いつの間に 身近なところで ダムカード

近場でダムカードの配布が始まっていたことに、しばらく経ってから気付きました。

場所は、道の駅「茶倉駅」の裏手にあります。

「立梅井堰(たちばいいせき)」は正確にはダムではありません。
堤高10m以上がダムの定義としてあるのに対して、この堰はそこまでの高低差はありません。
川の流れをせき止めて利用する、という目的はダムと共通していますが。


興味深いのは、スロープ状の水路が設けられていることで、
これはかつて盛んであった林業の材木を通すためのものだそうです。


初代の堰は文政6(1823)年に築かれたものの、その後水害で破損。
再建・破損を繰り返し、現在の堰は四代目。
大正10年に造られたものです。



ダムカードの配布場所は、堰から離れています。

道の駅で配ってくれたらいいのに。

ダムカレーも販売されています。
食堂のラストオーダーが14:00までなので、注意が必要です。

カレー自体は、以前からレトルトパックで販売されている「薬草カレー」です。
薬膳効果のある木の実が混ぜられています。

ご飯は古代米が使われており、堤体のスロープとか、複雑な形を再現。
盛り付けに手間がかかっていそうです。
ゴボウが材木を表しているのでしょう。

written by So!@BlackInsight