私はTravelproと言うメーカーのスーツケースを愛用しています。
日本ではほとんど知られていませんが、アメリカの空港ではパイロットやCAの皆さんが使用されているのをよく見かけます。派手さはないが使いやすくコストパフォーマンスが非常に良いと評判のメーカーです。
プロのパイロット御用達!と聞いて、私も購入し愛用してきました。ミーハーなんですよ。
これは機内持ち込み可能サイズより少し小さいのですが、座席の下に押し込むことが可能なので、荷物の収納場所に困るアメリカの国内線を利用する場合には重宝します。(アメリカの国内線は荷物を預けると別料金がかかるので、みんな機内持ち込みにする。つまり頭上の収納場所がなくなるケースが珍しくない。)
さすが耐久性に定評のあるTravelpro、8年ほど酷使してきましたが合成皮革が使われている取っ手などに劣化は見られるものの、まだまだ使えそうです。
しかし私はアスファルト路面を結構な距離歩くケースが多いので、キャスターには結構負担がかかっていると思われます。それを考慮して2輪タイプを選んでいるのですが。
先日羽田空港の通路でスーツケースのキャスターの破片を見かけてしまったので、予防措置?としてキャスターを交換することにしました。
Travelproは部品を壊れた/劣化した場所だけ部品を交換可能な構造になっており、キャスターも例外ではありません。ただ部品取り寄せはアメリカからになるので、今回はAMAZONで販売されているローラースケート用で対応することにします。
小さなビスで留まっているサイドカバーを外すとシャフトの頭が見えます。普通のスーツケースだとシャフトがカシメられているので取り外すのが少々面倒なんですが、補修前提の構造が素晴らしい!
ヘキサレンチでシャフトを取り外すとホイールが外れます。トレッド面もベアリングも全然問題ありません。ただシャフトにいろいろゴミがたまってました。たまには掃除せねば、、。
スケート用ホイールはオリジナルと同じ径の74mmを選択。ただそのままではシャフトの径とベアリングの内径が合わないので、同じくAMAZONで入手した専用スペーサー(これもスーツケース用ではなくスケート用だそうです)をベアリングの内側に挿入します。
またそのままだと、少しホイールの幅が狭くて左右にガタが出てしまうので、ワッシャーを数枚かませています。
交換後ですが、見た目ほど変化は感じられませんでした。
オリジナルのホイールが結構品質の良いものだったのと、致命的に劣化していたわけではなかったので、当然と言えば当然ですが、ちょっと残念。
でもこれでもう数年は安心して愛用できますね。
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Posted at
2023/05/02 08:31:00