少し前に、C3エアクロスの良いところ(妻の意見) を紹介しましたが、今回は 「今一つなところ」 をご紹介します。
今一つな点 その一 : アイドルストップ
エンジン再始動時に発生する振動などが鬱陶しいことに加え、安全確認のための短い一旦停止でアイドルストップしてしまうとアクセル操作から車が動き出すまでにタイムラグが生じてヒヤッとすることが多いことから、妻も私もアイドルストップ否定派で、アイドルストップはキャンセルが基本です。
ところがこのシトロエンは、イグニッションキーをオフにすると勝手にアイドルストップが有効な設定に戻ってしまうので、毎回エンジン始動時に手動でキャンセル操作をしなければなりません。またそのキャンセル作業もタッチパネルでメニューを”車両設定”に切り替えを行わないとできない(国産車のようなハードウエアボタンが装備されていない)ため、たいへん面倒です。
コストの問題とか、カタログ上の燃費とか、いろいろ大人の理由があるのでしょうが、この車最大の「今一つなところ」に挙げられてしまっています。
今一つな点 その二 : グローブボックス
グローブボックスが冗談ではないか?と思うくらい小さいです。右ハンドル車市場を重視していないフランス車らしく本来運転席側に設置されるべきヒューズボックスが左ハンドル車と同じ位置に鎮座し続けているためにグローブボックスのスペースを左側7割程度は食いつぶしてしまっています。
もともと日本車と比べると収納スペースは少ない車ですが、このグローブボックスの小ささはそれに拍車をかけてしまっています。
サングラスなどのちょっとした小物を収納するのに苦労するのは、地味だけど、確実に大きなマイナスポイント、つまり「今一つなところ」だそうです。
今一つな点 その三: タッチパネル
この大きなタッチパネルのおかげで、センターコンソール周りのデザインがシンプルに、かつ大画面のバックモニター/スマホのナビが利用可能になっているのですが、各種操作がこのタッチパネルに集約されてしまっていることから、何をするにもタッチパネル上でメニュー切り替えをしてからでなければ進まない、となっています。
例えば、エアコンの温度や風量を設定変更したい場合でも、ナビの表示画面からエアコンの表示画面に切り替えるという操作が必要ですし、従来の車のようなハードウエアでのボタンやダイヤルではないので、走行中に適切に操作するのはかなり難しいです。
エンジンスタートストップボタンの左側にスペースがあるんだからそこにエアコン用の操作ボタンやダイヤルを設置すればよいのに、、。(トラクションコントロールよりもそっちのほうが重要でしょ?)
まあこのタッチパネルはシトロエンプジョーの各機種共通のようですし、国産車でも似たようなシステムは増えていますが、使用頻度が高い機能の操作が一瞬でできないこの構成はマイナスポイント、「今一つなところ」だそうです。
あと、このタッチパネルが故障したら、本当に何もできなくなるのはかなりリスクが大きいです。実際この半年で2度ほど、画面が真っ暗になって何もできなくなったことがあるので、少々心配です。
今一つな点 その四:エアコン
これは国産車と違う以上ある程度仕方がないのでしょうが、エアコンの操作パネルに表示される各種シンボルマークや表示方法がこれまでに乗ってきた車と全く違って非常にわかりづらい、つまり今一つなとことだそうです。
同じフランス車のルノーを見ると同じマーク類を使っていることから、フランスではこれが普通の表示である、と割り切って我々が慣れるしかありません。しかし、国際基準を作るのが大好きなフランスらしからぬ独自路線はどうしたことでしょう。
なおタッチパネルの件もあって、妻はエアコンの設定を変更するのはほぼあきらめた、ということです。笑
今回はC3エアクロスの欠点というか 今一つのところ を上げましたが、全体としてみるととてもい車だ、と妻は言ってます。
Posted at 2020/09/27 00:28:27 | |
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C3エアクロス | 日記