パジャマに着替えたりと、ゆかいな出来事もあったとのこと。(^o^)
早くに集合場所に来られていた方は、青山高原から日の出の眺望を眺めることができたことでしょう。
集合時間の 9:30。
参加メンバーの八割方は集合完了、といったところでしょうか。
天気はまずまずの好天、しかしながら、風が強いためか、肌寒さを訴える方も。
あいまいな参加表明をされていたセロリ様は、出発時刻までに現れず、残念ながら不参加だろう、と(この時点では)判断いたしました。
- ミーティング -
出発前に、当日のコースの説明を行いました。
当初の計画では、青山高原~伊勢間を同一コースで往復する予定でしたが、タイプC様のご提案により、2nd STAGE は高速道路を走るルートとしました。
今回参加者には、名札を兼ねた「Club e-TEC CARD No.009」を記念品として配布。
画像は、D13B一見氏の「ガンシップ」号です。
わざわざ事前に青山高原まで撮影に出かけていただき、恐悦至極です。m(_ _)m
過去の e-TECカードは、「Club e-TEC CARD LIST」のページをご参照下さい。
ルート
1st STAGE
青山高原 → 県道512号 → R165 → R23 → 休憩(サークルK) → R23 → 伊勢
2nd STAGE
伊勢 → R23 → 伊勢IC → 伊勢自動車道 → 久居IC → R165 → 休憩(サークルK) → R165 → 県道512号 → 青山高原
- 1st STAGE -
ほぼ定刻(10:00)に、1st STAGE スタート!
間隔をつめると、自分のペースで走れず燃費が伸びないため、各自周りをうかがいながらの出発。
県道512号からR165へ抜ける直前、1177様がいきなりコースアウト!
あれ~ どこ行くの~?
場所は、県道512号がR165の青山トンネルの上を横切り、ぐるりと回ってR165へと合流するところ。
ぐるぐる回って、カーナビが目を回したために、一時的に方向を失ってしまったことが原因のようです。
幸い、後続車の警笛によりルートミスに気づき、しばらく後にルート復帰、大事には至りませんでした。
写真は、R165走行中の信号待ちの時に、併走していたタイプC様のインサイト。どの角度から撮っても、ステッカーが写ります。
チェックポイントのコンビニ(サークルK三雲中道店)に到着。
この時点で、赤インサイトが1台増えてる!!
実は、集合地点へは間に合わないと判断した セロリ様が、先回りして待ち受けていたのでした。
「D13B一見さんに、いつの間に抜かれたのかと思いましたよ。」(トップ到着のタイプC様・談)
1st STAGE の目的地 伊勢に到着。
全員 事故等もなく、無事に到着いたしました。
- インターミッション 伊勢観光 -
伊勢観光中に、昼食として豚捨で食した牛丼。
食事後、伊勢神宮へと参拝。
そして…
本日のメインイベント、赤福氷。
抹茶がかかったかき氷。中には赤福。
赤福本店が耐震工事中だったため、2軒隣の赤福氷専門店で食しました。
- 2nd STAGE -
予定時刻よりやや遅れて、2nd STAGE スタート。
1st STAGE の時のルートを逆送して、伊勢ICから高速道路へ。
交通量の多い地点からのスタート、高速道路の走行と、1st STAGE とは全く異なる攻略が必要となります。
写真は、ぴーたーぱん様のインサイトのミラーに伊勢からくっついてきたキリギリス。
チェックポイントは、久居ICを下りた後、2kmほどのコンビニ(サークルK久居庄田店)。
写真は、全然関係ないのですが、偶然出会ったランボルギーニ。
インサイトに負けないくらい、後方視界が悪そうです。(^_^;)
飛ぶように走るのかと思いきや、意外と安全運転でした。
チェックポイント出発後、R165を登り切り、県道512号に入ったところで、今回最大のトラブル発生!!
なんと路面陥没発生により通行止め!
朝 出発した青山高原へ行くことができない!!
