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2012年05月11日

ミステリー・オブ・塩谷瞬

ミステリー・オブ・塩谷瞬
最近の不可思議でおもしろい話題と言えば、塩谷瞬の「二股騒動」だ。通常の二股なら世間にありふれているが、TVドラマでもあり得ない偶然の出来事が、これまたあり得ない時間軸に沿ってドラマチックに展開したストーリーとなっている。


 塩谷瞬は二人の女、園山真希絵と冨永愛と同時に付き合いを始める。そして園山と出雲に婚前旅行に行き、彼女の親戚にも紹介された。その翌日の午後、塩谷は冨永にプロポーズしている。しかも当日の昼までは園山に会っていて、彼女の作ったお弁当を食べているのである。その後、冨永が園山の経営するレストランに食事に行き、その場で園山に結婚相手がいると告げる。二人の女は友達同士だったが、そこで初めて園山は冨永の結婚相手が塩谷瞬であることを知るのである。



 彼がどうしてそのような行動をとったか、彼自身もわからないと言っている。人というのは人格に同一性を要求される。今日の自分と明日の自分は違ってはいけないのである。だが、そういう同一性を取り払って、彼の心理を微分してみると、全く理解できないわけでもない。



 こういう例えはどうだろう?クルマを1台しか買う予定がないとして、ポルシェのディーラーに行って911を発注して来る。そして翌日、今度はフェラーリのディーラーに行って458を発注してしまう。自宅に戻り、奥さんからなぜそのようなことをしたか問い詰められる。まあ、認知症になってしまったという解釈も成り立つが、クルマ好きならそういう心理も理解できるだろう。塩谷瞬の心の中でも同じようなことが起きてしまったのではないだろうか?



  園山真希絵というのもキャラクターが際立った女だ。学生の時は太っていて学校仲間からはからかいの対象だった。ダイエット目的で試行錯誤しているうちに食文化に目覚めた。「食」で自分が変わったのだから今度は自分が「食」で人に変化を与えたい。そういう信条の持ち主である。
 塩谷瞬と付き合い始めて間もなく、彼女の強烈なコントロール欲求が彼を覆ってしまう。彼のマンションに通い手作り弁当を運ぶ日々。ふがいない男の塩谷瞬を自分が育て上げないとだめだと思い込んでしまう。



一方の冨永愛は179cmもある大女で塩谷よりも背が高い。モデルというのは外人もそうだが、女性であるにも関わらず男性ホルモンの影響を受けた人が多く、男っぽい容姿をしている。冨永愛も男顔をしている。性格もどちらかとい言えば男っぽいかも知れない。



 そこで、塩谷瞬の心の中に何が起きたか推察してみよう。まず園山に対しては当初は母親に対するように依存し、それがすごく心地よかったのだと思う。ところが園山の異常なコントロール欲求がやがて負担に感じる自分がいることにも気づき始めた。
 一方、冨永に会った時は、自分の中のおねぇキャラが目覚めてしまい、その凛とした彼女のかっこよさに惚れてしまった。つまり、自分の中の女性が冨永の中の男性に恋をしたのである。



 塩谷瞬は、不幸な生い立ちの人間によくあるように、自分が幼い時得られなかった愛情を大人になってからも様々な人に、時に母親、時に父親を投影しながら希求する。その時は自分が子供返りしている。それと成人の通常の恋愛感情がオーバーラップしてしまうのである。だから彼自身わからなくなる。好きになる感情の源流がどこから来るのか。自分は相手に何を求めていたのかも。




   
    最後に彼は泣いた。あれは本当に悲しくて泣いたのだと思う。

















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Posted at 2012/05/11 22:05:34

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この記事へのコメント

2012年5月11日 23:54
911と458に恋をして、幸せな事に両方を手に入れて誠に幸せな人生であります。
よく、車や時計を女性に例える事がありますが、女性はそんな甘いものではありませんよね。
同じような事をしたら、僕は家も財産も車も、何よりも一番大事なもの(家族)を失うでしょうね・・・。
やっぱり家族あっての車です。僕には・・・。
しかし、先生の推論は説得力ありますね。
素晴らしい・・・。
では、明日
コメントへの返答
2012年5月12日 8:44
>女性はそんな甘いものではありませんよね
 そこの区別を間違うと窮地に追い込まれますね。そういう例はけっこう聞きますけどw

