
以前我が家に居た3匹のワンコ(と妻)でアメリカへ渡った時のことを紹介します。
第二回目。
Q:成田空港への移動は?
A:これがなかなかの難問です。
日本を引き払っての移動になるので自分の車はすでに手元になく選択肢から外れてしまいます。
またリムジンバスや鉄道などの公共交通機関も基本的には犬を乗せることが出来ません。
ゴルフバックやスキー道具であれば宅急便にお願いすることもできますが、生きた犬ですから引き受けてもらえません。
ということで、犬を連れての空港までの移動が最初の難関になります。
ペットタクシーと言うものもあるそうですが、我が家の場合は中大型犬が3匹なのでそれも難しく、結局レンタカーを利用しました。この3匹を預ける際に使用するケースも3つ(かなり大型)あるので、唯一だがベストの方法だったと言えます。
Q:犬はどうやって預けるの?
A:散歩に行くときのようにリードだけをつけた状態で、お願いします、とは行きません。航空会社の規定に合致した動物用ケージに入れた上でチェックインカウンターに預けることになります。
ケージに関する規定は動物愛護の観点から結構細かく定められています。
・犬が立ち上がっても頭が天井に付かない事、
・犬が中で自由に向きを変えられる幅があること、
・一匹に付き1つのケージを用いること、
・床は液体などが染み出さない構造であること、
・木製はだめ、
・扉は外側からのみ開閉が出来ること、
などに合致していないといけません。
とはいえニーズは世界中にたくさんあるので、ネットなどで探せば簡単に適合品を購入することが出来ます。
Q:出発時はどんな手続きが必要なの?
Q:事前に獣医さんの健康診断を受けた上で、成田の検疫事務所に届け出ておく必要があります。これはFAXやメールで対応してくれるので大した手間ではありません。
これに加えて、出発当日に空港の検疫事務所でのチェックが必要になります。チェック自体は書類の確認と犬自身の健康診断(本当に簡単なもの)だけです。
なお犬を連れて出国される方は結構おられるようで、検疫事務所は混雑はしていないものの我が家の3匹以外にも常に1、2組は誰かが手続きに訪れておられる状態でした。
その三へつづく
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Posted at
2022/02/03 22:25:41