
ロードバイク乗りにはお馴染み?の大型工場扇の話です。
一般の方達からは「何それ?どういう関係?」と疑問に思われるかと思いますが、ロードバイクは屋外だけの乗り物ではありません、3本ローラーや固定ローラを使って屋内でも走れる乗り物です。
何で屋内でわざわざ乗るのかと言えば、悪天候の中でも屋内トレーニングで自らの脚力アップに励んだり、(私のように)恥ずかしい体形を世間に晒すことなくメタボ解消を目指すために乗ったりします。
最近は
ZWIFTなる屋内トレーニング用のアプリなどもありまして、3本ローラーや固定ローラでも飽きることなく他の人達とバーチャルな環境で一緒に走るということも可能になっています。
そんな屋内でトレーナー(3本ローラや固定ローラー)に乗っていて、困ることがあります。
それは...汗。屋外で走っている時は真夏といえど常に走行風を浴びるので、汗はかくけど同時に乾いていきます。
んが~、屋内では走行風は発生しません。汗が滝のように流れ出してきますw
こんな時に使うのが扇風機なのですが、普通の扇風機なんてほぼ役に立ちません。
大抵皆さん工場で使う45cm羽の大型扇を使っています...よね。
最近では家庭用扇風機はDCタイプが省電力ということもあり人気ですが、45cm羽の大型工場扇はACタイプがほとんどです。
最強で使うと140W程度は消費します。平日のトレーニングで1時間程度、土日に雨や都合で走りに出かけられなかった時などは2~3時間は乗るので、それなりに電気代がかかります。(最近すっかりサボリ気味でメタボですがw)
折角走ってるのだからダイナモ回して発電した電気で扇風機を回せばいいんじゃないの?という意見のそこのアナタ、それは正論ですw
とはいえそんな製品はないので、扇風機を使うしかないわけです。
冒頭写真の黄色い羽の工場扇は2016年に買ったDCタイプの製品です。
DCなので省電力でMAX60W程度とACタイプの半分の電気消費でした。

メーカはYAMAZEN(山善)です。ホコリだらけの汚い写真ですみません。
YAMAZENなら生産は海外でも一応国内メーカなので品質はそこそこで、サポートもしっかり受けられるだろうと購入したのですが、MAXで常用していたら3ヶ月ほどで中間出力以上にすると異音が出て羽の回転数が上がらなくなってしまいました。
早速YAMAZENに問い合わせしてみたのですが、サポートはできないとつれない返事...

型番もメーカロゴもあるのですが、YAMAZENが直接サポートできないというお返事、なんで?

実はこちらの品、YAMAZEN製作なのですが扱いはナカトミ。
ナカトミに問い合わせて欲しいということでした。
で、ナカトミに問い合わせしたところYS-45DCなる製品はナカトミにはないということで、これまたサポートを断られたという始末。

2015年の製品を2016年に1年型落ちで怪しげな楽天のショップで買ったのがいけないのかなぁ...

とりあえずツマミ位置を中間以下に絞って使えばパワーは出ませんが異音も出ず使えるので騙し騙し使っていました。
翌年にも同じ型の製品が販売されていましたが、どうせ3ヶ月経たずして同じように異音が出るのでは?と思い、仕方なくACの工場扇を買いました。
それがこれ↓

ナカトミのOPF-45Sです。
そんななか、2019年も夏がやってきました。
今年はYS-45DCはなかなか製品として登場せず、代わりにYAMAZENのYKS-GD451なる製品がamazonや各オンラインショッピングサイトに登場してきました。
ナカトミではなくYAMAZENの製品として紹介もされています。
調べたところ、YAMAZENの製品サイトには乗っていないですが、YAMAZENでサポート受付してもらえる製品ということがわかりました。
「ポチ」

早速届きました。こちらです。

YAMAZENのロゴではなくYZのロゴです。

銘版には山善のナビダイヤルとEメールアドレスが載っていました。
あと、添付の製品マニュアルも山善のものでした。
よし、これで今度のは異音が出ても大丈夫?
ちなみに今回買ったものはスタンドがちゃちでした。

以前のもの。角パイプで3本を固定する部品もがっしりとしています。

今回購入のもの、細い丸パイプで、3本を集合させる金具もペラペラでした。
実際、今回購入のものの方が軽いです。
スタンドの高さの固定の仕方も違います。

旧、横に上中下と3本の溝があり、高さは3箇所しか選択できませんが、扇風機本体の360度位置は自由に選択できます。

新、縦に1本の溝があり、高さは自由に選択できますが、扇風機本体の360度位置は1箇所固定です。
このため、3本脚の置ける場所に制限がある場合、首振りはできますが、首振りセンター位置を360度自由に選べなくて不便です。

首振りスイッチはモータ軸の上にあります。

風量調節はモータ下の背面にあります。

電力消費はMAX風量で59Wでした。
さて、これで安心して屋内でローラーに乗れる...よね。
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Posted at
2019/07/23 22:47:03