 だけど、世間体や社会のルール、相手の気持ちを無視すれば、複数の女性と付き合いたいというのは男性の本能の中にあるかも知れませんね。

 では、今晩にでも!
2012年5月12日 2:36
塩谷って酷い人だなぁ女の敵だなぁと思ってましたが、隠し子こさえて妻にも隠していた宮根のようなクズにまで非難されていたときは、さすがに不憫に思いましたねw他にも略奪愛しているアーティストや二股かましたり隠し子こさえている芸能人なんてゴマンといるんですから、マスコミは塩谷のような無名芸能人だけ追い回すのではなく、もっとメジャーな有名人の私生活にもメディアスクラムしかけて情けない泣きっ面を撮ってくれたら面白いのになぁ、と性格が悪いことを考えながら一連の報道を見てました。
コメントへの返答
2012年5月13日 23:34
 このニュースが出た時、冨永愛しか知りませんでした。スーパーモデルと呼ばれる人がこの程度の男に惚れるのかと、ちょっとがっかり(^_^;)
 宮根も、なんであのような品格のない奴がTVでしたり顔で司会やっているのか。
 塩谷瞬の面白いところは、自分の行動の結末をまったく予想しないで行動していたことですね。人格の統合が緩いのは事実だと思います。簡単に言うとお馬鹿さん。
 女性ってそういう男を好きになるんですね((+_+))
2012年5月12日 7:28
それより、昨日の金スマ観てですね、
今更そんな事を公共の電波で言うなよ!
料理本や自分の店の売名行為だろ!!
って~、オイラは思いましたけどね。

こういうのって大人のルール違反でしょ。
墓場まで持ってくか、せめて相手が死んでからにしなさい。(笑)
コメントへの返答
2012年5月12日 9:01
 そう、この日記のネタの出所はその番組です。正直不遜な女だなと嫌悪感を覚えました。だから塩谷がこの女に依存しつつも逃げ出したかった気持ちもよくわかりました。
 元霊能者に自分も被害にあったと名乗り出た女も相当キモイですよ。そのことを本にまとめて出したりしてね。
 あ、あと「私を手玉にした獣医」という本が、秋田魁出版社から出るそうですよ!(嘘)
2012年5月12日 13:56
塩谷さんの最初の「泣き」は素晴らしい作戦だと感心しました。
うまい言い回しが思いつかない緊急時には、黙って憮然とするよりは、
「泣くなんてだらしない」とか、「男らしくない」とか誰でもいいやすいコメント云わせている間に時間が稼げそうです(笑)。2股3股は源氏物語の昔から認められている所業ですから、時間がたてばどっちもどっちといういつもの結果に落ち着きますから。
今回は塩谷さん養護派が早い段階に居たのが面白かった。
首筋が鶏がらみたいな料理研究家(複数)や社食の提唱する料理が、まずそうで、心の健康に悪そうなので食べたくありません。(余談)
コメントへの返答
2012年5月12日 17:00
 う~ん、笑うより他はないですね。冨永愛と園山真希絵だったから、ま、いいかということになったのではないでしょうか?)^o^(

 昔、火野正平という女たらしがいましたが、女性を代えるたび○スになっていったので、皆話題にしなくなりました。

 健康や美容を主張する本人自身が不健康な印象(精神的にも)を与える人、多いかも。(+o+)
2012年5月13日 23:23
こういう時に泣く奴を安パイだと油断してたら
「子どもみたいでほっとけない」
ってあっちに行ってしまった女性がいた事が
あったようななかったような....
コメントへの返答
2012年5月13日 23:36
  もしかしたら、男が女の人格よりボディに惹かれるように、女はそういう男に本能的に惹かれるのでは??
2012年5月14日 11:25
先生、こんにちは。

全く当てはまりませんが、最後の1節には、小生も共感できるものがあるような。どこかで無償、無限の愛情を求めてしまう人格障害。

でも、富永は×一で母親役、もう一人はすこし物足りないけど、結婚するなら・・・という相手だったのではないですかね?
コメントへの返答
2012年5月14日 14:51
 こんにちは!

 私も彼はそのようなタイプの男ではないかなと。またそれが一部の女性の母性本能をくすぐるのでしょうね。

>もう一人はすこし物足りないけど
 いや、これが実はそうではなかったのです。金スマに彼女が出演して、今回のことを赤裸々に話していましたが、モンスター級の女性です。強引な共依存関係に持ち込むタイプですね。


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「@terry997 人のクルマにのせられる時それを少し意識します。自分の運転の時はしないけど。(^_^;)」
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