
我が家にはホンダの仮払い機があります。
ホンダ製なので当然4ストロークエンジンが使用されています。
以前使っていた2ストロークエンジンのものより少々本体が重たいことがデメリットとして挙げられますが、
・混合燃料を準備しなくてよい。
・排ガスが臭くない。(2ストは作業中はもちろん服や体に臭いが残る)
・低回転のトルクが太いので排気音が比較的小さい。
・低回転で使用できるので燃費が良い。
等がメリットとして挙げられます。
10月も中旬を迎え刈払い機の活躍シーズンも終わりが近づいてきたことからしばらくサボっていたメンテナンスをすることにしました。
その①
ギアボックスへのグリスアップ
この刈払い機を購入して10年ほどたちますがグリスアップした記憶がありません。まあ使用頻度が低いのでトータルでの運転時間は100時間にも届いていないとは思います。
とはいえ先日の草刈り中に先端部から少々不穏?な音がしたように感じたので今更ながらグリスアップすることにします。取り扱い説明書によれば「30時間で販売店にもっていけ!」とのこと。
使用したのはT25トルクスとグリスです。ホンダでは二硫化モリブデン入りのリチウムグリスを推奨しているようですが、今回はホームセンターで刈払い機用として売られていたものを購入しました。
グリスアップを行う場所です。
T25トルクスを使用して2か所のボルトを取り外します。
グリスを注入します。
グリスガンは使用せずチューブで押し込みます。結構力が要りますよ。

新しいグリスを押し込むと、ほどなくもう一方の穴から古いグリスが出てきました。つまりグリスはほとんど減ってなかったみたいです。
押し出された古いグリスはモリブデン入りだからなのか黒いですね。今回押し込んでいる新しいグリスは透明黄緑色のものです。(シマノの自転車用グリスと同じ色)
ギアボックス内のグリスを撹拌?するためにチップソーを手で回転させながらグリスをどんどん押し込みます。
押し出されるグリスの色がきれいになったらグリスの注入は終了。2本のボルトを元に戻し、はみ出したグリスを拭き取ったらグリス交換作業は完了です。
その②
エアクリーナーエレメント清掃
これも購入以してから一度も実施してませんでした。
エレメントカバーを取り外したところです。

新気吸入は主にエレメントの下側から行われますが、そこを含めほとんど汚れはありません。ただ少々エレメントの油分が乾いているようだったのでエンジンオイルを少し追加しておきます。
あと、エレメント下側(外気導入側)に加水分解による劣化が発生しているので、次回は交換が必要と思われます。
その③
オイル交換
ここ数年は年に2回程度しか使用しなかったこともあり5年ほど無交換で来てました。
なので交換します。バモス用に購入してあった10W-30です。

車ほどではありませんが、抜き取ったオイルはそれなりに汚れてました。
メンテが終わりましたので、刈払い機さんには来シーズンに向けてしばらく休んでもらいましょう。お疲れさまでした。
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Posted at
2024/10/16 20:17:56