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ホンダの新型グレイスに試乗してきました。
営業さんは、名まえが気に入らないみたいでした。
女性名みたい、だそうで。
「フェリオ」ならぴったりなのに、とかおっしゃってました。
この車を企画した方としては、新しい車、というイメージを前面に出したいのだと想像しています。
それに、グレイス→ケリー→モナコ→Ｆ１って連想で、車名として悪くないと思うのですよ。

グレイスはホンダにとっては久しぶりの新車、不人気ジャンルということでラインナップにも穴が開いていたコンパクトセダンです。
直系の先代は、多分フィットアリア。
ZE2インサイトも小型セダンと言えなくもないので、インサイトの後継車とも言えます。

セダンが減っているので、一周回って新鮮な印象を受けます。
サイドのキャラクターラインは、最近凝ったデザインも増えている中で、割とシンプル。

乗りこむと、ＦＩＴですね。
特にインパネ周り。
フィットの試乗でも感じましたが、エンジン回転とバッテリー残量が常時見られないのは、燃費運転的にちょっとつらいです。
多彩な情報を切り替え表示できる、インフォメーションディスプレーも善し悪しです。
それと、サイドミラーの幅がZE2インサイトよりも短いです。
８割くらいでしょうか。
とはいえ不足はありません。
どちらかといえば、インサイトが長すぎるような。
インサイトもグレイスも、フィットの部品に合わせているので、仕方ないですが。


燃費20.5km/L

エンジンが冷えた状態からのスタートでしたので、最初アイドリングストップしにくかったとか、寒かったとか、言い訳はありますが、もうひとがんばり欲しいところです。
フィット3と同様に、エンジンかからずモーターだけで走り出せるので、その辺りの制御に慣れれば、もっと伸びますね。




written by So!@BlackInsight