シティ、ギャランに続く3台目のダートラ用車両です。
過去の2台が”2名乗車仕様だがエアコン付き”だったのに、この車は”5名乗車仕様だがエアコンは無い”という不思議な仕様だったため、会場への行き帰りはかなり大変になりました。夏場の暑さはもちろんですが、雨が降った日の窓の曇りが大変!
更に私の手元へ来るまでにかなり使い込まれていたこともあって、有名ショップでばっちり仕上げたエボVやエボVIに囲まれるとかなり貧素に見えました。関東以外の地区では大丈夫だったのでしょうけど、、。
受け取った直後に感じたのが、「さすが強化クラッチ装着車だけあってクラッチが重いなぁ」でした。しかし数か月後に発生したクラッチ系のオイル漏れの修復時にマスターシリンダーをオーバーホールしてもらったところ、嘘のようにペダルが軽くなり、強化クラッチだから重たいとは限らないことを知りました。
皆さん、ちゃんとメンテをしましょう。
あと、フロアガードが装備されていなかったために、フロントタイヤで巻き上げた砂利がフロアの鉄板を削って穴を開けてしまい、雨の日のイベントでは室内が泥水でやたら汚れる状態になっていました。(初めは穴に気付かず、雨の日のイベントではリアの窓の内側!に泥汚れがつくので不思議に思っていた。床にもやたら泥水が溜まったし。)
またフロアだけでなく、リアサスペンションのロアアームマウント部も削れてちぎれる寸前になり、練習会の途中でいきなりリア左タイヤに鬼キャンバーがついてしまったこともありました。幸い、マウント部が完全にもげる前に気が付いたので大事には至りませんでしたが。
ハイパワー車両になると、自分が巻き上げる砂利によるダメージを低減するために、適切にガードやプロテクターを装備しないと、後々大変なことになるんだな、ということを実感した車両です。
なんだかトラブルのことばかり書いてしまいましたが、実際には致命傷になるトラブルはそれほど発生せず、ギャランと比べるとかなりパワーアップしていた(カタログ上は240馬力から260馬力)とは言え、引き続き低回転からトルクフルで大変扱いやすかったです。
さらにトラクション面で有利になるセンターデフへLSDが装着されて丸和向きになっていたこともプラスに働いたのか、自分としてはかなり楽しく走れましたし、見かけの貧素さ以上の成績をおさめることができました。
特に、きれいに仕上げられた同じクラブメンバーのエボVIなどに勝てた時はうれしかったです。笑
ということで3シーズン弱この車で活動しましたが、インタークーラーからのリークが発生するなど細かな不具合が増えてきたこともあり、手放すことになりました。
あまりお金はかけずに済みましたが、床の穴をふさぐと同時に当時流行していたサイドシルのウレタン補強を実施してその効果を実感したのもこの車でした。
Posted at 2021/02/02 23:45:31 | |
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