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Leaf Spyでデータを記録し始めたのは4月9日で、この日からなるべくリーフに乗る際には記録をとり続けてきました。

KAKUさんより、過去データにてepoch timeをX軸としたSOHの変化を知りたい旨の連絡があったので、データをプロットしてみました。

Leaf Spyでは日毎にLogファイルがCSV形式で生成されます。
この中には約4秒毎のCANデータで取得された各数値が記録されています。
4月9日から今日までのLogデータをマージするのは大変ですので、日毎に記録されたLogファイルで車が動き始めたなと思われる行のデータをコピーして、一つのCSVファイルにまとめました。

行の中にはepoch timeという日付時間を表す数値が記録されています。これは1970年1月1日午前0時0分0秒が起点とした値で、この値を横軸にすることで時間経過での各数値の変化を把握できるようになります。(自分はepoch timeの意味を知りませんでした。教えてくれたのはKAKUさんです。感謝)

今回KAKUさんからの依頼でデータをプロットしてみましたが、ちょっと驚愕の事実が浮かび上がりました。

まずはSOHの変化です。

X軸の一番左端は4月9日で右端は9月13日です。

SOHは右肩下がりで劣化していっていますが、X軸の7月10日頃で大きくSOHが下がって大きく劣化しているポイントがあることがわかります。

このグラフを見て少し嫌な予感がし始めました。

この予感を裏付けるために、SOCの値をプロットしてみました。


X軸の左半分は100%～30%の間で値が振れています。これは自宅での普通充電にて空に近くなったら100%充電する運用を続けていた時です。
SOHが大きく劣化した辺りではSOCが40%～50%の間で変化しています。
これはHxが増えないように、Hxが変化しないSOC50%以下で運用を続けていた期間になります。

Hxの変化をプロットしてみました。

SOC50%以下での運用の後に、一般道での走行でHxが増えないように振り子走行を試していました。
このおかげか、Hxの値は113前後を維持しているのですが…。

ZE1 リーフではHxの変化とSOHは余り関連がないのかな？

ちなみにLeaf SpyがアップデートでZE1で正しくGIDsの値が表示されるようになったのは6月9日です。
X軸で言えば中央より少し左側になります。

劣化しないように努力していたのですが、SOHの変化から見れば逆効果のことをしていたようです。
これはショックだ…！