最近スキースノボでは衝突時などの安全を考慮し「天候にかかわらずゴーグル&ヘルメット」が標準になっているようですが、ゴーグルだと左右の視野が狭くなってしまうので私は「晴天時はサングラス、曇り/降雪時はゴーグル」という使い分けをしています。
ということで使用頻度は高くない私のゴーグルですが、よくよく確認すると上部空気抜き口のスポンジが劣化し剥がれ落ちそうになっていました。スポンジなどの劣化は使用有無に関係なく経過時間とともに進みますからねぇ。
降雪時にこの部分が取れてしまうとかなりまずい事態に陥るので今のうちに何らかの対応が必要ですが、レンズを含むゴーグル本体は全く正常なので自力で修理することにします。結構お高めのゴーグルだったし。
修理といってもやることは
劣化したスポンジを取り除き、新しいスポンジに張り替える
だけですけどね。
修理に使う新しいスポンジですが、何かの荷物の緩衝材に使われていたと思われるスポンジの塊が手元にあったので、それから切り出すことにします。
均等に厚さ1mmくらいで切り出せればよいのですが、これが難しい。

最小1mm~最大4mm程度になることは避けられないので、必要面積の3,4倍の大きさに切り出し厚さが1-2mm程度になっている部分を選んで使用することにしました。
ゴーグルのフレーム部分にこびりついているスポンジの破片や接着剤を、マイナスドライバーなどを使って削り落とします。
なお一連の作業を行う際にはレンズはフレームから取り外しています。そのほうが作業がしやすいですし、曇り止め加工されているレンズ内側を水洗いできれいにできますからね。
準備したスポンジを該当場所の形状に切り抜きますが、簡易でも型紙を作って作業したほうが早くかつ精度よく作業できると思います。今回私はプリンター用紙と鉛筆を使って型紙を作りました。
切り抜いたスポンジは接着剤を使ってフレームに接着します。接着剤は「ボンドGクリア」を使いました。接着剤は爪楊枝などを使うとつけやすいです。
で、完成です。
今回は上部だけを交換しましたが、下部のスポンジも1,2年後にはダメになるでしょうから同じような手順で交換しようと思います。
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Posted at
2025/04/02 12:54:11