
GA2に続く2台目のダートラ用車両です。
練習会でGA2をひっくり返してしまったので、次乗るならリアタイヤが駆動されている4WDクラスが良い!と4WD競技車両を探し始めた一方で、最小軽量クラスのGA2からいきなり4WDクラス主力車両であるランサーやインプレッサに乗り換えるといろいろ苦労するのではないだろうか、などと思案していたところ、知り合いから格安ギャランの話を頂いたので、ありがたく譲り受けたのがこの車です。
この車はフレーム番号を見る限りは初期型205馬力のようなのですが、なぜか外装やエンジンが最終型である240馬力仕様に組み替えられており、またよく観察すると、ボディーに気合の入ったカラーリングが施されていた形跡があったり、ロールバーがインダッシュで丁寧に組まれている、など、おそらく元々は有名なショップの有力選手が使用していたのではないか?と推測され、譲ってもらった私にとってはかなりお得感が高かったです。
練習用の車両と割り切っていたこともあり、ライフ面で有利な硬質路面用のタイヤしか使用しませんでしたが、FWDだと空転してなかなか速度が上がってこないような路面でも、さすがに4WD!アクセルを踏んだだけどんどん加速してしまう圧倒的なトラクションに、練習走行中に思わずニヤついてしまった記憶があります。(第三者的に見ると単にアブナイ奴ですね)
GA2と比べると、大柄なボディーにハイパワーな車でしたが、低回転域から力のあるエンジンや素直なハンドリングだったことから、あまり苦労することなく慣れることができ、結果的に4WDについていろいろ勉強することができました。
しかしながら、ランサー/インプレッサと比べると戦力的には不利なことは明らかで、またフレームにクラックが発生している、エアコンが効かなくなった等、このまま維持すると費用的に厳しくなりそうだったことから、譲ってもらってから1年が経過する前に手放すことにしました。
なお自分にとっては、SW20とGA2に続く3台目の2名乗車仕様の車両で、またドアが4枚あるのに2名しか乗れない車はこのギャランが初めてでした。
この車で、印象に残っているのが、バブル時代モデルの最上級グレードVR4がベースだったので内装がかなりしっかりしていた、という点です。この次に乗り換えたエボ2の貧素さとの落差がすごかったです。
また自分の愛車歴の中で唯一の4灯式ヘッドライトを持ったモデルでその明るさにはびっくりしました。GA2(をはじめとする当時のHonda車)が702Kという暗いバルブを採用したヘッドライトだったために、バルブを変えたりリレーキットを組んだりして少しでも明るくしようと工夫していた反動もあったのでしょうが、とても走りやすかったです。
Posted at 2020/09/21 22:59:36 | |
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