スキーやゴルフなどは上級者であっても専門家の指導を受けることで、おかしな癖や自分の思いこみによる技量への悪影響を防いでいます。
これは自動車の運転においても同じだ、と自分は思うのですが、第三者に運転をチェックしてもらえる機会はなかなかありません。
また、他の人の運転に意見するのは正直難しいですし、逆に他の人から意見された場合、素直にそれを受け取るのはもっと難しいです。笑
さて、現在我が家には1歳半になる犬がおり、たまに片道30分ほど離れたところにあるドッグランへ連れていくのですが、これが自分の運転のまずい部分を発見する良い機会になります。
人間と違ってシートに身を預けられず、また車の動きやドライバーの操作を予想できない犬は、ドライバーの操作が不適切な時はすぐに態度(シート上でうろうろする、異常に緊張する、等)に表してくれます。まだ車に慣れていないせいもありますが。
犬がゲロゲーロになると車の内装にも被害が及びますし、妻からの「犬がかわいそう」という非難の声も覚悟せねばなりませんから、アクセルワーク、ブレーキング、ステアリング操作、すべてに細心の注意を払いうことが求められます。
減速も加速も滑らかにGを立ち上げてかつ、最大Gを一定に保つようにペダル操作をする。横Gが徐々に(でも速やかに)増えるように滑らかにステアリングを回転させ、また小刻みに切り足したり戻したりすることなく横Gを安定させる、ステアリングを戻す際は加速に連動させて徐々に戻すことで横Gが増減することを防ぐ、、などなど。
更に、ギャップの少ない路面を通過できるように走行ラインを選ぶ、ギャップからの突き上げを減らすような操作をする、など外乱による影響を最小限にする対応も必要になります。
私自身は、普段から可能な限り滑らかに車を動かすように心がけているつもりなのですが、犬を乗せるたびに「まだまだ精進が必要なレベルだなぁ」と痛感させられるので、運転技量向上の良い機会だ、と思って活用させてもらっています。
Posted at 2021/10/31 21:50:22 | |
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