電子メモ(ペーパー) にて紹介した
富士通の電子ペーパー FMV-DPP02を結局購入しました。
A4とA5の2サイズがありますが自分が購入したのはA5サイズの方です。
数回に渡って紹介していきます。今回は外観編。
寸法的には174.2mm × 243.5mm × 5.9mmということで、11インチiPad Proが178.5mm × 247.6mm × 5.9mmですので、これに近い大きさです。
重さは251gなので11インチiPad Proの468gよりは軽く、手に持っても重いと感じることはありません。
ディスプレイ面はざらざらとした感触でガラスのつるつるとした感触とは全く違います。Kindle Paperwhiteのディスプレイもざらざらした感じですが、よりざらざらしていてPPC用紙とほぼ同じざらざら感です。
このざらざら感は使っているうちに磨耗するかも、と考えてミヤビックスの
液晶保護シートを購入して貼りました。
ソニー用でしたが、富士通のはOEMっぽいので寸法もそのまま問題なく使えています。
元のディスプレイ面より若干ざらざら感が強くなり、紙に書いている感覚にほぼ近いです。

裏面は平らではなく上下左右から蒲鉾状にラウンドした形状になっています。
下部に張られた銘番シールは、会社で貼られた管理シールではなく富士通オリジナルのシールです。いかにも富士通という感じで野暮ったいデザインです。w
ちなみに本品は会社の備品として買ってもらったものではなく、先日のSHARPの電子メモ同様自腹で購入した品です。

これがスタイラスペン、A4・A5で同じ品を使います。

上面には電源スイッチとmicroUSB端子、リセットホールがあります。
写真から見て電源スイッチ右側が黒くなっていますが、ここはLEDになっていて充電中はここが光ります。
microUSB端子は本体の充電とPCとの通信に使われます。

右側面上部にはスタイラスペンを留めるスリットがあります。
スタイラスペンの一部がフランジ形状になっていて、ここがスリットに嵌ります。
この部分が磁石になっていて、本体とスタイラスは磁石でくっ付きます。

左側面上部にも同じスリットがあり、スタイラスペンは左側に装着することもできます。
左利きの人用ですね。

右側面下部にはストラップホールがあります。
これは本体とスタイラスペンをストラップで結ぶためにあると思われます。

スタイラスペンにもストラップホールがあります。

スタイラスペンにはスイッチが2つ装備されています。
写真から見て左側が消しゴムに使われるスイッチ、右側がPDFの文字にマーカーを引くスイッチになります。

ペン先は交換式です。
WindowsタブレットPC(最近のではないですよ)で使用していたスタイラスペンもペン先交換式でしたが、それと同じように交換します。
Windowsタブレットのでは交換はあまりしたことがないですが、今回のはディスプレイ面がざらざらしていて確実に磨耗するので定期的に交換が必要になりそうです。

スタイラスペンの上部にはmicroUSB端子が付いていて、ここでペンを充電します。
WindowsタブレットPCで使われていたWACOMのタブレットと同じ方式のペンは充電が必要なかったですが、これは充電が必要です。
同じ静電容量方式ですが、充電が必要とは…ちょっと使い勝手が悪いですね。
ちなみにThinkPad Tabletのペンを試してみましたが、反応しませんでした。WACOM方式ではないようです。
と一通り外観を紹介しました。
元はSONY製ということもあり、質感等はそんなに悪くないです。
不満は裏の銘番シールぐらいですね。w
次回は機能面についての紹介です。
先に簡単に本製品の感想を述べておくと…総じて満足な製品で、電子メモとすれば高価な部類に入りますが、買ってよかったと思います。失敗した~という買い物ではありません。リーフと同じかな。w
現在はSHRAPの電子メモの代わりにこちらを使用しています。
一部webでペンの反応が悪くてiPad Proでのペン入力の速度、感覚に劣るという感想を見かけました。
自分はiPad Proを所有していないので比較できないのですが、WindowsXPや7時代のThinkPad Tablet、FMVのタブレット、NECのタブレットを使った経験での比較(WACOM方式のペンタブですね)になりますが、全く遜色ないです。
むしろ今回の製品の方がディスプレイ面がざらざらしているので、より紙に書いている感覚でスラスラと書けて、こちらの方が好みです。
機能に関しては…用意されている機能に文句はないのですが、システム全体として見た時に「惜しい、あと一歩」という部分がありました。
それはまた次回 → 「
電子ペーパー FMV-DPP02 ~機能編~」
あ!当初2019年1月16日までの割引価格で提供されていましたが、その後1月末まで延長され、現在はクーポン制で2月8日14時まで割引価格で購入できるようです。
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Posted at
2019/02/02 10:26:07