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奈良県の山奥「大滝ダム」を見てきました。

大滝ダムは計画が立てられてから竣工までに半世紀もかかったダムで、住民交渉がなかなか進まないことで、「東の八ッ場(やんば)、西の大滝」と言われたこともあったそうです。

どうしてもめたのかと言えば、大滝ダムのある川上村には、既に２基のダム建設計画があったから。
いくつかの集落が水没する計画になっているのに、さらにダム建設・集落水没となれば、村の消滅に等しいわけで、それは文句言いたくもなるよね。

ダムとしては、放水用のゲートがダム上部に飛び出ないように、アーチ橋のように装飾がされており、非常にすっきりとした感じになっています。

このデザインについては、住民アンケートを行ったそうで、建設が長引いただけに気を使っていたんだなぁとか思ったりします。




近くの道の駅でパウンドケーキにおまけとして、オリジナルダムカードが付いていました。


とびだす絵本のように、立体的なダムが現れるのが凝っていますね。


奈良県のダムでは、コロナ対策が続けられており、ダムカードの配布は中断されていました。

ダムカードは以前もらったものです。



written by So!@BlackInsight