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2019年01月18日 イイね!

自分で自分の首を絞めるとはまさにこのこと?

自分で自分の首を絞めるとはまさにこのこと?昨日に引き続き、planexのスマカメに関する話題(商品レビュー)です。

今日は写真の製品「スマカメ対応クラウドレコーダー」の一つ「スマカメ死活監視クラウドレコーダー10 (VR500-CR)」です。

こちらは10台までのスマカメ製品を登録して、それぞれの記録動画を「Google Drive」か「DropBox」に保存できるようにするユニットになります。
なお、記録動画は常時録画です。スマカメ側で動体検知をする設定になっていても、クラウドドライブ上への動画は常に常時録画になります。

昨日ちょこっと話題に触れたAmazon Kinesisに処理を投げられるものは「スマカメクラウドレコーダー for Amazon Kinesis (VR500-AKI)」という製品になります。
こちらの製品は記録動画をAmazon Kinesisにストリーミングで渡し、リアルタイムで分析処理を行わせることができますが、VR500-CRは単純にGoogle DriveやDropBoxにデータを保存するだけの製品になります。

本当は VR500-AKI を試したかったのですが、当方ハード技術者のためいかんせんAmazon Kinesisでのストリーミング処理のプログラミング技術がありません。(^^;
ということで仕方なくVR500-CRを試してみました。

こちらも設置は簡単。
WANポート1つとLANポート4つがありますが、WANポートをスマカメの接続されているLANネットワークに接続し、電源ONするだけです。
あれ?普通で考えればLANポート側にスマカメを接続してWANポートをルータに接続という構成になるかと思いきや、WANポート側しか使いません。
こやつのIPアドレスは使用されているネットワークセグメントの最初の250に勝手に設定されます。

例えば、192.168.1.0~192.168.1.255まで(いわゆる192.168.1.0/24)のアドレスレンジのネットワークを使っているとすれば、VR800-CRは192.168.1.250のアドレスにて動き始めます。
192.168.0.0~192.168.15.255まで(いわゆる192.168.1.0./20)のアドレスレンジのネットワークの場合には192.168.0.250のアドレスという具合。

スマカメアプリから自動検索してVR500-CRを見つけ設定できるほか、上記決め事を知ってる人なら、そのレンジ内のPCのブラウザから該当アドレスを指定してブラウザから設定も可能です。



主に使うのは、このスマカメクラウド録画のページのみ。

「クラウド設定」にてGoogle DriveやDropboxから認証コードを取得して、それを使用する設定をします。
これで、そのクラウドストレージサービスが利用可能になります。
上画面はGoogle Driveの認証のみした状態の図です。

次に「スマカメ登録」にてカメラ検索ボタンを使用して、同一セグメント(アドレスレンジ)内のスマカメを検索し、個々に設定したパスワードを入力して登録をしていきます。

登録が成功すると「登録済みスマカメ」にカメラが列挙されていくので、録画先を選択すればよいだけです。

と、こちらも案外簡単な設定でクラウドストレージ上に動画が記録されていきます…が、ここで注意点!microSDに保存される動画は音声付ですが、クラウド上に保存される動画は音声が付いていません。
この点は製品紹介にも※印付きで記載がされていますが、折角なら音声付で保存して欲しいですよね。わざわざ動画から音声を取って保存しなくてもいいのに。

あと、製品紹介ページに「死活監視機能が社長の肝入りで搭載された」ことが記載されていますが、これ動画通知と同じ扱いですので、動画通知の誤検出がうざくて通知を切ると死活監視機能の通知も切れます。w 意味ね~


さてこの製品、試してみて使えるか否かを判断すると…まぁ使えるかな、という製品です。
実際の使われ方としては、24h常時録画データをクラウドストレージ上に置いていき、何か問題があった日時のデータを確認するという使い方しか使い道がありません。泥棒の入った日が明確でない場合は、ひたすら録画されたデータを片っ端から確認するしかないという状態です。
動画データを読み込ませて動体検出するアプリでもリリースしてくれない限りは、人力で確認しなければいけないので途方に暮れます。

クラウドストレージの容量も料金次第です。Googleの無料で使える15Gは画質をよくするとカメラ2台では2日で一杯になります。(^^;


ここからはちょっと辛口の感想、というか前回のカメラのブログでも記載したネットワーク設定に起因する問題。


VR500-CRにてカメラを登録する際にはカメラ検索ボタンを押してカメラを登録していくのですが、検索ボタンを押した際の画面がこちらです。

カメラの固有IDと割り当てられたIPアドレスが表示されています。
ここで登録したいカメラの固有IDのリンクをクリックすると、そのカメラが選択され登録されます。
問題はここで登録される時にIPアドレスが使用されているということです。

カメラ設定のブログに記載しましたが、カメラ側ではIPアドレスの固定設定はできずDHCPによる自動割り当てしか利用できません。
察しのよい方ならここで何が問題かは判ったかと思います。
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DHCPのIPアドレスリース時間が切れた時やカメラの電源を再起動した時にIPアドレスが変わってしまうことがあります。
そんな場合にはVR500-CRに登録されたIPアドレスと食い違うことから、以降動画の記録がされなくなります。
便利なDHCP設定が仇になってしまっていますね。

これを回避するには、DHCPサーバにてIPアドレスを固定的に払い出すように設定するしかありません。
DHCPサーバの中にはMACアドレスで払い出しIPアドレスを固定化する機能を有するものがあるので、そういった機種であればこの問題を回避できます。
単純な自動割り当て機能しかないものでは、駄目です。

ちなみにこういった問題が発生する可能性について、マニュアル等に記載はありませんので、ご注意を。

う~ん、素人が試しに使ってみて、これどうよと思ってしまうのだから、製品として詰めが甘いんじゃないかなぁ。
どこかに「これぞ」という安めの監視システムはないものですかね。
Posted at 2019/01/18 01:20:49 | コメント(3) | トラックバック(0) | ガジェット | 趣味

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