
我が家のC3エアクロスも2回目の車検の時期となりました。
我が家に来る前に半年ほどディーラーで滞留していたようなので、我が家での経過時間は4年と半年ですが。
以前と比べると自分が時間の都合を付けやすい状況になっているので、今回は久しぶり(5年ぶり?)にユーザー車検で対応することにしました。
予約に関しては以前と同じようにネットから対応可能です。2週間先までの予約が可能なので、車検の残りが1.5か月を切ったあたりで対応しました。
混雑するタイミング(月末や週末週頭)を避けつつ、何かトラブルがあってもリカバリーできる時間を確保できるように、火曜日の午前中を予約しました。家から車検場まで1時間ほどかかるので第二ロットを指定。早起きは苦手だ、、。
予約番号が提示されるのでメモを取って当日持参します。
事前に灯火類や油脂類の確認を行うとともに、下回りの汚れを高圧洗浄機で洗い流します。リフトに載せて洗うわけではないので限界がありますが、検査ラインで下回りを確認してくださる担当者の方のことを考えるとできるかぎりのことはしておくべきと思います。あと同時にエンジンルームも軽く洗浄。
それとホイルナットにアクセスできるようホイールのセンターキャップも外しておきます。簡単に外れるので当日でも大丈夫なんですが、余裕のあるタイミングで対応しておいたほうがつまらないトラブルを回避できると思います。
なお検査項目に影響を与えそうな改造はしていない、ダート走行など過酷な環境では使用していない(当たり前だ!笑)ことから、光軸やアライメントの事前確認はしていません。
書類関係ですが、事前に準備したものは
OCR申請書専用3号:自動車検査登録 総合ポータルサイト にある継続検査に必要な書類のページからたどり着ける(ちょっとわかりにくい)申請書類を作成というページに必要情報を入力してプリントアウト。むろん手書きでもよい。
24ヶ月点検整備記録簿:ネットで入手可能なトヨタのものを使用。
の二つです。自賠責は当日現地で新しいものを入手するつもり。
さて5年ぶりの関東運輸局栃木運輸支局ですが、建物のレイアウトなどに変化はありません。
また全体の流れも以前とほぼ同じでした。
大まかに書き出すと以下の通りです。
①到着時のオドメーター表示距離をOCR申請書専用3号の指定場所に記入する。
②一番左側の建物A棟の#4窓口にがユーザー車検受付なので、準備してきた書類一式と受付番号を提示する。
③自動車重量税納付書(ピンクのやつ)と自動車検査票 (検査ラインで使うやつ)をくれるので、背後の机で必要事項を記入する。すべてボールペン。
④右隣の建物C棟へ行き、左端窓口で書類一式を渡して、重量税と検査費用などを払う。(実際には印紙を各書類の指定場所に貼ってもらう)
⑤C棟の右側の建物D棟へ行き、新しい自賠責を購入する。
⑥それらをそろえてA棟の#4窓口に戻り、一連の書類に不備がないか?を確認してもらい、OKであれば検査ラインに向かう。
⑦検査ラインに並び、同一性確認を待つ。(この待ち時間を利用してラインの状況を確認した。久しぶりなので。)今日は7台程度並んでました。
⑧同一性確認では、灯火類ワイパーホーン警告灯運転席横窓の確認に加え、VINおよびエンジン型式の打刻確認が行われる。
⑨検査ラインは#4と#5はほぼ同じ自動&4WD対応のもの。オートヘッドライトは#4はダメ、ディーゼルは#5はダメ、と書かれていた。今回はなんとなく#5を選択。
⑩まず排ガス確認。プローブを突っ込んでドライバーが指定位置に立つと自動的に測定される。以前存在した選択ボタンは無くなっている。ここで記録。
⑪ローラーへ進む際にサイドスリップを確認。ローラーに乗ると、速度計、ブレーキ、ヘッドライト、それぞれの確認を指示に従い行う。検査終了後ローラーから前にすすんだところでそれらの結果を記録。今日は担当官の方が記録してくださったので下車せずに済みました。
⑫最後に下回りの確認。表示される指示に従いピットへ進入し、エンジンを停止させたうえでブレーキをかけたり放したりする。
⑬作業終了後は指示に従い車を前進させてラインエンドで停車させ、下回りチェックの結果を記録。
⑭そのまま書類一式をラインエンドの窓口に提示し処理してもらう。
⑮車を駐車場へ移動させ、A棟の#4窓口横のトレーに書類一式(バインダーを含め不要なものはこのタイミングで抜き取ってしまう)を提出する。提出する際は窓口にある番号付きの黄色いクリップで挟み、クリップと対になっている番号札をうけとっておく。
⑯数分待つと番号が呼ばれるので、番号札を返し新しい車検証などを受け取る。
気が付いた前回との差異を書き出してみると
★一番初めの受付は、前回は窓口横のパソコンのリーダーに車検証のQRコードを読み込ませることで行いました(自動車検査票への記入も自動だったので楽だった)が、今回はちょうどシステムが故障中だったらしく窓口の担当の方に声がけをして行いました。
★前回は重量税・検査費用支払いと自賠責購入後はそのままラインへ行くよう指示された(以前のような書類チェックはしない、といわれた)のですが、今回は窓口に戻ってきてチェックを受けてからラインへ行くよう指示されました。おそらく検査ラインで書類不備がたくさん発見されたのでは?と想像します。
★ホイルナットの締め付け確認がなくなった?(以前は柄の長いハンマーでたたいていたのだが今回は記憶にない)
でしょうか。
あとこのC3エアクロスはVIN打刻は運転席床面にあるのでそのためにボンネットを開ける必要はないのですが、エンジン型式の確認のためにボンネットを開ける必要があります。このエンジン型式の打刻が大変確認しずらいところにあるのですが、担当の方は簡単に上から確認されてました。さすが専門家ですね
今回は9:30に到着して、新しい車検証を受け取ったのが10:45でした。検査ラインの中休みをはさんでいるので、実質1時間で完了したことになります。
また費用は、自賠責17650円、重量税24600円、検査費用など2300円でした。
さてこれから涼しくなるので、ブレーキ周りの清掃や冷却水の交換などを進めていこうと思います。