
今日は車ネタではありません。(少しだけ車に関係するか…)
写真の製品を導入しました。
ピクセラの
ワイヤレスTVチューナー Xit AirBox(XIT-AIR100W)です。
一言でどんな製品かと言うと「地デジ・BS・110度CS放送と録画した番組がネットワーク経由で見れる装置」になります。
「ネットワーク経由で」は主にiPhoneやAndroidのスマートフォンが対象になります。
ナビには地デジチューナーが搭載されているものが多いので、車で地デジは見れますよね。
しかしながらパラボラアンテナは付いてないので(一部強引に付けてる車もありますが)、BSや110度CSの番組を見ることができません。
これは地デジを含め、BSと110度CSの放送をストリーミングで強引にネットワークに流して、離れた所で見ることができるようにする装置です。
さらに本体にUSBストレージを接続すれば、予約録画をすることが可能になり、録画した番組もストリーミングで流すこともできます。
これにより出先や車の中で、スマートフォンさえあればBSと110度CSが見られるようになります。
パッケージ裏の簡易説明です。
実は今まで、I-Oデータが販売していた
VULKANO FLOW(ボルカノフロー)を使っていました。
しかしながら、ネットワークサーバの運用が終了して、ただの電気を食う箱に成り下がってしまいました。(宅内LANの中では使えますが、ルータ越えできない)
同じような製品としては
Slingboxがあります。
I-Oデータでも、後継機として
ネットワークテレビチューナー「REC-ON」 を販売しています。
当初はこれでいいかなぁと思っていたのですが、B-CASカードがminiB-CASカードです。ピクセラのものは普通のB-CASカードなので、訳あって…w、こちらを選択しました。値段もI-Oのよりだいぶ安いです。
同梱の品はこのようになっています。
・本体
・ACアダプタ
・LANケーブル
・B-CASカード
・取説
本体裏面はこんな感じです。
B-CASカードのスロットとUSB-Aコネクタ、RJ45コネクタ、アンテナ入力コネクタ、DCコネクタです。
USB-AにはUSB-HDDの他、USBメモリでも大丈夫でした。
自分は、使わなくなった60G ByteのmSATA SSDをUSB変換して刺してあります。
60Gの容量で、約7時間の番組録画ができるようです。
RJ-45にはLANケーブルを接続します。10BASE-T / 100BASE-TXなので、LANケーブルはCAT5で充分です。添付のケーブルは何故かCAT5Eでした。
アンテナ入力は1箇所なので要注意です。
宅内の配線を混合している人なら、そのまま接続で構いませんが、ウチでは混合していないので、別途混合器を購入しなければいけませんでした。
さらに注意が必要なのが、XIT-AIR100WはパラボラアンテナのLNBに給電をする機能がありません。
常時給電し続ける機器が繋がっていれば別ですが、昨今のTVやレコーダは省電力のために、自分が動くときのみ給電し、動かない時は給電を停めてしまうものが多いです。
給電が停められてしまうと、XIT-AIR100WではBS・110度CSを見ようとすると「アンテナが繋がっていません」とエラーを吐いて番組が表示されません。
ウチでもパラボラは数系統運用してますが、もれなく常時給電いる系統がなかったので、仕方なく給電する機器を購入しました。
国内のアンテナメーカの製品もあるのですが、高すぎです。
こちらの製品はACアダプタ+α程度の金額でしたので、これを導入しました。
自作してもよかったのですが、+α以上の部材費になりそうだったので、有り物で済ませました。

本体の外観はこんな感じ。縦置きのみで、横置きは考慮されていません。
以前はJ1やJ2のサッカーの試合はスカパーのみでしたので、VULKANO FLOWにチューナーを接続して出先(主に車)で視聴をしていました。
数年前からDAZNになったので、DAZNアプリで直接見ていますが、ロードレースの番組などBSや110度CSでしか放送されていないものにはこの構成が必要です。
とりあえず、アンテナケーブル、LANケーブルを接続して電源投入しました。
宅内LANでのIPアドレスですが、DHCPにて取得しているようです。
スマートフォンに Xit Wireless をインストールして起動して、チャンネルスキャンなど各種設定を行うことで、番組が視聴可能になります。
この辺りに関しては、後日別レポートにて上げます。

これで、出先でツール・ド・フランスが見れるようになりました。
設定編に続きます。
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Posted at
2018/07/27 00:05:58