
10シーズン以上同じアルミ製ストックを愛用してきましたが、よくよく観察するとかなり曲がりが発生しており(勝手に曲がったのではなく自分が曲げちゃったのですが、、)、見た目がかなりミゼラブル。
幸い?にして以前スキー板を購入した際におまけでもらったもののほとんど使っていないカーボン製ストックがあるので、次回からそれに切り替えるべく準備をすることにしました。
その新しいストックを使わなかった主な理由は「自分の好みより少し長い」でした。なので、必要な作業は「好みの長さにカットする」です。
ただ、昔アルミのストックを調子に乗って一気に7cmばかりカットしてえらい目にあった経験があるので、今回はその経験を生かしてまずは4cmだけカットすることにしました。(一気に4cmはやりすぎ?)
この作業で肝になるのは
#1:グリップをシャフトから抜き取る
#2:カーボンシャフトをカットする
の2点だと思います。
#1に関してはグリップを温めることが基本になりますが、やんわり温めても時間と労力の無駄遣いになりかねない(=結局抜けない)可能性が高いので、熱湯を使います。

沸騰直前まで沸かしたお湯に2分ほどグリップを浸け、十分に温まったところで取り出しやけどに注意しながら一気に抜き取ります。作業時は火を消してくださいね!あと奥さんが居ないタイミングで実施したほうがいいと思います。笑
このストックは接着剤や両面テープ類は使用されていなかったので、温めることでグリップを膨張させシャフトとのクリアランスを発生させることがメインの狙いになります。
#2に関して私はロードバイクのコラムカット用にカーボン専用のこぎりを持っているのでそれを使ってカット。一本あたり一分もかかりませんでした。多分金属用のこぎりでも大丈夫だと思いますが。
シャフトのカットが終わったら、シャフトエンドにグリップとストラップを固定する部品を押し込みます。これを忘れると二度手間になるので注意。
そして単体になっているグリップをお湯で十分温め、シャフトを突っ込みストラップをねじで固定して完成です。写真を撮り忘れましたが、お鍋でグリップを温めている図はかなりシュール。
グリップ下端を基準に新旧ストックの長さを比較すると、新しいものが1㎝ほど短くなりました。冒頭の写真がカット後に新旧比較したものです。
もう少し短くてもよかったかも。
重量については1本あたり古いアルミ製が233gだったのに対して新しいカーボン製が209gなので1割ほど軽くなってますし、新しいものはシャフトが細い分空気抵抗も少ないので、滑走時の取り回しが軽快になると思われます。
さて次回のスキーがとっても楽しみです。
ブログ一覧 |
スキー | 日記
Posted at
2025/01/05 22:02:25