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以前、ヤリスについてトヨタの営業さんと話した時、価格を低く抑えるようにしたと言っていました。
ヤリスはトヨタのコンパクトカーで最量販モデルとなることから、安くすることは重要とのこと。
その工夫の一つとして、最上級モデルまでアルミホイールを標準装備としていないそうです。

オプションとしては用意されています。
８万円強のいいお値段します。
こだわる人は、自分の好みのデザインのホイールに変えることも多いし、アルミホイールを省くことで価格を下げるのは、これはこれで良い判断だと思います。

装備を最低限にすることで販売価格を下げるけれど、内装が安っぽいと言われることもあるトヨタ方式、
設計者が想定する満足感に届く装備をそろえるものの、価格が高いと指摘されるホンダ方式、
はたしてどちらの方が、ユーザーのためになっているのでしょうか。
　　So!的には、ベースグレードは装備を削って安価にしてほしい。
　　ただし、オプション追加で上位グレード相当にできるように。
　　あとで追加不可なメーカーオプションはなしで。

話を戻しますと、ヤリスに標準装備されているホイールカバーなのですが、正直微妙。
渦巻のようなデザインですが、それほど印象的でもなく、ちょっと地味な感じ。
ベーシックカーということで、派手過ぎず飽きにくいことを狙っているのかもしれません。

ホンダのホイールカバーはどんなのがあったかな、写真を集めて見てみました。

FIT3

ホンダのホイールカバーの傑作だと思います。
２色にすることで、２つのホイールが重なっているようにも見えます。


シャトル

ピアノブラックでの塗装が入っているので、メリハリが効いています。
奥行きを感じさせる立体感のあるデザインです。


FREED

ちょっとゴテゴテしてるかな。
個人的にはシンプルなものが好みなので。


N-VAN

2色塗分けのディスクタイプ。
塗りが入ると、表現力が上がりますね。


N-ONE

センター部とリング部の２ピース構成。
たぶん、普通の一体型よりもコストは高そう。


N-WGN

トミカのホイールみたいだと揶揄されることもありますが、そんなに悪くないです。
白のホイールカバーだと、タイヤとのコントラストが際立ちます。


ライフ パステル

中古車コーナーにあった車両で、十字型のちょっと珍しいタイプ。
安価な若者向け・女性向けなら、合っているかも。

結局のところ、わずかな部分でも塗装が入ると、かなり表現に幅が出せるようになり、それに伴って高級感も出てきます。
また、ホイールカバーの素材の色が、安っぽさを出している気もするけど、この色・素材感を見慣れすぎているからでしょうか。
素材の色にバリエーションを用意するとか、塗分け品を標準装着にしたら、安くてそこそこカッコよくなりませんかねぇ。

written by So!@BlackInsight