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トルコの企業が、人型に変形する実物大の車を作ったそうです。
先を越されてしまいましたよ、タカラトミーさん！



動画を見る限り、エンジンではなくモーターによる走行。
リモコンで外部操作しており、車型でも乗車はできないようです。

変形の機構については、少々不満があります。
基本的に車がそのまま直立したものであり、脚部も二足歩行できるようになっていません。二本足のようにデザインされていますが、実質一本足です。
腕部は体から離しただけで、構造的に腕の自重を支えるのが精一杯でしょう。

世界初の実物大自動車のトランスフォーマーですから、小さな模型を作るのとは苦労は段違いでしょうし、これも大いなる一歩ではあると思います。

タカラトミー(プロジェクト ジェイダイト)の方は、2年前の計画では本年(2016)にハーフ型を製作予定でしたが、現在のところ発表がなく、計画より遅れ気味なのかと推測します。
追加の計画で、来年(2017)乗車型を開発らしいです。
これはハーフ型とフルサイズ型の中間に相当するようですので、開発できれば開発スケジュール挽回ですね。

今のところ、全然実用的ではない技術ですが、こういうことに日本以外も取り組んでいることは、ちょっとうれしかったりします。
これは、ハリウッド実写映画版のトランスフォーマーの影響が大きいのではと思っています。
映像の力は偉大です。

written by So!@BlackInsight