妻が使っているiPhoneが1週間ほど前からたびたび突然電源が落ちるようになりました。
2年ほど前にとあるキャンペーンで格安で新品を購入したものなので、バッテリーが劣化するには少々早いと思い、初めは「ちゃんと充電してなかったのでは?」「変な使い方をしたのでは?」と妻を疑っていたのですが、調べてみるとどうやら本当にバッテリーが寿命を迎えたようで、安定して?バッテリー残量100%表示からいきなり電源が落ちます。
こたつの中で温めると結構長生きしますが、15℃を下回る室温だと数分でいきなり画面が暗転します。
設定メニューからバッテリー状態を確認すると95%の表示なんですが、、、。
うーん、これまで安物スマホを何個か使ってきましたが、バッテリー劣化で使用できなくなったのは初めてです。ちょっと酷くないか?Apple!
早速ネットでサードパーティーの(ちょっと怪しい)バッテリーを調達して交換することにしました。
注文して2日後にはバッテリー到着。バッテリーと交換に必要な工具一式で2000円とはすごいですね。
なおバッテリーキットに同封されているマニュアルでは正直判らないところがある(キットの中身とマニュアルの説明が一致しない、とか、必要な手順が書かれていない、とか)ので、先人の皆さんがネットへアップされている情報/動画を確認してから作業に入ります。
作業そのものは、それほどややこしくはありませんが、お店では6000円ほどでやってくれるようなので、自信がない人はお店にもっていきましょう。自分で実施する際は自己責任でお願いします。
作業の中で気を付けるとすれば、ねじの寸法(長さ)が場所によって異なるのでどこから取り外したのかしっかり覚えておくことと、ケーブル類に負担をかけないようにすることでしょうか。
作業するうえで、ちょっとコツがいるのは、本体に防水テープで張り付いている液晶部分を引っ剥がす際に専用工具を隙間に突っ込むとき、と、バッテリーを本体に固定している両面テープを引きはがすとき、の2点だと思います。
冷静にやればどちらもそんなに難しくはないですが、私はバッテリー固定用テープをはがす際に失敗してしまいました。
失敗の理由は明確で、手を抜いてバイブレーターユニットを取り外さずに作業をしてしまったからです。バイブレーターユニットを避ける形で両面テープを無理な角度で引っ張ったために両面テープがバッテリー本体下部の保護テープに引っかかって無理な力が加わり途中でちぎれてしまいました。バイブレーターユニットを取り外して作業すれば全然問題ないはずなので、今後iPhone6sのバッテリー交換をされる方は、バイブレーターユニットを取り外してから両面テープの除去作業を行いましょう!
なおPhone6の場合はこの作業は不要のようです。
またテープがちぎれても、隙間から両面テープの端っこにピンセットなどでアクセスできれば作業は再開できるので焦らずに進めましょう。焦って力任せにやるとバッテリーを破損させてしまう危険があります。
ということで30分ほどで交換は終了し、無事iPhone6sは復活しました。
しかしながら、妻は今回の件で周りから「まだ6なの?」と言われてかなり少々へこんだらしく、また怪しいバッテリーの耐久性等に不安があったことから、iPhone SE(第2世代)に切り替えることになり、せっかくバッテリー交換をした6sは出番なしということになりました。
しかしバッテリー交換に分解作業が必要になるこの構造は問題だと思うんですがねぇ、Appleさん!!
Posted at 2020/12/06 00:01:33 | |
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