カートですが、復活させたものの結局今年は2回しか走行しませんでした。残念。
来年の走行に向けて、これまでの走行で気になった部分や、復活前に十分面倒を見れなかった部分への手当を行いました。
まずはエンジン部分。
★キャブレター
私が使用しているKT100にはワルボロWB-3Aというキャブレターが装着されています。FCRなどのハイパフォーマンスモーターサイクル用と比べ大変シンプルな構造ですが、本来の性能を維持するためには内部部品の交換やフィルター類の清掃は必須です。
しかし長らくそれらを実施しておらず、先日のフェスティカでの走行でも「中速域に力がないし回転の伸びも良くない」との指摘をもらったので、今回はダイヤフラム類の交換とフィルター類の清掃を行いました。
ダイヤフラム類に目視できるような劣化はありませんでした。でも使用後5年以上放置していたんだから多分ヘタっていたでしょうね。
フィルターにはごみがいっぱいトラップされているのを発見してしまいました。関係者が見たら卒倒しそう、、。
フィルターのゴミは全部取り除き、ダイヤフラム類は全部新品に交換しました。本当はチェック圧の調整もしたほうがいいんでしょうが自分には対応できない部分なので、次回の走行の結果を見てから考えます。
★エンジン本体
以前は定期的にメンテに出していたのですが、今は運転時間もさっぱりわからない状況になっています。せめてピストンリングだけでも交換しようと考えその下準備(ピストンサイズ確認)のためにヘッドを剥がしてみました。
ピストンヘッドは全体にカーボンが付着しており、ピストンサイズの刻印は確認困難な状態でした。
シリンダーヘッド側にもカーボンが付着していますが分布も厚さも不均一です。

この状態が正解なのでしょうか??キャブもあれでしたし、私も合わせ切れていないでしょうから多分変なのでしょう、、、、。
ヘッド側のカーボンは樹脂製のヘラでこすれば取れる部分が多かったです。
とりあえず現時点でできることはないので、エンジンヘッドはもとに戻しています。
★エキパイ&サイレンサー
どちらも少々見た目がみすぼらしくなっていたので、耐熱塗料(つや消し黒)で塗装してみました。
使用した塗料
エキパイ
サイレンサー
庭でぶら下げて乾燥中の図。

塗装に先立ち内部の確認と簡単な清掃も実施してます。
何とかピストンサイズを把握し、新しいピストンとリングに交換したいです。さてどうしたものか、、、。
次はフレームですが、長らく本格整備していないのでやることいっぱい出てきそう。
Posted at 2025/01/01 17:48:58 | |
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