仕方なくUターン、R165を直進し、4kmほど下った 田舎の駅 の駐車場に止めさせていただき、ゴールとしました。
皆様、お疲れ様でした。
燃費コンテストを終えて、皆様の感想
ひらがな「苦手の登りが少なくなってたすかった。」
ぴーたーぱん「やっぱり『ノーマルタイヤ』+『MT』にはかなわない!」
さきたか「登りでボロが出る前に終了~。」
タイプC「最後はちょっとザンネン。実はあそこでIMAバッテリー『0』。ほ!」
D13B一見「やっぱり燃費走行は苦手だ! 一般人にブチ抜かれるとつい。」
So!「お楽しみいただけましたでしょうか?」
1177「燃費の最大のテキは方向オンチだった。」
セロリ「ゴールできてません…。ノーマルタイヤにもどしたい…。」
- 燃費コンテスト結果 -
表1 燃費コンテスト結果 (区間燃費)
| insight data | 1S前半 | 1S後半 | 2S前半 | 2S後半 | | |
---|
参加者 | 変速機構 | 車体色 | ダウンヒル | 平地走行 | 高速道路 | ヒルクライム | 通算燃費 | 順位 |
---|
ひらがな | MT | 赤 | 60.0 | 44.0 | 41.1 | 29.6 | 42.8 | 1 |
---|
ぴーたーぱん | CVT | 黄 | 50.2 | 39.0 | 40.1 | 29.1 | 39.8 | 2 |
---|
さきたか | CVT | 青 | 57.0 | 38.6 | 38.7 | 27.5 | 39.7 | 3 |
---|
タイプC | MT | 青 | 53.9 | 36.9 | 37.4 | 28.7 | 38.7 | 4 |
---|
D13B一見 | MT | 赤 | 53.1 | 34.9 | 38.8 | 27.6 | 38.3 | 5 |
---|
So! | MT | 黒 | 51.9 | 36.8 | 36.9 | 28.9 | 38.3 | 6 |
---|
1177 | CVT | 白 | 42.8 | 34.9 | 34.3 | 24.2 | 34.2 | 7 |
---|
セロリ | MT | 赤 | - | 36.9 | 35.3 | 28.2 | - | - |
---|
結果は、上表1の通り。
ここでは、各区間燃費でまとめてみました。
元データは、赤福オフ記録一覧のページをご参照下さい。
ひらがな様が予想通りの1位。
しかも全ての区間で1位を取る"完勝"です。
さきたか様のCVT不敗神話に土がつきました。
第2位は CVT の ぴーたーぱん様、今回の賞品の目玉"液晶TV"をゲットされました。
その他、皆様(特に1177様)から賞品を提供いただきましたので、全員にプレゼントがゆき渡りました。
ご協力、ありがとうございました。
- 分析 -
[1]各者の記録の変化
昨年と2年連続して参加されている方の、1st STAGE の記録を見てみます。^
表2 燃費記録推移
name | record ('03→'04) | |
---|
ひらがな | 53.8km/L → 51.7km/L | 96.1%にDOWN |
---|
さきたか | 45.0km/L → 47.1km/L | 104.7%にUP |
---|
タイプC | 42.5km/L → 44.8km/L | 105.4%にUP |
---|
So! | 40.7km/L → 44.0km/L | 108.1%にUP |
---|
ひらがな様以外は、記録が向上しています。コースの走行が2回目以上であったことによる練習(経験)の成果と言えるでしょう。
ひらがな様は、記録が低下しているとはいえ、他者の追随を許さない圧倒的な記録であるため、わずかな条件の変化が記録に影響したことが考えられます。
この伊勢・赤福オフは、今後とも条件は変更せずに継続しての開催を目指しています。皆様にはまた参加していただき、燃費走行技量向上の一助となれば、主催者としてこれに勝る喜びはありません。
[2]CVT健闘の秘密
車重がMT車と比べて重いために、燃費走行では不利とされるCVT車の健闘が光った今回、いったいCVT車活躍の秘密はどこにあるのでしょうか?
通算の記録が2位のぴーたーぱん様は、ダウンヒルでは順位が振るわず(区間ブービーです)、2nd STAGE で挽回(高速,ヒルクライムともに区間2位)しています。
3位のさきたか様、2名乗車でこの記録・順位は驚嘆の一言。ダウンヒルで記録を稼いで(区間2位,3位との差は3.1km/L)、後半は逃げ切り(ヒルクライムでは区間ブービー)となっています。
今回 残念な結果だった1177様は、全区間通して低空飛行。
CVT車の燃費順位からは、共通項が見られません。
そこで、下記の燃費と走行距離の相関に着目してみたいと思います。
表3 走行距離順位
name | 走行距離 | 距離順 | 燃費順位 |
---|
さきたか | 158.4km | 1 | 3 |
---|
ぴーたーぱん | 157.4km | 2 | 2 |
---|
D13B一見 | 154.2km | 3 | 5 |
---|
ひらがな | 153.3km | 4 | 1 |
---|
1177 | 153.3km | 5 | 7 |
---|
タイプC | 153.1km | 6 | 4 |
---|
So! | 152.5km | 7 | 6 |
---|
CVT上位者2名の走行距離が、突出しています。
交通状況から、停止・減速が予見される場合には、減速を最小限にするために、走行範囲内で大回りすることで調整していた。
(2)坂道にて大回りに走ることで、急激な高度変化を避けた。
ことなどが推測されます。お二人の走行をすべて見ていたわけではないので、あくまで推測ですが。
少なくとも、私So!は、走行距離が短くなるように走っていました。(総消費燃料を少なくするため)
今後の燃費走行時には、大回りの走行ルートを心がけてみたいと思います。
- エピローグ -
有志にて、深夜までファミレスにて談笑。
燃費談議からSF論議まで、他愛もない話題で盛り上がりました。
それじゃあ、と席を立った後も、駐車場で話が続いていたりして。
(^ ^;)
帰路が同方向だった、ぴーたーぱん様とひらがな様は、途中まで一緒に。
道の駅での休憩中のスナップです。
陥没が発生していたところは、後日、写真のように補修されていました。
皆様のご協力により、無事終えることができました。次の機会にも、よろしくお願いいたします。
m(._.)m
(文責:So!)